【一覧】特約店のANAカードマイルプラス活用でマイルがかなり貯まる

マイルを貯めて旅行をお得に楽しむ「陸マイラー」にとって、ANAカードマイルプラスはぜひ活用したい強力な仕組みです。

日々の買い物やサービス利用の中で、現金やポイントカードで支払うのではなく、ANAカードで決済するだけ。それだけで、通常のクレジットカード決済によるポイント還元に加えて、さらにボーナスマイルがもらえる仕組みが「ANAカードマイルプラス」です。

特約店と呼ばれる加盟店舗でANAカードを利用することで、マイルの還元率は1.5倍から2倍にまでアップします。特約店は全国に数千店舗以上あり、日常使いできるコンビニのセブンイレブンや、ドラッグストアのマツモトキヨシ、ガソリンスタンドのENEOS、カフェのスターバックスなど、誰もがよく使うお店が対象です。

一方で、この仕組みを知らずにANAカード以外で支払ってしまうと、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまうことになります。現金払いや、ポイント還元率が良いからと他社カードを使ってしまうと、その分のボーナスマイルは一切付きません。

陸マイラー活動は、こうした小さな積み重ねが重要です。ANAカードマイルプラスを味方につければ、普段の支出を効率よくマイルに変え、年間数万マイルの差を生むことも可能です。

この記事では、ANAカードマイルプラスの仕組みから、対象となるカードの種類、特約店の一覧や注意点、そして陸マイラー目線での賢い活用方法まで、詳しく解説します。日常の買い物やサービス利用が、これまで以上に楽しく、お得になるはずです。

ぜひ最後までお読みいただき、あなたの陸マイラー活動に役立ててください。

ANAカードマイルプラスの仕組み

ANA特約店での買い物がなぜお得なのか？

ANAカードマイルプラスは、ANAカードを使って特約店で買い物やサービスを利用するだけで、通常のクレジットカード決済で貯まるマイルに加えて、さらにボーナスマイルが積算される仕組みです。

たとえば、ANA VISA ワイドゴールドカードなら、通常のショッピングで100円＝1マイルが貯まりますが、特約店で使えばその1.5倍〜2倍、つまり100円＝2マイルになることもあります。

この「特約店」というのがポイントです。全国にある加盟店は、コンビニや百貨店、ガソリンスタンド、カフェ、ネット通販サイト、ホテル、レストランなど多岐にわたり、誰もが日常的に利用する店ばかり。

つまり、現金払いや別のクレジットカードで支払っていた日常の買い物をANAカードに置き換えるだけで、どんどんマイルが貯まるのです。これがANAカードマイルプラスの最大の魅力と言えるでしょう。

特約店での支払いの際は、忘れずにANAカードで決済することを覚えておきましょう。

通常還元との違いとメリット

ANAカードを持っていれば、どの店で使っても通常のマイルは貯まります。しかし特約店での利用は、ボーナスマイルが「追加」で付与されるのが大きな違いです。

このボーナスマイルは、ANAマイレージバンクに直接積算され、カードのポイントとは別管理。通常のクレジットカードのポイント還元や、リボ払い時の優遇ポイントとも重複して獲得できるため「二重取り」が可能です。

