ローソンはANAマイルに比べて、JALマイルが貯まりやすいコンビニです。ローソンはJALの特約店ではありませんが、最大限マイルを貯める方法があります。この記事では、JALマイルを貯める方法について解説していきます。
はじめに
なぜローソンがJALマイルに強いのか?
コンビニは、私たちの生活に欠かせない身近な存在です。
仕事帰りやちょっとした買い物で立ち寄るたびに、現金や電子マネーで支払いをしている方も多いでしょう。
しかし、その日常の支払いを工夫するだけで、飛行機に乗らずともJALマイルを貯めることができることをご存じでしょうか?
多くの人が「セブンイレブンはANA」「ファミリーマートはJAL」というイメージを持っています。これは、それぞれがANAのマイルプラス加盟店、JAL特約店だからです。
一方で、ローソンはJAL特約店でもANA加盟店でもありません。それなのに、ちょっとした仕組みを活用することで、ローソンがJALマイルを最も効率よく貯められるコンビニになるのです。
本記事では、ローソンでJALマイルを貯める仕組みを一から解説し、高還元率でマイルを3重取りする方法まで詳しく紹介します。
本記事の前提と目的
この記事は、以下のような方を対象にしています。
コンビニでの支払いでJALマイルを少しでも多く貯めたい人
JALマイルを使ってお得に旅行したい人
日常の支払いを効率よくポイント化したい人
ローソンでマイルを貯める方法は、特約店のように単純ではありません。
しかし、知っているか知らないかの差だけで、1年後には数千マイル以上の差がつくこともあります。
手順はシンプルで、初期設定さえしてしまえば、あとは「いつも通りに支払うだけ」でOKです。
ぜひこの記事を読み終えたら、今日から実践してみてください。
ローソンが、あなたにとってのJALマイル製造機になるはずです。
コンビニ別|ANAとJALマイルの貯まりやすさを比較
コンビニは、日本全国どこでも利用できる身近な決済スポットです。
その中でも、各コンビニチェーンごとに「どのマイルが貯まりやすいか」は異なります。
ここでは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンという大手3社を比較しながら解説していきます。
セブンイレブンはANAマイル向き
セブンイレブンは、ANAが展開する**「ANAカードマイルプラス」加盟店**です。
ANAカードを使って支払いをすると、通常のクレジット利用分のマイルに加えて、**100円ごとに1マイル(還元率1%相当)**が上乗せされる仕組みです。
つまり、ANAマイラーにとっては、セブンイレブンは強力な味方。
特にANA VISAワイドゴールドカードやANAアメックスを持っている人は、支払いをまとめることで日常的にマイルが貯まっていきます。
ただし、JALマイラーには特別な還元がなく、基本的には通常のクレジットカード還元のみとなります。
そのため、JALマイラーはセブンイレブンよりも他のコンビニのほうが効率的です。
ファミリーマートはJAL特約店でおすすめ
ファミリーマートは、JAL特約店に加盟しています。
JAL特約店では、JALカードで決済するだけで、通常の2倍のマイルが貯まります。
(例えば、ショッピングマイル・プレミアム加入者なら200円=2マイル、還元率1%)
特約店なので、手間がかからず、JALカードでそのまま支払えばOKです。
「簡単にJALマイルを貯めたい」という人には、ファミリーマートが最もおすすめです。
ローソンは実質JALマイル高還元
一方、ローソンはANA加盟店でもJAL特約店でもありません。
しかし、ローソンで貯まるPontaポイントやdポイントを経由し、さらにWAON決済を組み合わせることで、最大2%という高還元率を実現できます。
この方法は、特約店のように“決済するだけ”ではありませんが、少しの工夫でファミリーマート以上の還元率も可能。
特約店に頼らずにJALマイルを貯めたい人にとって、ローソンは非常に魅力的な選択肢です。
主要コンビニの特約店一覧表
以下に、大手コンビニ3社の特約店加盟状況をまとめました。
コンビニ | ANAマイル | JALマイル |
|---|---|---|
セブンイレブン | ANAカードマイルプラス加盟店 | 特約なし |
ファミリーマート | 加盟なし | JAL特約店 |
ローソン | 加盟なし | 特約なし(工夫次第で高還元) |
セブンイレブン → ANAマイル(ANAカードマイルプラス加盟店)
ファミリーマート → JALマイル(JAL特約店)
ローソン → JALマイル
セブンイレブンはANAマイルですが、ファミリーマートとローソンはJALマイルが貯まりやすい店舗となっています。ただしローソンはANAとJALどちらの特約店でもありません。それでもローソンでJALマイルが貯まりやすいというのはどういうことなのご説明していきます。
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ローソンでJALマイルを貯める方法の全体像
ローソンは、セブンイレブンやファミリーマートと違って、JALやANAの特約店ではありません。
しかし、特約店でなくてもJALマイルを高還元で貯める方法があるのが、ローソン最大の魅力です。
ここではまず、「ローソンがなぜJALマイル向きなのか」「その理由」「そして具体的な戦略」について全体像をお伝えします。
ローソンはJAL特約店ではない?
