ANAには通常積算されるマイルのほかに、ミリオンマイラープログラムの判定に必要となるライフタイムマイル(LTマイル)というプログラムがあります。この記事では、ライフタイムマイルとは何なのか、また通常のマイルとはどう違うのかについて解説していきます。また、その貯め方と特典についてもお話しします。
こんな方におすすめ
- ANAライフタイムマイルとは何か知りたい方
- ライフタイムマイルと通常マイルの違い
- ミリオンマイラーになるために必要な搭乗回数
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🌟 ライフタイムマイルの基本知識
▶️ ライフタイムマイル(LTマイル)とは?
ANAのライフタイムマイル(LTマイル)とは、**ANAマイレージクラブ会員が過去に搭乗したANAグループ便の総飛行距離(マイル)**のことです。
通常の「マイル」は貯めて特典航空券やアップグレードに使えるポイントですが、ライフタイムマイルは一生涯の記録として積算され、ミリオンマイラープログラムの判定に使われます。
有償航空券だけでなく、特典航空券でも積算可能(事後登録が必要な場合あり)で、減算されることはありません。
ココがポイント
ライフタイムマイルとは、ANAマイレージクラブ会員がこれまでに搭乗した飛行機の総飛行距離の合計実績。
ANAグループ便に搭乗することで、ANAライフタイムマイルが積算されます。スターアライアンス便などの提携航空会社に搭乗した場合は、ライフタイムマイルが積算されます。
ココがポイント
LTマイルには、ANAグループ便のみが積算対象のANAライフタイムマイルと、提携航空会社も含めたライフタイムマイルの2種類がある。
▶️ 通常マイルとの違い
通常のANAマイル(積算マイル)との違いを表にまとめると以下の通りです。
項目 | 通常マイル | ライフタイムマイル |
|---|---|---|
目的 | 特典交換(航空券・座席)に利用 | ミリオンマイラープログラムの判定 |
積算率 | 運賃・座席クラスで変動 | 区間基本マイル100%で一律 |
有効期限 | 3年 | 無期限 |
使える用途 | 特典交換に使える | 使えない(記録のみ) |
減算されるか | 3年後に失効 | 一生涯積算され続ける |
ライフタイムマイルの積算ルール
▶️ 積算対象となるフライト
ライフタイムマイルは、基本的に**ANAグループが運航する便(国内線・国際線)**に搭乗した場合に積算されます。
さらに、ANAがコードシェアしている便や、スターアライアンス加盟航空会社の便も一部対象になります。
ただし、提携航空会社便の積算は「ライフタイムマイル(ANA+提携)」扱いとなり、ANA便単独での記録とは区別されます。
▶️ 座席種別・運賃種別の影響
通常マイルの場合、運賃が高いほど積算率が高く、格安航空券だと積算率が低いケースがありますが、ライフタイムマイルは座席種別や運賃に関係なく、区間基本マイルの100%が積算されます。
ファーストクラスに乗ってもエコノミークラスに乗っても、距離に応じた基本マイルが一律で加算されるのが特徴です。
▶️ 提携航空会社便での積算可否
スターアライアンス加盟航空会社など、ANA以外の提携航空会社の便も積算対象ですが、「ANAライフタイムマイル」としてはカウントされず、「ANA+提携」のライフタイムマイル扱いとなります。
ミリオンマイラー特典はANA単独達成の場合とANA+提携達成の場合で異なるため注意が必要です。
▶️ 特典航空券利用時の注意点
通常のマイル積算は特典航空券では行われませんが、ライフタイムマイルは特典航空券でも積算対象となります。
ただし、以下の条件があります:
ANAマイルを利用して発券したANA運航便のみ対象
ANAマイルで発券した他社運航便(コードシェア含む)は対象外
他社のマイルを使ってANA便に搭乗した場合は対象外
また、特典航空券での搭乗分は自動反映されないため、事後登録が必要です。
▶️ ライフタイムマイルが積算されないケース
以下のようなケースではライフタイムマイルが積算されません。
ANAマイル以外のマイルで発券した特典航空券
提携航空会社のマイルでANA便に搭乗した場合
マイレージ番号を登録していなかった場合
事後登録の期限(搭乗日から6か月以内)を過ぎた場合
ライフタイムマイルの確認方法
ANAマイレージクラブWEBサイトでの確認手順
ライフタイムマイルは、ANAマイレージクラブの公式サイトにログインすることで簡単に確認できます。
ログイン後、トップページに表示される「マイル残高」の欄をクリックし、詳細画面に進むと、「ライフタイムマイル」という項目が表示されます。ここで、現在までに積算された総飛行距離が確認できます。
マイルが表示されている場所をクリックすると、ライフタイムマイルが表示されます。


中段に表示される
今までどれだけ飛行機に乗ってきたかがわかります。マイルという表現はあまり使い慣れない方もいるかと思いますが、1マイル=約1.6キロで地球1周4万キロ=約25,000マイルと考えればわかりやすいでしょうか?
