SFC修行のOKAタッチは国内線最安値で解脱可能な有効手段

SFC修行を検討している方にとってどの路線や券種を利用するか悩むかと思います。そんな中でSFC修行僧にとって、那覇空港（＝OKA）を発着する路線をメインで組み込むことが王道といわれるほど人気です。沖縄・那覇に修行に行くことをOKAタッチという呼称がついています。

OKAタッチは、国内線の中でも距離を稼ぐことができる分、多くのプレミアムポイントを獲得することができます。その割にチケット代が安いという特徴があります。このような理由から、最も安くSFC修行を完遂する方法として有名です。

この記事ではOKAタッチを利用して、最安値でSFC修行をする方法について解説をしていきます。今回は国際線は使わず国内線に絞って完結する修行についてみていきたいと思います。

プレミアムポイント2倍キャンペーンが実施されている今がチャンスともいえるSFC修行です。誰でも実践可能な最安値で解脱可能な戦略を解説します。

どの路線で修行する？

SFC修行をするにあたって、ルートや路線選びは重要です。50,000プレミアムポイントをいかに効率的に貯められるかということを考えないといけません。

PP単価と取得費用

SFC修行で航空運賃と比較して、どれだけのプレミアムポイントが取得できたかを表す指標として「PP単価」という言葉が使われます。PPとはプレミアムポイントの略称です。PP単価は、1プレミアムポイントを取得するために、いくらかかったのかを示します。

SFC修行では、PP単価10円、費用50万円での完結が目安です。

さらに2022年12月までの修行であれば、PP2倍キャンペーンを利用して費用も半額の25万円以下での解脱も可能になります。

プレミアムポイントの計算方法は次の通りです。

PPが貯まりやすい路線とは

PPが貯まりやすい路線は何でしょうか。それは、以下のような路線です。

必ずしもPP単価が低くなるわけではありません。

SFC修行を比較的安く完遂するためには、以上のような特徴の路線を考慮しつつ、運賃と比較しながら路線を決めることが重要です。

ANAの運賃の種類

ANAの運賃には種類がたくさんあります。それぞれの運賃の特徴についてまとめていきます。

ANAの公式サイトには以下のような一覧表で説明しています。

最も安く購入することのできるのは75日より前に予約をしなければならない、ANA SUPER VALUE 75です。運賃は安いですが、変更は不可で、払い戻し手数料も高額です。

各運賃種別ごとに、羽田⇔那覇路線の獲得PPをまとめてみました。

SFC修行にするにあたって時間効率と資金効率のどちらを優先するか

SFC修行には、

時間効率よく終わらせる＝フライト回数を少なくして終わらせるパターンと、

資金効率よく終わらせる＝安い運賃で終わらせるパターンがあります。

プレミアムポイント5万ポイントをいかに効率的に貯めるかがポイントになってきますが、今回はいかに安くSFC修行を終わらせるかということが課題になります。少ない回数の搭乗で多くのPPを獲得するには、その分チケット代が高くなってしまいます。逆にたくさん搭乗することをいとわなければ、安い費用でSFC修行を解脱できます。

中でも、OKAタッチと呼ばれる、沖縄（那覇）便を利用した修行方法は、発着便数も多く、修行に適しています。

OKAタッチで最安値解脱する方法

スーパーバリュー75で予約する

OKAタッチ＝沖縄・那覇往復の修行。沖縄往復で最安値にするためには75日前までに予約が必要なスーパーバリュー75（SV75）です。プレミアムクラスではなく、普通席になります。

OKAとは那覇空港を表す空港コードです。

75日前なので、2か月半前に予約が必要で、一度予約をすると便を変更することができませんので、確実に予定が空いている日に、予約をするすることが重要になってきます。

スーパーバリュー75では、1万円以下で羽田・那覇のチケットを購入できる便が一定数あります。

片道で貯まるプレミアムポイント数・マイル数

ANAの公式サイトでプレミアムポイントのシミュレーションをすることできます。OKA（那覇）-HND（羽田）で貯まるマイルとプレミアムポイントは次の通りです。

ANAゴールドカードを保有していると25％のボーナスマイルが追加で積算されます。保有をしておくと、審査なしでSFCに切り替えることができますので、先に発行しておくことをお勧めします。

最安値の片道運賃の例

片道運賃の例（2023年2月4日（土））

HND→OKA

最安値は9,710円でした。15：25発、16：20発の便は1日のうちで最も安くなることがほとんどです。そのため、修行僧も多く乗っていると思われます。

OKA→HND

最安値は9,910円で、20:50発、21：10発の便が最安値ですのです。沖縄に2時間程度滞在して、羽田・那覇を往復することができます。

19,620円で貯まるPPは2,952ポイントです。

5万PP貯めるためには17往復必要ですので、19,620円×17往復＝333,540円でSFC修行を完結することができます。

2021年や2022年に実施のキャンペーンのように「プレミアムポイント2倍キャンペーン」を利用できれば、単純計算333,540円÷２＝166,770円（理論値）で解脱可能です！

貯まるマイルを考慮してみる

すでに、マイルが片道922マイル貯まるということはご紹介しました。17往復をすると、922マイル×34回＝31,348マイル貯まります。

これを考慮して、修行費用を計算して見ると以下のようになります。

スカイコインは1コイン＝1円で航空券などに利用することができます。5万PPを獲得して、プラチナステイタスを獲得すると、マイルからスカイコインの交換比率が特別倍率の1.7倍になります。ただし、一度に50,000マイル交換する必要があります。

クレジットカードで貯まるマイルを考慮してみる

チケット購入でもクレジットカード支払いでマイルは貯まります。ANAワイドゴールドカードで支払いをしたとすると、航空券代の2％が還元されます。

ANAカードマイルプラスの対象となります。

つまり、333,540円のチケット購入で、6,670マイルが貯まります。

実質のSFC修行費用

修行にかかる費用をまとめると以下のようになります。

これに組み合わせて、クレジットカードの入会キャンペーンを利用すれば、一撃数万マイルを貯めることも不可能ではありません。まだクレジットカードを作っていない方は、キャンペーンの利用をお勧めします。

まとめ

それでは、OKAタッチで最安値SFC修行をする方法をまとめていきます。

PP単価＝10円のSFC修行費用50万円という目安がある中で、修行費用33万円で解脱可能というのは、かなり安く修行を終わらせることができると思います。

17往復はかなり精神的にも体力的にもきついものがありますが、そんなときは、プレミアムクラスを組み入れれば、快適な修行ができるだけでなく、獲得PPが増えるメリットもあります。普通席とプレミアムクラスの両建て戦略を立てるのも良いかと思います。

体力に自信がある方は、1日2往復という戦略もあります。朝の便を利用し、各空港の滞在時間を短くすれば可能になります。1日1往復よりも少ない日数での解脱可能なのがメリットですが、搭乗便が限られてしまうので、修行費用もその分上がります。

スーパーバリュー75は75日前の予約が必要になりますので、先々の予定が立てづらいという方には向かないかもしれません。なので、それぞれの生活やお仕事の事情に合わせて修行スケジュールを組むことが重要です。

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