まず確認しておきたいのは、ローソンはJALが公式に提携する**「特約店」ではない**ということです。
特約店とは、JALカードで支払うだけで通常の2倍マイルが貯まる加盟店のことを指します。
ファミリーマートやイオンはJAL特約店に登録されていますが、ローソンは対象外です。
つまり、「JALカードで支払うだけ」では特別なボーナスマイルはもらえません。
それならファミリーマートでいいのでは?と思うかもしれませんが、実はローソンにはさらに強力な方法があります。
それでもJALマイルが貯まりやすい理由
ローソンの最大の強みは、「Pontaポイント」と「WAON決済」の両立が可能な点です。
ローソンでは、会計時にPontaカードまたはdポイントカードを提示することで、100円につき1ポイントが貯まります。
そしてこのPontaポイントは、JALマイルに50%のレートで交換可能です。
さらに、支払いを「JMB WAON」にすることで、WAON支払い分のマイル(200円につき1マイル)が別に加算されます。
このとき、WAONにチャージする際にJALカードを使うと、チャージ額に対してさらに1%分のマイルがもらえます。
つまり、Ponta提示、JALカードからWAONチャージ、WAON支払いの3段階でそれぞれマイルが貯まる仕組みなのです。
3重取りの基本戦略
ローソンでJALマイルを効率よく貯めるための基本戦略は、次の3ステップです。
1️⃣ Pontaカードを提示する
100円につき1Pontaポイント(=0.5マイル相当)が貯まります。
2️⃣ JALカードでJMB WAONにチャージする
チャージ額の1%分のマイルが貯まります。
3️⃣ JMB WAONで支払う
支払額200円ごとに1マイルが貯まります(還元率0.5%)。
この3つを組み合わせることで、還元率は**最大2%**に達します。
特約店よりも高い還元率になるケースもあり、日常的にローソンを利用するJALマイラーにとっては非常に効率的です。
ローソンのポイントはPontaかdポイントが貯まる(還元率0.5%)
ローソンで貯めることのできるポイントサービスにPontaとdポイントの2つがあります。どちらかを選択して貯めることができます。お勧めは、Pontaポイントを貯めることです。マイルに交換する際はどちらも50%の還元率になります。
100円につき1ポイント=0.5JALマイル

Pontaをお勧めする理由は、最低交換ポイントにあります。dポイントは最低交換可能ポイントが5000ポイントからなのに対して、Pontaポイントは2ポイントから交換することができます。交換のしやすさが最大のメリットです。
Pontaポイントの基本情報
Pontaポイントは、ローソンをはじめ、様々なお店やサービスで貯めることができる共通ポイントです。
ローソンでの還元率は以下の通りです。
100円(税抜)ごとに1ポイント付与(還元率0.5%)
1ポイント=1円相当で利用可能
貯めたPontaポイントは、JALマイルに50%のレートで交換可能です。
例えば、Ponta1,000ポイントをJAL500マイルに交換できます。
交換はWeb上で簡単に手続きでき、必要ポイントも少ないので使い勝手が良いです。
dポイントの基本情報
dポイントも、ドコモユーザー以外でも使える共通ポイントです。
こちらもローソンでは、Pontaと同じく以下の還元率で貯まります。
100円(税抜)ごとに1ポイント付与(還元率0.5%)
1ポイント=1円相当で利用可能
dポイントもJALマイルに交換できますが、交換レートは同じく50%です。
ただし、交換の際に必要な最低ポイントが**5,000ポイント(=2,500マイル)**と高く、気軽に交換するのは難しいのが難点です。
また、交換には1カ月程度かかることもあり、スピード感に欠けます。
Pontaとdポイントの違いを徹底比較
項目 | Pontaポイント | dポイント |
|---|---|---|
付与率 | 100円=1ポイント | 100円=1ポイント |
マイル交換レート | 50% | 50% |
最低交換ポイント | 2ポイント~ | 5,000ポイント~ |
交換完了までの日数 | 約1週間 | 1カ月以上 |
Pontaをおすすめする3つの理由
✅ 低い交換ポイント
Pontaは最低2ポイントから交換可能なので、少額でもコツコツ貯めてマイルに替えられます。
✅ 交換スピードが早い
