関西国際空港の国内線には航空会社の共通ラウンジである「Lounge KANSAI」が設置されています。こちらはカードラウンジと異なり、航空会社が規定している条件を満たしている方のみ利用することができます。
今回は「Lounge KANSAI」を訪問した際のレビューをしていきます。
Lounge KANSAI(ラウンジKANSAI)
概要
ラウンジKANSAIは関西国際空港国内線の制限エリア内にあるラウンジです。航空会社ラウンジとして、ANAとJALの運航便に搭乗する方のうち、入室資格を持っている場合に利用できます。
詳細 | |
営業時間 | 5:30~ANA/JAL最終便出発時刻まで |
位置 | 第1ターミナル3F(制限エリア内) |
ラウンジ所有者 | 関西エアポート |
共有ラウンジなので、ANAやJAL便の運航情報に関する情報提供は行われません。関空のリニューアルにより誕生した新しいラウンジです。
ラウンジの入室資格
ラウンジの入室資格者は次の通りです。
ANA搭乗時の利用資格
- プレミアムクラス搭乗者
- ANAダイヤモンドサービス
- ANAプラチナサービス
- ANA「Million Miler Program」
- ANAスーパーフライヤーズカード
- ANAブロンズサービス(1000マイル必要)
- スターアライアンスゴールド
- ANAカードプレミアム
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JAL搭乗時の利用資格
- JMBダイヤモンド
- JGCプレミア
- JMBサファイア
- JALグローバルクラブ
- ワンワールド エメラルド
- ワンワールド サファイア
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ラウンジの場所
ラウンジは保安検査場を通過して、搭乗ゲート方向に位置しています。
複雑な道順ではないので、案内表示に従い進むと簡単にたどり着きます。レストラン「ぼてぢゅう」の奥にあるエスカレーターを上るとラウンジがあります。
入口を入ってすぐに受付があります。ANA用とJAL用の読み取り機械があります。搭乗券をかざして入室手続き完了です。
ラウンジの内部
続いてラウンジ内部をご紹介します。訪問は2023年6月の土曜日です。夜の訪問で、利用者の数は座席数に対して1~2割ほどと少なめの印象でした。
座席
入口付近の席は4人掛けの広々としたテーブル座席が配置されています。
窓側には1人掛け用の席や、カウンター席が並んでいます。
ラウンジ中央付近には1人掛けソファー席が配置されています。
ラウンジの奥には、大きめのテーブルが配置されています。
窓際にはカウンター席が並んでいます。
全体として、広々としている印象です。窓も大きく、明るい印象のラウンジです。
ドリンクサービス
ラウンジ内には、ソフトドリンクだけでなく、ビールなどのアルコール類も提供されています。おつまみとして、柿の種が2種類用意されていました。
ラウンジの中央付近にドリンクコーナーがあります。
▼ビールサーバーはこちら。冷蔵庫で冷やされているグラスをサーバーにセットして自動的に生ビールが注がれる仕組みです。キリンの一番搾りと、ハイネケンの2種類がありました。ハイネケンの生ビールは珍しいです。
▼冷蔵庫で冷やされているグラスがあるのはありがたい。
▼ウイスキーもあります。ジョニーウォーカーのレッドラベルです。
▼おつまみとして、柿の種が普通味とワサビ味がありました。小袋に入っているので食べやすい大きさです。食べ物系はこちらのみでした。
▼ソフトドリンクサーバー
▼緑茶と紅茶のティーバック。
▼ホットドリンク系はこちらからです。コーヒーやカフェラテだけではなく、ココアやコーンスープなどもありました。
▼冷蔵庫には牛乳とトマトジュースがありました。
その他サービス
▼扉付きの電話スペースが2つ用意されています。使っている人は見かけませんでしたが、防音性が高そうなのが評価できます。
▼複合機が設置されています。
おわりに
以上、関西国際空港にあるLounge KANSAIをご紹介していきました。航空会社の共有ラウンジで2022年にオープンした比較的新しい施設です。搭乗口からもほど近い場所にあり、出発直前まで生ビールなどのアルコールを楽しむことができます。
ラウンジの場所はエスカレーターを上がった先にあり、ラウンジ利用客しか立ち寄らない場所です。そのためか、ラウンジは静か目でした。利用客はそこまで多くなく、人との距離が取れるのも良い点です。落ち着いて過ごすことができます。
国内線の搭乗前に過ごす時間つぶしの場所としては十分なラウンジです。