例えば、通常1%還元のゴールドカードで10,000円支払うと100マイルですが、特約店でなら最大2%還元＝200マイルになります。

年会費の安い一般カードでも、特約店なら通常0.5%→最大1.5%にアップ。

日々の支払いが多い人ほど、年間で数千〜数万マイルという差が出るのが大きなメリットです。

ボーナスマイルの計算例

では、実際にどれくらいのマイルがもらえるのか、具体的な計算例で見てみましょう。

例）ANAワイドゴールドカード（通常還元1%）で特約店を利用した場合

• コンビニで10,000円の買い物

  • 通常還元：100マイル

  • 特約店ボーナス：+50マイル

  • 合計：150マイル

例）ANAプラチナカード（通常還元1.5%）で特約店を利用した場合

• ガソリンスタンドで20,000円の給油

  • 通常還元：300マイル

  • 特約店ボーナス：+200マイル

  • 合計：500マイル

通常よりも50〜100%多くマイルが貯まることが実感できるでしょう。

どのくらいマイルが貯まるのか試算

実際に年間の支出を試算してみると、特約店を意識するだけで大きな違いが出ます。

例えば、毎月以下のように特約店で支払うとします。

• セブンイレブン：30,000円

• ENEOS：10,000円

• 高島屋：20,000円

• スターバックス：5,000円

合計：65,000円／月 × 12ヶ月 = 年間780,000円

一般カード（通常0.5%）なら通常3,900マイルですが、特約店利用で+3,900マイル、合計7,800マイル。

ゴールドカードなら、さらに高く年間15,600マイル相当も夢ではありません。

特約店を活用しない場合に比べ、年間で1回以上の国内往復特典航空券分（約6,000マイル〜）を追加で貯められる計算です。

つまり、特約店利用の意識ひとつで、マイルの貯まり方が飛躍的に変わるのがANAカードマイルプラスなのです。

対象となるANAカードの種類

ANAカードマイルプラスの恩恵を受けるために、まず重要なのが「どのANAカードが対象なのか」を知っておくことです。

幸いなことに、ANAが発行するほぼ全てのANAカードが対象になっており、陸マイラー初心者から上級者まで幅広く対応しています。

ここでは、カード種別ごとの特徴と注意点を紹介します。

一般カード一覧

年会費を抑えながらマイルを貯めたい方に人気なのが「一般カード」です。

年会費は数千円台からで、特約店でのボーナスマイルもきちんと対象になります。日常的な買い物でコツコツ貯めたい人にぴったりです。

以下、特記事項があります。（公式サイトより引用）

• ANAカード＜法人用＞は、ワイドゴールドカード、ANAダイナースコーポレートカードのみすべての店舗がマイル積算対象になります。一般・ワイドカードは、ANA Biz・ANA＠deskにて予約・購入・発券いただいた航空券のみ対象になります。
• ANA@desk新規ご契約のお申し込みは2021年12月20日に終了いたしました。ANA@deskは2023年3月31日にサービスを終了いたします。ANA Biz新規ご契約は2022年3月16日から受け付けを開始いたします。
• 沖縄アウトレットモールあしびなーは、ANA JCB ZEROでのご利用分のみ対象になります。
• 日本国外で発行するANAカードは、CTBC ANA JCB Platinumカード、CTBC ANA JCB Preciousカード、CTBC ANA JCB Eternityカードを除き対象外となります。
• ANAカード プレミアムで、ANA航空券や機内販売、ショッピングサイト「ANAショッピング A-style」をご利用いただくと、通常100円（税込み）につき1マイルのところ、2マイルが積算されます。（CTBC ANA JCB Eternityカードのみ、通常通り100円につき1マイルとなります）