スマホアプリでの確認方法
ANA公式のスマホアプリでもライフタイムマイルを確認できます。
アプリにログイン後、トップ画面の「マイル詳細」をタップし、表示されたマイレージ明細の中に「ライフタイムマイル」という欄があります。こちらもWEBサイト同様、総飛行距離が確認可能です。アプリのほうが手軽なので、出先でも確認しやすいのがメリットです。
ライフタイムマイルの表示場所と見方
ライフタイムマイルは、通常マイルとは別の欄に記載されており、減算や有効期限がない旨も明記されています。単位は「マイル(mile)」で、区間の総飛行距離がそのまま数字として積み上がります。通常マイルと間違えないようにしましょう。
どの程度の距離なのか感覚を掴む方法
ライフタイムマイルの数値は、一般の距離感に置き換えるとイメージしやすくなります。例えば「地球1周は約4万km(約25,000マイル)」なので、自分のライフタイムマイルを25,000で割ると「地球◯周分」という目安になります。10万マイルならおおむね地球4周分です。こうした比較をすると、積算の達成度が楽しく感じられるでしょう。
ライフタイムマイルの貯め方
有償チケットでの積算
ライフタイムマイルの基本的な貯め方は、有償チケットを購入して搭乗することです。
有償チケットの場合は、事前にANAマイレージクラブの会員番号を予約記録に登録しておけば、自動的にライフタイムマイルが積算されます。運賃種別や座席クラスによる積算率の変動はなく、区間基本マイルがそのまま加算される点が通常マイルと異なります。
特典航空券での積算方法
ANAマイルを利用して発券した特典航空券で搭乗した場合も、ライフタイムマイルは積算可能です。ただし自動では反映されないため、搭乗後に「事後登録」の手続きを行う必要があります。なお、他社のマイルで発券した場合や、ANAマイルを使って他社便に搭乗した場合は積算されません。
国内線特典航空券の事後登録手順
国内線特典航空券の場合、搭乗翌日の午後以降にWEBから事後登録が可能です。
ANA公式サイトの以下のページにアクセスし、会員ログイン後、搭乗便情報を入力して申請します。
申請後は即時、もしくは数日以内にライフタイムマイルに反映されます。


国際線特典航空券の事後登録手順
国際線特典航空券は、搭乗3日後以降から事後登録可能です。
こちらもANA公式サイトの専用ページから申請します。
申請には搭乗券の情報が必要ですので、手元に控えておきましょう。


事後登録可能期間と注意点
事後登録には期限があり、搭乗日から6か月以内に申請する必要があります。
国内線の場合は搭乗翌日午後以降から6か月以内、国際線の場合は搭乗3日後以降から6か月以内となります。
期限を過ぎると積算されなくなってしまうため、特典航空券で搭乗した際は早めに登録するのがおすすめです。
ミリオンマイラープログラムとは?