Pontaは約1週間でマイルに反映されるため、すぐに特典航空券を目指したい人にも向いています。
✅ ローソンと相性がいい
ローソンはそもそもPonta提携店舗なので、レジでの認識やキャンペーンの対象もPontaが優遇される傾向があります。
以上の理由から、JALマイルを効率よく貯めたいなら、ローソンではPontaポイント一択です。
還元率1%のJALカード発行
JALカードであれば、最大還元率1%です。このカードを発行します。

普通カードの場合は年会費3,300円のショッピングマイルプレミアムに加入する必要があります。
JALカードには、いくつかの種類があります。
基本的には以下の3タイプが主流です。
カード名 | 年会費(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
普通カード | 2,200円 | 年会費が安く、初心者向け |
CLUB-Aカード | 11,000円 | ボーナスマイルが多い、頻繁に飛ぶ人向け |
CLUB-Aゴールドカード | 17,600円前後 | ゴールド特典・旅行保険が充実 |
ただし、ローソンでJALカードを使って支払いをするわけではありません。
ショッピングマイル・プレミアムとは?
JALカードを発行したら、必ず加入しておきたいのが「ショッピングマイル・プレミアム」です。
通常、JALカードでのクレジット決済は**200円=1マイル(還元率0.5%)**です。
しかし、このオプション(年会費3,300円)に加入することで、**100円=1マイル(還元率1%)**にアップします。
ローソンの攻略法では、JALカードからWAONへチャージする際に、この還元率がそのまま適用されるため、年間3,300円を払っても十分元が取れます。
年会費を払っても得になる理由
「普通カード+ショッピングマイル・プレミアム」の組み合わせでも年間5,500円ほどかかりますが、それでも得になる理由があります。
例えば、年間50万円分の支払いをJALカードですると仮定します。
ショッピングマイル・プレミアム未加入:2,500マイル
ショッピングマイル・プレミアム加入:5,000マイル
差額は2,500マイル。特典航空券1回分に相当するケースもあり、これだけで年会費以上の価値になります。
ローソンだけでなく、日常の買い物やネット通販の支払いもJALカードにすれば、さらに効果的です。
JALカードを選ぶ際の注意点
✅ WAONチャージに対応するブランドを選ぶ
JMB WAONへのチャージは、JALカード(JMB WAON一体型)か、別途WAONカードが必要です。
また、ブランドはVISAやMastercardが無難です。(アメックス・ダイナースはWAONチャージ非対応)
✅ CLUB-A以上は無理に選ばなくてOK
CLUB-Aやゴールドは年会費が高いため、JALに頻繁に搭乗する人以外は普通カードで十分です。
✅ 家族カードを検討する
家族全員でマイルを合算できるので、家族カードも活用すると効率的に貯められます。
JALカードでJMB WAONにチャージする(還元率0.5%)
ローソンでJALマイルを高還元で貯めるうえで、もう一つの重要なピースがJMB WAONです。
PontaポイントとJALカードだけでは達成できない「3重取り」を完成させるのがこの電子マネー。
ここでは、JMB WAONの基礎知識から使い方まで詳しく解説します。

JMB WAONの基礎知識
WAONは、イオングループが提供する電子マネーです。
その中でもJMB WAONは、JALマイレージバンク(JMB)会員向けに発行される特別なWAONカードです。
年会費・発行手数料:無料
残高上限:50,000円
利用可能店舗:全国のローソン、イオン、ミニストップなど
JMB WAONの最大の特徴は、支払いに応じて直接JALマイルが貯まる点です。
WAON残高にチャージして使う「プリペイド式」のため、クレジットカードのように使いすぎる心配もありません。
JALカードからWAONチャージでマイルが貯まる仕組み
JMB WAONを使うためには、まず残高をチャージする必要があります。
ここで活躍するのが、前の章で紹介したJALカードです。
JALカード(ショッピングマイル・プレミアム加入)からJMB WAONにチャージすると、チャージ額の1%分のJALマイルが貯まります。
例えば、1万円チャージすれば100マイル。これだけで、WAON支払い分よりも高い還元です。
つまり、ローソンでWAONを使う前に、JALカードでWAONをチャージすることが重要です。