還元率まとめ｜カード種別ごとの違い

ANAカードマイルプラスを活用するとき、知っておきたいのが「カードの種類による還元率の違い」です。

一般カードでも特約店でのボーナスマイルは得られますが、ゴールドカードやプレミアムカードにすることで、さらに高い還元率が実現します。

ここでは、各カード種別ごとの特徴や、リボ払い時のキャンペーン、年会費とのバランスについて詳しく解説します。

通常カードとゴールド・プラチナの比較

ANAカードには、大きく分けて「一般カード」「ゴールドカード」「プレミアムカード」の3つがあります。

特約店でのボーナスマイルは、どのカードでも同じ条件で付与されますが、基本還元率がカードのグレードで異なるのがポイントです。

特約店でANA VISA ワイドゴールドカードを使うと、通常1%＋ボーナス1%で合計2%還元になります。

プレミアムカードであれば、さらに高い2.5%の還元率が可能。

逆に、年会費の安い一般カードでも、特約店を利用することで1.5%程度までは引き上げられます。

ポイント

• 年会費を抑えたいなら一般カードでも十分

• 年間の利用額が多い人はゴールド以上で効率アップ

• プレミアムカードは「年間数百万以上使う人向け」の選択肢

リボ払いのキャンペーン還元例

ANAカードでは、不定期にリボ払いキャンペーンが実施されることがあります。

例えば、ANA VISAカードの「マイ・ペイすリボ」を利用すると、通常還元率に0.3%〜0.5%程度上乗せされることがあります。

これを特約店で使えば、以下のような還元も可能です。

例）

• ゴールドカード（通常1%＋特約店1%＋リボ0.3%）＝2.3%還元

• プレミアムカード（通常1.5%＋特約店1%＋リボ0.3%）＝2.8%還元

ただし、リボ払いには利息が発生するので、支払い残高を最小限に抑える「設定テクニック」を駆使するのが重要です。

無理なく活用できる人は、ぜひ検討してみましょう。

年会費と還元率のバランス

「年会費」と「得られるマイル数」のバランスを考えるのも大切です。

ゴールドカードは、年会費1.5万円程度で還元率が一般カードの2倍に上がるため、年に50万円以上の特約店利用が見込めるなら十分に元が取れます。

一方で、プレミアムカードは還元率が最高ですが、年会費が高額なため、出張やビジネス利用で年間300万円以上使う人向けと言えるでしょう。

結論：

• 月5万円以上カード決済するなら「ゴールド」がおすすめ

• 年会費を気にせず最高効率を狙うなら「プレミアム」

• 年間支出が少ないなら「一般カード」でOK

自分の生活スタイルや支出額に合わせてカードを選び、特約店を活用してマイルを最大限貯めていきましょう。

マイル積算日

マイル積算されるのは、支払い後にANAマイレージバンクに反映されるまで、約1〜2ヶ月の期間を要すると公式サイトには記載されています。実際には翌月中旬ごろまでには積算されることが多いです。最短2週間程度で積算されることもあります。

クレジットカードの家族会員の支払い分のマイル還元も本会員に集約されて還元されます。

なお、クレジットカード自体のポイントの還元率のタイミングとは異なります。別のものと考えましょう。

実際に付与された画面

以下は、ANAマイレージクラブに追加分のマイルが付与された画面です。

有効期限は通常の積算マイルと同様に3年間に設定されています。

特約店での支払い方法に注意

ANAカードマイルプラスを最大限活用するためには、「支払い方法」にも気を配る必要があります。

なぜなら、特約店であっても決済の仕方によってはボーナスマイルが付かないケースがあるからです。

ここでは、よくある落とし穴や注意点を解説します。

QUICPay・iD決済の対象店舗

ANAカードはApple PayやGoogle Payなどに登録し、QUICPay（クイックペイ）やiDでの非接触決済も可能です。

しかし、特約店でのボーナスマイルはすべての店舗が対応しているわけではありません。

QUICPay・iDでANAカードマイルプラスが適用される代表的な加盟店は以下の通りです。

QUICPay対応特約店

• ENEOS

• セブン-イレブン

• 紳士服コナカ

• SUIT SELECT

• 出光・apollostation

iD対応特約店

• ENEOS

• セブン-イレブン

• 紳士服コナカ

• SUIT SELECT

• 西鉄ホテルズ（一部除く）

• 出光・apollostation

このように、対象外の店舗も多いので、初めて利用する店では一度公式サイトの対象リストを確認しておくと安心です。

特に百貨店やホテル、ネット通販などは、物理カードでの決済が必須です。

Apple Payやモバイル決済の落とし穴

Apple PayやGoogle Payなどのモバイル決済を利用する際、QUICPay・iD経由ではない方法や、Suicaチャージ経由などではボーナスマイルが付かない場合があります。