ミリオンマイラープログラムの概要
ミリオンマイラープログラムは、ANAマイレージクラブ会員向けに用意された特別な顧客優遇制度です。
これまでに積算したライフタイムマイルの総距離に応じて「ミリオンマイラー」の称号が授与され、さまざまな特典を一生涯受けられるようになります。
50万マイル以上の達成者が対象で、100万、200万、300万、400万と到達マイルごとに特典内容がアップグレードされていきます。
ミリオンマイラーの称号が与えられる条件
ミリオンマイラーの称号は、以下のいずれかのライフタイムマイル数を達成することで得られます。
50万マイル
100万マイル
200万マイル
300万マイル
400万マイル
達成するとANAから公式に案内が届き、特典(ラウンジ利用資格やネームタグなど)が提供されます。到達マイルが高いほど、特典もより上位の内容となります。
ミリオンマイラーの称号が意味するもの
ミリオンマイラーの称号は、ANAの「生涯上級顧客」としての証です。
特に200万マイル以上の達成者は、ANAの最高級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」を永久に利用できる権利が付与されます。
また、通常は毎年の搭乗実績が必要なスーパーフライヤーズカードも、生涯申込資格が維持されます。マイル有効期限の無期限化など、ANAからの特別待遇を長く受けられるのが魅力です。
ANAと提携航空会社の区別
ライフタイムマイルの積算は「ANA単独の搭乗分」と「ANA+提携航空会社搭乗分」で集計されます。
ミリオンマイラープログラムの特典のうち、最高ランクの特典(SUITE LOUNGE利用資格や無期限化など)は、ANA単独のマイル数で達成した場合のみ付与される点に注意が必要です。
提携航空会社で稼いだマイルは合算カウントされるものの、特典面ではANA便のみで達成した場合に比べてやや制限があります。
ミリオンマイラーの特典一覧
特典の種類
ミリオンマイラープログラムでは、到達したライフタイムマイル数に応じて4つの特典が用意されています。
達成のたびに記念品や、ANA上級会員ならではのサービスを永久に受けられるのが大きな魅力です。
ANA SUITE LOUNGEの永久利用
通常はダイヤモンドサービスメンバーやファーストクラス搭乗者しか利用できない「ANA SUITE LOUNGE」を、200万マイル以上達成すると生涯にわたって利用可能になります。
達成者には「ANA LOUNGEアクセスカード」が発行され、提示することで利用できます。

公式サイトより
「ANA LOUNGE アクセスカード」が届けられ、カードの提示によりラウンジ利用が可能となります。
マイル有効期限の無期限化
通常、ANAマイルは獲得から3年で失効しますが、ANA便単独で100万マイル以上達成すると、マイルの有効期限が無期限になります。
これは特に特典航空券などをじっくり計画したい方にとって大きなメリットです。
スーパーフライヤーズカード申込資格
ANA便単独で200万マイル以上達成すると、上級会員向けのクレジットカード「スーパーフライヤーズカード(SFC)」を申込む資格が付与されます。
通常は一定の期間内にプラチナ以上のステータスを獲得しないと申込めないカードですが、ミリオンマイラーならいつでも申込可能です。
オリジナルネームタグ
50万マイル以上達成した段階から、オリジナルデザインのネームタグが進呈されます。
マイル数に応じて異なるデザインとなり、コレクターズアイテム的な価値があります。
ネームタグ

公式サイト
ライフタイムマイル達成段階ごとの特典
50万マイル達成時
オリジナルネームタグ
100万マイル達成時(ANAのみ/ANA+提携)
ANA便単独の場合:オリジナルネームタグ+マイル有効期限無期限化
ANA+提携の場合:オリジナルネームタグのみ
200万マイル達成時
オリジナルネームタグ
マイル有効期限無期限化
ANA SUITE LOUNGE永久利用
スーパーフライヤーズカード申込資格
300万・400万マイル達成時
オリジナルネームタグ
200万マイル達成時と同じ特典(内容の追加はなし)
具体的なシミュレーション|ミリオンマイラー達成までの道のり
国内路線で貯める場合