WAONの支払いで貯まるマイル
JMB WAONでローソンの支払いをすると、200円(税込)につき1マイルが貯まります。
これは還元率に換算すると約0.5%です。
ローソンはWAONの対象店舗なので、問題なく利用可能です。
クレジットカードの直接決済ではこの部分のマイルは貯まりませんので、必ずWAONを経由するのがポイントです。
WAONにチャージする手順
JMB WAONへのチャージは、主に次の3つの方法があります。
✅ イオン銀行ATMでチャージ
イオン系列の店舗に設置されているATMから簡単にチャージ可能です。JALカードを挿して操作します。
✅ 店頭レジでチャージ
イオンやミニストップのレジで現金またはJALカードでチャージできます。
✅ WAONステーション(端末)でチャージ
WAONステーションやファミポートからもチャージ可能です。
ローソンのレジではチャージができないので注意が必要です。
普段の生活動線の中で、イオン系列の店舗に立ち寄ってチャージしておくのがおすすめです。
実践編|ローソンでJALマイルを3重取りする手順
ここまでのステップで準備が整いました。
ローソンでJALマイルを効率よく貯めるための戦略は、Pontaポイント提示・JMB WAON支払い・JALカードチャージの3つを組み合わせることです。
実際の買い物シーンでどう動けばいいのか、具体的な手順を説明します。
手順1:Pontaカードを提示する
まず、レジで商品を差し出したら必ずPontaカードを提示しましょう。
ローソンでは、100円(税抜)ごとに1ポイント(0.5%還元)のPontaポイントが貯まります。
貯まったPontaポイントは、2ポイントからJALマイルに交換でき、交換レートは50%(2ポイント=1マイル)。
Pontaカードはプラスチックカード以外にも、アプリ(ローソンアプリやPontaアプリ)で提示可能です。
ポイント提示を忘れると、この部分の還元がゼロになるので要注意です。
手順2:WAONにチャージした残高で支払う
支払い時には、JMB WAONにチャージした残高で支払います。
JMB WAONを利用することで、200円(税込)ごとに1マイル(還元率0.5%)が直接貯まります。
事前にJALカードでチャージしておくのが重要で、チャージ時点で別途1%分のマイルが獲得できます。
つまり、チャージ時点と支払い時点の2回でマイルが発生します。
ローソンのレジではWAON残高から引き落としされるだけなので、特に難しい操作はありません。
手順3:WAON支払いによる追加マイル
WAON支払いによる0.5%分のマイルもきっちり加算されます。
ここまでで、ポイント提示とあわせて「3つのルート」でマイルが積み重なっている状態です。
✅ Pontaポイント:0.5%(のちにマイルに交換)
✅ WAONチャージ時:1.0%
✅ WAON支払い時:0.5%
合計で2.0%の還元率が実現します。
合計還元率のシミュレーション
実際に1,000円(税込)の買い物をした場合の獲得マイルは以下の通りです。
項目 | 還元率 | 獲得マイル |
|---|---|---|
Pontaポイント(100円×10P) | 0.5% | 5マイル |
WAONチャージ時(1,000円) | 1.0% | 10マイル |
WAON支払い時(1,000円÷200) | 0.5% | 5マイル |
合計 | 2.0% | 20マイル |
このように、特約店であるファミリーマートを超える還元率も可能です。
特に、年間を通じてローソンの利用額が大きい人ほど、積み重ねるマイルの差が大きくなります。
還元率をさらに高める裏ワザ
ローソンでJALマイルを貯める「3重取り」は十分高還元ですが、さらに効率よくマイルを積み上げるためのテクニックがいくつか存在します。
ここでは、実践者がよく使っている3つの裏ワザをご紹介します。
WAONオートチャージの活用
JMB WAONの残高が一定額以下になったときに、事前に設定した金額が自動的にチャージされる「WAONオートチャージ」を活用すると便利です。
ポイントは、このオートチャージでもJALカードのマイルが貯まるという点。
例えば、残高が3,000円以下になったら5,000円をオートチャージする設定にしておくと、チャージするたびに1%のマイルが加算されます。
✅ 毎回ATMに行かなくてもOK
✅ 残高不足でWAONが使えないリスクを防げる
✅ 無駄なくチャージ分のマイルが貯まる