「スマホをかざして決済すればANAカードのポイントが付く」と思っていても、実はANAカードマイルプラスの対象外だったという声も少なくありません。

注意点

• QUICPay・iD以外の決済は基本的に対象外

• 交通系IC（Suica、PASMO）へのチャージ経由の支払いは対象外

• スマホでのネットショッピングはカード番号を直接入力がおすすめ

基本的には、特約店ではANAカードそのものを出して支払うのが確実です。

アメックス・ダイナースの注意点

ANAアメリカン・エキスプレス・カードやANAダイナースカードを利用している方は特に注意が必要です。

これらのカードはApple Payに登録した場合、ANAカードマイルプラスの対象外となります。

また、ANAアメックスのQUICPay決済も対象外です。

ポイント

• ANAアメックスはQUICPay対象外

• ANAアメックス・ANAダイナースはApple Pay対象外

• 必ずプラスチックカードでの支払いを

この点は他のVISAやJCBのANAカードとは異なるので、アメックス・ダイナース利用者は常にカード本体を持ち歩きましょう。

家族カードの積算について

ANAカードには家族カードを発行できますが、特約店での支払いも本会員のマイレージ番号にマイルが集約されます。

つまり、家族全員が特約店でANAカードを使えば、その分のマイルが本会員にまとめて加算され、効率的に貯めることができます。

ポイント

• 家族全員の特約店利用が本会員に集まる

• 家族カードでも支払い方法（物理カード決済）は同じく重要

家族で協力すれば、年間数万マイルを一気に貯めるのも夢ではありません。

ただし、アメックスとダイナースは対象外

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの「QUICPay（クイックペイ）™」と、

ANAアメリカン・エキスプレス・カードおよびANAダイナースカードを決済カードとして指定したApple Payでのお支払いはANAカードマイルプラス対象外となっています。