羽田⇔沖縄路線を例に試算
羽田から沖縄(那覇)への片道距離は984マイル、往復で1,968マイルとなります。
この路線を年5回(往復)利用した場合、年間で約9,840マイル積算できます。
ミリオンマイラーの第一段階である50万マイルを達成するには、単純計算で約50年かかります。
最も距離の長い国内線であっても、長期間かかるのが現実です。
羽田⇔福岡・伊丹・新千歳などのケース
その他の国内主要路線では以下の通りです。
路線 | 片道距離 | 往復距離 |
|---|---|---|
羽田⇔福岡 | 567マイル | 1,134マイル |
羽田⇔伊丹 | 280マイル | 560マイル |
羽田⇔新千歳 | 510マイル | 1,020マイル |
これらの路線では、年間にかなりの頻度で搭乗しても、達成まで数十年単位が必要です。
国内線だけでミリオンマイラーを目指すのは、非常に難易度が高いといえます。
国際線で貯める場合
成田⇔ハワイ(ホノルル)路線を例に試算
成田からハワイ(ホノルル)への片道距離は3,831マイル、往復で7,662マイルです。
この路線を年2回(往復)利用した場合、年間で約15,324マイル積算できます。
50万マイル達成には約32年、100万マイル達成には約64年かかります。
国内線よりは現実味がありますが、それでも長い期間が必要です。
成田⇔パリ・ニューヨークを例に試算
より長距離の欧米路線では、年間の積算効率がさらに高まります。
路線 | 片道距離 | 往復距離 |
|---|---|---|
成田⇔パリ | 6,194マイル | 12,388マイル |
成田⇔ニューヨーク | 6,723マイル | 13,446マイル |
これらを年2往復ずつ利用すると、年間で約51,658マイル積算可能です。
このペースなら、50万マイル達成まで約10年、100万マイル達成まで約20年です。
海外出張などで頻繁に長距離国際線に乗る環境であれば、現実的に達成可能です。
年間フライト頻度別の達成年数目安
以下は、年間搭乗距離の目安ごとの達成年数です。
年間積算距離 | 50万マイル達成目安 | 100万マイル達成目安 |
|---|---|---|
10,000マイル | 約50年 | 約100年 |
20,000マイル | 約25年 | 約50年 |
50,000マイル | 約10年 | 約20年 |
100,000マイル | 約5年 | 約10年 |
このように、長距離路線を年数回利用するだけでは達成に時間がかかるため、頻繁な出張や旅行が必要です。特に欧米路線や南米・アフリカといった超長距離路線が有効です。
ライフタイムマイルを効率的に貯めるコツ
長距離路線を活用する
ライフタイムマイルは搭乗した距離がそのまま積算されるため、できるだけ長距離路線に搭乗するのが効率的です。
国内線では沖縄や石垣島、国際線では欧米路線やオーストラリア・南米路線が有効です。
短距離路線を何度も飛ぶより、長距離路線を選ぶことで積算効率は大幅に上がります。
提携航空会社便を有効活用する
スターアライアンス加盟の提携航空会社便でもライフタイムマイルは積算されます。
特にANAが就航していない都市や路線では、提携会社便を利用することで無駄なく距離を稼げます。
ただし、ANA単独マイルと提携込みマイルでは特典内容が異なるため、最終的にどちらを目指すか計画を立てておきましょう。
特典航空券の積算を忘れずに行う
ANAマイルを使った特典航空券で搭乗した場合も、ライフタイムマイルは積算可能です。
ただし、自動では反映されないため、必ず事後登録を行う必要があります。
特典航空券でのフライトも積み重ねれば大きな差になるので、登録を忘れずに行うのがポイントです。
家族でマイルをシェアする工夫
家族の分も含めて予約・搭乗することで、家族それぞれのライフタイムマイルを積算していけます。
小さなお子様がいる場合は、早いうちからANAマイレージクラブに登録しておくと、成人する頃には相当な距離が積み上がっている可能性があります。
家族みんなで目標を共有し、旅行を楽しみながら積算するのもおすすめです。
ライフタイムマイルのメリット・デメリット
メリット
一生涯有効なステータスが手に入る
ライフタイムマイルを積み重ねることで、一定のマイル数を達成するとミリオンマイラーとして認定され、永久に上級会員相当の特典が受けられます。
