阿蘇くまもと空港は2023年3月に全面リニューアルされました。旅客ターミナルが全面刷新され、搭乗口やチェックイン受付、お土産売り場やラウンジなど目新しいものがそろっています。今回は新しくなった国内線ラウンジをご紹介します。
リニューアル後の阿蘇くまもと空港
2023年3月23日、阿蘇くまもと空港の新旅客ターミナルがオープンしました。熊本の新たな玄関口として最新の空港が誕生しました。
木材をふんだんに使っており、デザイン性の高い空港です。木の香りが実際に香ってきます。
空港内は広々としており、まだまだ目新しいです。
▼こちらが国内線の保安検査場入り口付近です。こちらも広いです。
▼保安検査場を抜けるとショッピングエリアが広がります。
フードコートエリアでは、熊本の名物をいただくことができます。
【フードコートエリア出店店舗】
WITCH‘S BEER FLIGHT、珈琲回廊、あか牛食堂よかよか、コッコファーム、馬肉料理、菅乃屋、鮨 福伸、味千×桂花ラーメン
デパ地下ゾーンでは、熊本の郷土食や熊本県産食材のお土産購入やイートインスペースでいただくことができます。
【デパ地下ゾーン出店店舗】
阿蘇の逸品、おだ商店、平家屋、五木屋本舗、馬肉専門店、菅乃屋、杉養蜂園、お酒の美術館、米白餅本舗、阿蘇ミルクチーズケーキ工房RICO、 PREMIUM TENTE、TEASTAND Tsuguto,
ラウンジ ASOの詳細
ラウンジは国内線の保安検査場の通過後にあります。搭乗口前の待合エリアに位置しています。
営業時間 | 6:30〜最終便出発まで |
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場所 | 旅客ターミナルビル3F 搭乗待合エリア |
お問合せ先 | 案内所 |
電話番号 | 096-232-2311(熊本空港コールセンター) |
サントリー熊本工場のプレミアムモルツや球磨焼酎、コーヒーやジュースなどのドリンクサービスが提供されています。
また、個室ブースや会議室も完備されており、ビジネスの利便性が高いラウンジです。
入室可能資格(クレジットカード等)
JALやANAのステイタス会員などの航空会社ラウンジ利用可能者と、提携クレジットカード会社が指定するカード会員がラウンジに入室可能です。
UFJカード | ゴールド |
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UCカード | ゴールド |
クレディセゾン | プラチナ/ゴールド ※一部対象外カードがございます |
VJAグループ | VISAプラチナ/ゴールド |
JCBカード | JCBクラス/プラチナ/ゴールド ザ・プレミア/ゴールド |
DCカード | ノブレス/ゴールド |
ダイナースカード | インターナショナル |
ティーエスキュービックカード | レクサス、ゴールド |
オリコカード | ゴールド |
NICOSカード | ゴールド |
ライフカード | ゴールド |
アメリカン・エキスプレス | – |
JACCSカード | ゴールド |
楽天カード | プレミアム/ブラック/ゴールド |
EPOSカード | プラチナ/ゴールド |
エムアイカード | プラチナ/ゴールド |
アプラスカード | ラグジュアリー/ポルシェ/ゴールド |
ポケットカード | ゴールド |
NTTドコモ | dカード GOLD |
au PAY カード | ゴールド |
航空会社のラウンジとクレジットカードラウンジが一緒になっている珍しいパターンです。
ただし、航空会社ラウンジとして入室した場合と、クレジットカードで入下場合は、異なる点があります。それは、滞在可能時間と、ビールを飲める杯数に違いがあります。
航空会社ラウンジの場合は時間無制限かつ飲み放題、カードラウンジの場合は2時間まででビールは一杯まで(2杯目以降1杯350円)となっています。
ラウンジの利用方法・入室の仕方
ラウンジの入室方法
航空会社ラウンジとして利用する場合は、搭乗券を機械にスキャンするだけで入室できます。通常のJALラウンジ、ANAラウンジの入室方法と同じです。
クレジットカードラウンジとして入室する場合は、次の通りとなります。
- ラウンジ利用の際に、対象のクレジットカードと当日の搭乗券または航空券を提示します。
- カードと搭乗券の名義が一致しているか確認されます。
- 到着時も利用可能です。その際はチケットの半券を提示します。
- スマホなどのチケットレスサービスを利用の場合は、予約画面やモバイルチケットの提示でも入室できます。
当日の搭乗を証明できるもの一覧(カードラウンジとしての利用のみ)
搭乗券
航空券
e-チケット
予約完了画面
モバイル予約画面
預け手荷物引換証
旅行日程表(団体旅客の方)
※上記のいずれかひとつの提示
飲食物の持ち込みは不可
こちらのラウンジでは、飲食物の持ち込みはできないこととなっています。飲食物はラウンジの外でいただく必要があるようです。
写真付きでレビュー
それでは、ラウンジASOを写真でレビューしていきます。
入口
▼ラウンジの入り口はこのようになっています。こちらは搭乗口の目の前にあります。また、ラウンジ内にトイレはありませんが、ラウンジを出てすぐ隣にあります。一時退出は可能となっています。
入口を入って正面に受付があります。私が行ったときは、受付の方が2名おり、右側がANA、左側がJALの読み取り端末がありました。カードで入室する場合はどちらの方に受付をしても良いようです。
ドリンクコーナー、アルコール、おつまみ
続いてドリンクコーナーをご紹介します。
▼ビールサーバーはこちらです。
▼こちらは熊本県産の阿蘇の天然水仕込のプレミアムモルツです。
▼サーバーはメダルを投入することで注ぐことができます。
そして、大切なことが書いてあります。ANAとJALのステイタス会員は、受付で「ステイタスカード等」を提示することで、無料でメダルをもらうことができます。もちろん、おかわりは自由です。
クレジットカードで入室した場合は、受付でもらえるビール引換券をメダルと交換します。ただし、2杯目以降は、1杯350円の有料となります。
▼グラスは冷蔵庫で冷やされていますので、ビールをおいしく飲むことができます。
▼焼酎サーバーはこちらです。
▼コーヒー、カフェラテ、ココア、紅茶、ミルクティー
▼機械は2台あります。
▼ジュースやお茶はこちらです。
▼ジムビーム、レモンサワーもありました。
▼おつまみとして、柿の種が提供されていました。本日のおつまみと書いてあるので、日替わりなのでしょうか?今回は梅味です。柿の種のみで、ピーナツは入っていません。
▼水もあります。
座席
続いて座席をご紹介します。地方空港とは思えないほどに、座席数が多く広々としています。天井もかなり高いです。開放的な空間です。
▼テーブル座席
▼カウンター座席
ビジネス用個室完備
▼ビジネスルームがあります。
雑誌
▼新聞や雑誌類がラックに置いてあります。
総合レビュー
以上が、新しくオープンした阿蘇くまもと空港のラウンジASOのご紹介でした。開業直後に訪問したため、まだまだ新築の匂いが残っており、設備がすべてピカピカの状態でした。空港内、ラウンジ以外にも楽しむことのできるスポットがたくさんあります。
ラウンジ内は、カードラウンジと航空会社ラウンジが一緒になった新しいスタイルです。それぞれの入室方法によって、ビールの無料杯数が異なるなどの違いはありますが、それ以外の違いはありません。
座席数がかなり多いですが、ANAラウンジやサクララウンジ、クレジットカードラウンジの共用ラウンジとして、ラウンジ内の混雑は予想されます。
航空会社ラウンジの質としては同等程度のといえますが、クレジットカードラウンジとしては、かなり質の高いラウンジです。熊本空港に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。