ANAアメックス、ANAダイナースで支払いをする際は、必ず、カード本体を提示して支払いをしましょう。

特約店の一覧

加盟店舗数はかなり多いです。なので実際に支払いたい時などに見ていただくような、早引きと思っていただければと思います。

詳細はANA公式サイトでご確認ください。

マイルが貯まる仕組みの詳細

ANAカードマイルプラスを正しく理解するためには、マイルがどのように積算されるのかを知っておくことが重要です。

通常のクレジットカードポイントとは異なり、ANAマイレージクラブの口座に直接ボーナスマイルが加算されるのが大きな特徴です。

ここでは、付与ルールや積算までのタイミング、有効期限、他サービスとの併用について詳しく解説します。

付与マイル数のルール

ANAカードマイルプラスで貯まるマイルは、特約店ごとに設定されています。

大きく分けると以下の2パターンが主流です。

• 100円（税込）ごとに1マイル付与

• 200円（税込）ごとに1マイル付与

たとえば、セブン-イレブンやENEOSは100円＝1マイル、一方で百貨店やネット通販などは200円＝1マイルというケースが多いです。

このボーナスマイルは、通常のカード利用によるマイルとは別に付与されるので「二重取り」が可能になります。

【例】

ゴールドカードで高島屋（特約店）で10,000円を利用した場合

• 通常マイル：100円＝1マイル → 100マイル

• ボーナスマイル：200円＝1マイル → 50マイル

• 合計：150マイル

このように、支払額や店舗の還元率に応じて効率的にマイルが貯まります。

積算タイミングと有効期限

特約店での利用で発生するボーナスマイルは、決済したタイミングですぐに反映されるわけではありません。

公式に案内されている目安は以下の通りです。

• 積算までの期間：1〜2ヶ月

• 実際には早ければ2週間程度で反映されるケースも

支払った月の翌月中旬〜翌々月にANAマイレージクラブの口座に反映されるのが一般的です。

また、付与されたボーナスマイルの**有効期限は通常のマイルと同じく「3年間」**なので、有効期限切れには注意しましょう。

実際の積算画面例

ANAマイレージクラブのWebサイトやアプリでマイル残高を確認すると、以下のように表示されます。

例）積算明細画面

• 利用日：2025/07/05

• 店舗名：セブン-イレブン

• 積算マイル：50マイル

• 備考：ANAカードマイルプラス

このように「ANAカードマイルプラス」と明記されて積算されるので、通常のフライトマイルやクレジットカードポイントとは区別して確認できます。

他のマイレージサービスとの併用

特約店によっては、さらに別の方法でマイルを上乗せできるケースもあります。

例）併用可能なサービス

• ANAマイレージモール経由でのネットショッピング

• Edy支払いに対応する一部店舗

• ANA Payでの支払いに対応する店舗

例えば、ANAマイレージモールを経由して楽天市場で買い物をすれば、通常のカードポイント＋マイレージモール分＋特約店ボーナスの「三重取り」が可能です。

コンビニ・ドラッグストアの特約店

総合通販の特約店

百貨店の特約店

レストランの特約店

交通（ガソリンスタンド、タクシー、駐車場）の特約店

空港関係の特約店

書籍・雑誌・新聞・CD・DVDの特約店

宿泊予約の特約店

レンタカーの特約店

ファッション関係の特約店

家電の特約店

おすすめの活用シーンと実例

ANAカードマイルプラスは「知っているか、知らないか」で年間数千〜数万マイルの差が出る仕組みです。

ここでは、特におすすめしたい活用シーンや、陸マイラーの実例、ありがちな失敗と、効率的なルート設計のヒントをお伝えします。

日常生活で使える場面

まず意識したいのは「毎日の生活に特約店を組み込む」こと。

誰でも必ず利用するような支出をANAカードマイルプラスに切り替えるだけで、気づけば1年で数千マイルが貯まります。

具体例

• 通勤前や昼食時のセブン-イレブンで毎日500円利用 → 年間約900マイル

• 月1回のドラッグストア（マツモトキヨシ）で3,000円 → 年間約360マイル

• 週末のスターバックスで2,000円 → 年間約500マイル

こうした小さな積み重ねで、国内片道特典航空券相当のマイルが無理なく貯まります。

出張・旅行で役立つ場面

出張や旅行の際は、高額な支出や宿泊・移動が発生するため、ANAカードマイルプラスの真価が発揮されます。

具体例

• ガソリン代：ENEOSで月20,000円給油 → 年間約2,400マイル

• 宿泊予約：楽天トラベルで1泊20,000円の出張ホテル代 → 年間5泊で500マイル以上

• レンタカー：トヨタレンタカーで1日10,000円 × 年6回 → 年間600マイル

ホテルやレンタカーは特に還元率が高く、出張族なら年間1万マイル近くの差になることも。

マイルを逃しやすい失敗例

マイルが貯まると思っていたのに、実は対象外だった……という「あるある」も多いです。

よくある失敗

• QUICPayで払ったのに対象外店舗だった

• Apple PayやSuica経由で払ってしまった

• 楽天市場やYahoo!ショッピングで「マイレージモール」を経由しなかった

• ANAカードを持っているのに他社カードで決済してしまった

これらの失敗を防ぐには、支払い前に「ANAカードの物理カードで決済するのが最も確実」と覚えておくとよいでしょう。

効果的な特約店ルートの作り方

「どの店で使うか」だけでなく、「どう組み合わせるか」が重要です。

効率的にマイルを稼ぐためのおすすめルート設計例を紹介します。

平日ルート

• 朝：セブン-イレブンで朝食や飲み物

• 昼：マツモトキヨシで日用品やお菓子

• 夕方：ENEOSでガソリン給油

週末ルート

• 土曜：スターバックスでカフェタイム

• 日曜：百貨店で買い物（高島屋・大丸など）

• ネット：楽天市場やYahoo!ショッピングはANAマイレージモール経由

出張ルート

• 宿泊：一休.comや楽天トラベルで予約

• 移動：レンタカーはオリックスかトヨタ、駐車場は三井のリパーク

このように、特約店を意識して生活に溶け込ませれば、無理せず効率よくマイルが貯まります。

ANAカードマイルプラスをさらにお得にするコツ

ANAカードマイルプラスは、特約店でANAカードを使うだけでも十分にお得ですが、さらに工夫することで「もっと効率的に」「もっとたくさん」マイルを貯めることができます。