ANA SUITE LOUNGEの利用やマイル無期限化など、一般の会員では得られない価値があります。
失効しないからコツコツ貯められる
ライフタイムマイルは有効期限がないため、数十年かけて少しずつ貯めても減りません。
旅行や出張のたびに自然と積算されるので、長い目で見て取り組む価値があります。
家族へのプレゼントにもなる
お子様やパートナーもANAマイレージクラブに登録しておけば、将来的にミリオンマイラーの称号をプレゼントすることも可能です。
生涯にわたる特典は、大切な人への特別な贈り物になります。
デメリット
ハードルが高すぎる
ミリオンマイラーの称号は、非常に高いハードルが設定されています。
国内線だけでは数十年単位の搭乗が必要で、欧米路線を頻繁に利用するような出張族やヘビーユーザーでないと達成は難しいです。
短期的なリターンはない
通常のマイルのように、すぐに特典航空券やアップグレードに使えるわけではありません。
長い年月をかけないと意味を持たないため、短期的な成果を期待する人には不向きです。
海外出張などの環境が必須
効率的にライフタイムマイルを積み上げるには、長距離国際線を何度も利用する必要があります。
そのため、海外出張や駐在といったライフスタイルが伴わないと現実的には難しいケースが多いです。
よくある質問(FAQ)
Q. ライフタイムマイルは減ることはありますか?
いいえ、ライフタイムマイルが減ることはありません。
通常のマイルは有効期限が切れると失効しますが、ライフタイムマイルは一度積算されると生涯にわたって保持され続けます。
Q. 過去に搭乗した分を遡って積算できますか?
過去に搭乗した分でも、搭乗から6か月以内であれば事後登録によって積算可能です。
それ以前のフライトは遡って積算できませんので、事後登録は早めに行うようにしましょう。
Q. どの航空券でも積算されるの?
積算されるのは、ANAグループ便の有償航空券、およびANAマイルで発券した特典航空券です。
他社マイルで発券した特典航空券や、他社運航のコードシェア便は積算対象外となる場合がありますので注意してください。
Q. ライフタイムマイルはANAマイルと交換できますか?
いいえ、ライフタイムマイルは通常のマイルのように特典航空券や商品と交換することはできません。
ライフタイムマイルはあくまで「総飛行距離の記録」であり、ミリオンマイラープログラムの達成判定にのみ使われます。
Q. ミリオンマイラー特典の有効期間は?
ミリオンマイラー特典は基本的に生涯有効です。
ANA SUITE LOUNGE利用資格やマイル無期限化など、一度付与されればその後の搭乗実績に関係なく継続します。
まとめ|ライフタイムマイルは長期戦!夢のミリオンマイラーを目指して
ライフタイムマイルの価値を再確認
ライフタイムマイルは、これまでの搭乗距離が一生涯記録される特別なマイルです。
特典航空券やショッピングに使う通常マイルとは異なり、積み重ねた分は決して消えず、あなたのフライトの歴史そのものと言えるでしょう。
ミリオンマイラーになると、ANAからの特別な待遇を受けられるだけでなく、旅人としての誇りや達成感も得られます。
長期的にコツコツ貯める楽しみ方
ライフタイムマイルは長期戦です。国内・海外問わず旅行や出張のたびに少しずつ積み重ね、数年・数十年後の達成を目指すのが基本です。
時には家族旅行で距離を稼いだり、長距離路線にチャレンジしたりしながら、自分だけの旅の記録を作っていく楽しみがあります。
数字が伸びるたびにモチベーションが高まるのも、ライフタイムマイルならではです。
ミリオンマイラーは人生の一つの目標
50万マイル、100万マイル、そして200万マイル…。
これらの数字は決して簡単に達成できるものではありませんが、そのぶん価値は大きく、達成したときの満足感は格別です。
人生の大きな目標の一つとして、ミリオンマイラーを目指してみるのも素晴らしい旅のスタイルと言えるでしょう。
- LTマイルは今までの総飛行距離の合計
- 積算されるのは区間基本マイル100%で座席種別によらず一律
- 特典航空券でも積算可能
- 他社マイルの利用は積算不可
- ミリオンマイラーのハードルはかなり高い