イオン系列の店舗やWAONステーションで簡単に設定できます。
お試し引換券での活用法
ローソンでは、Pontaポイントやdポイントを使って「お試し引換券」と交換できるサービスがあります。
通常100円の商品が、40〜60ポイント程度で引き換えられるため、実質ポイントの価値が1.5〜2倍になることもあります。
これにより、PontaポイントをJALマイルに交換するよりも、高い実質価値で活用可能。
もちろん、残りの支払いをJMB WAONで行えば、マイルはその分しっかり獲得できます。
お試し引換券をうまく活用して、Pontaポイントの価値を最大化するのも一つの戦略です。
JALカードのボーナスマイル活用
JALカードには、通常のショッピングマイル以外にも「ボーナスマイル」が付く特典があります。
例えば次のような場面で、追加のマイルがもらえます。
✅ 入会ボーナス(普通カードでも1,000マイル以上)
✅ 毎年の継続ボーナス
✅ 搭乗ボーナス(飛行機利用時)
これらをうまく組み合わせると、ローソン以外で得たマイルをプラスでき、年間獲得マイルが増加します。
特に入会初年度はボーナスマイルが多いので、始めるなら早めが◎です。
まとめ:裏ワザを取り入れてさらに効率アップ
WAONオートチャージでチャージ忘れ防止&マイル確保
お試し引換券でPontaポイントの価値を最大化
JALカードの各種ボーナスマイルも見逃さない
これらの裏ワザをうまく取り入れることで、単純に買い物をするだけよりも、年間数千マイルの差がつきます。
他の決済方法との比較
ここまでの解説で、ローソンでJMB WAON×JALカード×Pontaによる「3重取り」が高還元であることが分かりました。
しかし、実際には多くの人が「現金」や「クレジットカード」「電子マネー(SuicaやPayPay)」で支払っています。
ここでは、それぞれの決済方法と比較してどのくらい差が出るのかを確認してみましょう。
現金払いとの比較
最ももったいないのが、現金払いです。
現金で支払うと、レジでPontaカードを提示したぶんの0.5%還元しか得られません。
決済方法 | 還元率 |
|---|---|
現金+Ponta | 0.5% |
3重取り | 2.0% |
同じ1,000円の買い物でも、現金払いだと5マイル相当しか貯まりませんが、3重取りなら20マイルに。
特に現金派の人は、まずは電子マネーかクレジット払いに切り替えるだけで、還元率が4倍になります。
クレジットカード直払いとの比較
次に、JALカードでそのまま支払うパターンです。
JALカード(ショッピングマイル・プレミアム加入)でローソンの会計をすると、100円ごとに1マイル(還元率1%)が貯まります。
決済方法 | 還元率 |
|---|---|
JALカード直払い | 1.5%(カード1%+Ponta0.5%) |
3重取り | 2.0% |
実は、JALカードで直接払うのも十分高還元ですが、JMB WAONを経由することでさらに0.5%分が積み重なります。
ちょっとした手間で、さらにマイルを増やせるのがポイントです。
Suica・PayPay払いとの比較
最近はスマホで手軽に決済できるSuicaやPayPayも人気です。
SuicaやPayPayは、それぞれのチャージ元によっては0.5~1.0%程度の還元が得られますが、JALマイルに直接換えられるポイントではありません。
決済方法 | 還元率 |
|---|---|
Suica払い | 約0.5~1.0%(ビューカードなど) |
PayPay払い | 約0.5% |
3重取り | 2.0% |
JALマイラーにとっては、電子マネーやQRコード決済よりもJMB WAONを経由した支払いのほうが圧倒的に有利です。
もちろんSuicaやPayPayは汎用性が高く便利ですが、マイル目的ならJMB WAON一択と言えるでしょう。
まとめ:3重取りが最もお得
比較すると以下のようになります。
決済方法 | 合計還元率 | おすすめ度 |
|---|---|---|
現金+Ponta | 0.5% | × |
クレカ直払い | 1.5% | △ |
Suica・PayPay | 0.5~1.0% | △ |
3重取り | 2.0% | ◎ |
還元率だけでなく、JALマイルという“旅行に直結する価値”で貯められるのが、3重取りの強みです。
少しの工夫で、同じ支出から得られるリターンが大きく変わりますので、ぜひ意識してみてください!
