世界各地の空港ラウンジを利用することができるプライオリティパスですが、成田空港にはこちらのパスで無料利用できるカプセルホテルがあります。その名も「ナインアワーズ成田空港」。今回は実際に利用してみたレビューをしていきます。
さらに詳しく
成田空港のプライオリティパスで利用なラウンジは次の通り。
第1ターミナル
第2ターミナル
第3ターミナル
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プライオリティパス無料付帯の年会費3万円以内のクレジットカード
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国内のプライオリティパスが利用可能な空港一覧
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プライオリティパスとは
プライオリティパスは世界148カ国、600以上の都市のラウンジや空港サービスを利用することのできる会員制サービス。パスを持っていれば、空港ラウンジの上質な空間で、料理やアルコールを楽しむことができます。
プライオリティパスは国際線搭乗時に威力を発揮します。ファーストクラスやビジネスクラス搭乗時や航空会社の上級会員でなくてもラウンジが使えるのがメリットです。
国際線においてメリットが大きいプライオリティパスですが、セントレア(中部国際空港)や関西国際空港では、国内線利用時でもプライオリティパスが利用できるお店もあります。
また、成田空港には国内唯一のプライオリティパスで利用可能なカプセルホテルがあります。今回はこのカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」について実際に利用してきましたのでご紹介していきます。
さらに詳しく
成田空港のプライオリティパスで利用なラウンジは次の通り。
第1ターミナル
第2ターミナル
第3ターミナル
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プライオリティパス無料付帯の年会費3万円以内のクレジットカード
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国内のプライオリティパスが利用可能な空港一覧
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プライオリティパスの利用条件
「ナインアワーズ」は全国各地に展開しているカプセルホテルチェーン。このホテルが成田空港の第2ターミナルにあります。
プライオリティパスによる利用条件をご紹介します。
利用条件
- カード保持者は、午前9時から午後6時の間、カプセルベッドに最大5時間滞在可能。
- 5時間を超える滞在や午後6時以降の滞在は、通常の宿泊料金から3,400円(税込)の値引きで利用可能。
- 24時間内に出発する搭乗券の提示が必要
利用内容
- 5時間以内のカプセルベッド利用
- シャワーの利用
- サービスには、毛布、枕、スリッパ、シャワーサービス用のタオルが含まれる。
シャワールームには、ボディーソープやシャンプー、コンディショナーが設置されています。また、館内着がセットに含まれています。
なお、予約は不可で混雑時は入室を断られてしまう可能性があります。また、5歳以下の利用は不可となっています。6歳から11歳のお子様は同性の保護者の同伴が必要です。12歳から17歳のお子様は保護者の同伴が必要です。
5時間以上利用したいという場合は、1時間ごとに500円が加算されます。
ナインアワーズ成田空港の場所・アクセス方法
成田空港内で唯一の宿泊施設で、第2ターミナルに直結した第2駐車場ビル地下1階に位置しています。
概要 | |
名称 | 9h nine hours Narita Airport(ナインアワーズ成田空港) |
住所 | 〒282-0004 千葉県成田市古込1番地1 成田空港第2旅客ターミナル |
アクセス | 成田国際空港第2旅客ターミナル隣接 |
TEL | 050-1807-3506 |
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1第2ターミナルから駐車場方法へ
今回は2階出発ロビーから向かいました。
わかりやすい案内看板がたくさん設置してあり、迷わないような配慮がされています。
まずは、駐車場方向に向かいます。
2階からは動く歩道があります。
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2エスカレーターで地下1階へ
こちらも案内に従って進むだけです。
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3ホテル入口に到着
このように、簡単にたどり着くことができました。迷ったとしたら、駐車場方向に歩いていけばいいと思います。
受付で入室手続き
ホテルの入口を入ってすぐに、フロントがあります。受付のスタッフに「プライオリティパスで利用」の旨伝えます。
空きもあるようで、スムーズに手続きをしてもらうことができました。手続きの際には、プライオリティパスの他に、有効な搭乗券を提示します。
館内の説明があった後、アメニティが入った黒いバッグと、ロッカーのカギが渡されます。
スペースは全て男女別になっています。フロント右側が女性用ブース、左側が男性用ブースでした。
内部はシンプル、手続きの流れもわかりやすい。
注意事項
カプセルエリア
- 基本的に会話は禁止
- アラームは基本OK
- 土足厳禁でスリッパに履き替え
- 飲食禁止
- 水分補給は可能
外出時
- 外出時はフロントにロッカーキーを預け、外出タグと交換
チェックアウト
- チェックアウト時に、ロッカーキー、館内着、メッシュバックを返却
その他
- ホテル内は全館禁煙
- 耳栓を無料配布
- 追加のアメニティは購入
①ロッカーに荷物収納
まずはロッカーに荷物を収納しましょう。 ロッカーは縦長でスタイリッシュな作りですが、下に大きめのスーツケースを入れることができるサイズでした。
②シャワールームへ
続いてシャワールームへ向かいます。ロッカーの奥に進み、トイレのエリアを過ぎると、シャワールームになります。
▼アメニティのバスタオル・フェイスタオル
▼館内着
シャワーブースは横並びでたくさんありますので、鍵が開いてるブースを使用します。反対側には洗面があります。
コンパクトな作りとなっています。
▼シャワーブースはこちらです。ガラス張りの扉を開閉することで水跳ねを防止します。
▼ボディソープ、シャンプー、コンディショナーは備え付けてあります。
▼シャワーブースの正面には洗面があります。
使用済みのタオルは、所定ボックスに入れて戻します。
③カプセル内へ
続いてカプセル内をご紹介します。
薄暗さが相まって、未来的な雰囲気があります。▼
▼ロッカーの番号と同じカプセルを利用します。
▼枕元にはコンセントもあります。
▼天井にはスプリンクラー、火災報知器。
時間帯によっては清掃を行っていますので、音が気になるという方は耳栓が必須です。(アメニティ)
仮眠をとってみて感じた注意事項。
・カプセルにはカギはなくブラインドのみ
・上下左右の人の音や振動する
・通路を通る人の足音がする
・シャワーは1回使用ごとに清掃されない
やはり、安さの分、向き不向きがあるものと思われます。
成田空港で2~3時間程度の仮眠をしたいと思った場合、ここ以上の場所はないかと思うほど、快適ではありました。プライオリティパスで無料利用できる施設として、重宝できそうです。
④チェックアウト
退出の時間になったら、フロントに返却が必要な、館内着、バッグ、鍵を持ってカプセルを出ます。
ロッカーで身支度をして、フロントでチェックアウトの手続きをします。物品を返却するだけで手続きは完了です。
第2ターミナルにありますので、第1ターミナルに向かいたいときは1階の8乗り場からターミナル間連絡バスを利用することができます。どのターミナルからもアクセスは良好です。