ここでは、上級陸マイラーが実践しているテクニックを4つ紹介します。

マイレージモールとの併用

ネットショッピングをするなら、必ず「ANAマイレージモール」を経由するのが鉄則です。

マイレージモールを経由するだけで、通常のクレジットカード決済マイルとANAカードマイルプラスに加えて、さらにボーナスマイルが貯まります。いわゆる三重取りです。

例：楽天市場で10,000円購入

• 通常クレジット決済マイル：100マイル

• ANAカードマイルプラス：50マイル

• マイレージモール：50マイル

• 合計：200マイル

ポイント

• 楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon（対象商品）など、ほとんどの大手通販が対象

• マイレージモール経由を忘れると三重取りができないので、ブックマークしておくのがおすすめ

EdyやANA Payの活用方法

特約店の一部では、電子マネー「Edy」やQRコード決済「ANA Pay」でもボーナスマイルを獲得できます。

特にマツモトキヨシなど、Edy決済が対象となる店舗もあり、現金感覚で手軽に支払えるのが魅力です。

Edyが使える特約店の一例

• マツモトキヨシ

• 一部コンビニ

• 家電量販店

ANA Payの強み

• ANAショッピングやANA FESTAなどで利用可能

• チャージ分にもマイルが付く

ただし、EdyやANA Payが特約店で有効かどうかは事前に確認しましょう。原則としては「ANAカード本体での決済」が最も確実です。

クレジットカードポイントとの二重取り

ANAカードの決済で貯まるのはマイルだけではありません。カードによっては「通常のポイント」が付き、その後にマイルへ交換できる仕組みがあります。

つまり、特約店のボーナスマイル＋通常決済ポイントの「二重取り」が可能です。

例

• ANA VISAワイドゴールドカード：通常ポイント（Vポイント）をマイルに交換可能

• ANA JCBカード：Oki Dokiポイントをマイルに交換可能

ポイント

• 通常ポイントはキャンペーン時に交換レートがアップすることもある

• マイルとポイントのバランスを見ながら活用するのがおすすめ

公式キャンペーン情報の活用

ANAでは定期的に「特約店利用でマイル2倍」「ボーナスマイル抽選キャンペーン」などの特別施策を実施しています。

特に年末年始や新年度、夏休み前などはお得なキャンペーンが多いので、公式サイトやメールマガジンをこまめにチェックしましょう。

過去のキャンペーン例

• ENEOS利用でマイル3倍

• スターバックス利用でマイル2倍

• 宿泊予約サイトでボーナスマイルプレゼント

ポイント

• エントリーが必要な場合も多いので、申し込み忘れに注意

• SNSや公式アプリでも最新情報を配信しているので活用する

よくある質問（FAQ）

ANAカードマイルプラスに関して、利用者からよく寄せられる疑問に答えます。些細な点でマイルを逃さないためにも、ぜひ確認しておきましょう。

特約店でカードを忘れた場合は？

残念ながら、特約店での利用は「その場でANAカード決済した場合のみ」対象です。現金払いにしたり、ANAカード以外のクレジットカードを使った場合はボーナスマイルは積算されません。

普段から財布やスマホケースにカードを入れておく習慣をつけておきましょう。

QUICPayで決済したがマイルが付かなかった

特約店の中には、QUICPayやiDでの支払いがマイル積算対象外の店舗もあります。

例えば百貨店やホテルなどは、物理カードでの決済が必須です。QUICPayで支払いたい場合は、事前に対象店舗か公式サイトで確認しておきましょう。

家族カードの支払いは本会員に加算される？

はい、家族カードの利用分も本会員のマイレージクラブ口座にまとめて加算されます。

家族全員が特約店でANAカードを利用すれば、それだけ多くのマイルが効率よく貯まります。

マイル積算までどのくらい時間がかかる？

公式には「利用月の翌月中旬から翌々月」と案内されています。早ければ2週間程度で反映されるケースもありますが、タイミングや加盟店によって多少前後します。

積算されるまでの間は気長に待ちましょう。

海外の店舗は対象になるのか？

海外発行のANAカードや、海外の特約店は基本的に対象外です。

例外として、台湾で発行されたCTBC ANA JCBカードシリーズは対象になります。海外利用時は、特約店として登録されているかを必ず事前確認してください。

まとめ｜ANAカードマイルプラスで毎日の買い物をもっとお得に

ANAカードマイルプラスは、日々の買い物や旅行を通じて効率的にマイルを貯められる、陸マイラーにとって必須の仕組みです。

改めて、実践する上で覚えておきたいポイントをまとめます。

覚えておきたいポイント

• 特約店では必ずANAカードで決済する

• モバイル決済やQUICPayは対象外の店舗も多いので要注意

• マイレージモールやEdy、ANA Payなどと組み合わせるとさらにお得

• 家族カードも活用して全員で効率的に貯める

陸マイラー初心者へのメッセージ

陸マイラー活動は、最初は面倒に感じるかもしれませんが、少しずつ習慣にしてしまえば簡単です。

特約店を意識してANAカードで決済するだけで、数千マイルから1万マイル以上を年間で追加できます。

1回の国内往復、場合によっては海外往復も叶う夢の一歩です。

公式サイトでの最新情報の確認も忘れずに

加盟店や積算条件、キャンペーンは時期によって更新されることがあります。

利用する前に、ANA公式サイトで最新情報をチェックする習慣をつけると安心です。

詳細はANA公式サイトでご確認ください。

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