よくある質問(FAQ)
ローソンでJALマイルを高還元で貯める「3重取り」はとても効果的ですが、実践しようとすると細かい疑問が出てくるものです。
ここでは、よくある質問にお答えします。
Q. dポイントではだめですか?
A. 貯めるだけならOKですが、Pontaのほうがおすすめです。
ローソンでは、Pontaとdポイントのどちらかを選んで提示できます。
還元率もマイル交換レートも同じ50%ですが、dポイントは最低交換が5,000ポイントから、さらに交換に1カ月以上かかるため、実用性が低いです。
Pontaなら2ポイントから交換可能で、交換も約1週間と早いため、JALマイラーならPontaがベターです。
Q. JALカード以外でもWAONにチャージできますか?
A. チャージは可能ですが、JALマイルは貯まりません。
JMB WAONは現金や他のクレジットカードでもチャージ可能です。
ただし、その場合はWAON支払い時の「200円=1マイル(還元率0.5%)」しか貯まらず、JALカードからのチャージによる1%分のマイルが貯まりません。
したがって、JALマイラーなら必ずJALカードでチャージしましょう。
Q. ショッピングマイル・プレミアムは必須ですか?
A. 高還元を目指すなら必須です。
ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,300円)に加入していない場合、JALカードのチャージ還元率は0.5%に半減します。
その結果、ローソンでの3重取り還元率は1.5%に下がってしまいます。
少しの出費で還元率が倍になるため、必ず加入することをおすすめします。
Q. WAONチャージの上限は?
A. 50,000円までです。
JMB WAONのチャージ上限は5万円までとなっています。
残高が上限に達しているとチャージできないため、定期的に残高を確認しながら利用しましょう。
なお、WAONのオートチャージ機能を使うと残高不足も防ぎやすいので便利です。
ローソンでJALマイルを貯めるデメリット
ローソンでJALマイルを「3重取り」する方法は、確かに高還元で効率的です。
しかし、完璧な方法というわけではなく、いくつかのデメリットや注意点も存在します。
ここでは、主なデメリットを3つ挙げておきますので、実践前に確認しておきましょう。
年会費がかかる
高還元のカギとなるJALカードとショッピングマイル・プレミアムには、それぞれ年会費が発生します。
JALカード普通カード:2,200円(税込)〜
ショッピングマイル・プレミアム:3,300円(税込)
合計で年間5,500円程度のコストがかかるため、年間の利用金額が少ないと元が取れない可能性があります。
例えば、年間利用額が30万円未満の人は、コストに対して還元が見合わないことも。
日常的にコンビニやネットショッピングでまとまった金額を利用する人に向いた方法と言えます。
手間が増える
現金やクレジットカードで直接支払うのに比べると、3重取りは少し手間がかかります。
✅ Pontaカードの提示
✅ JMB WAON残高の管理
✅ WAONのチャージ(ATM・店頭)
特に、WAON残高が不足しているとレジで慌てることになりかねません。
オートチャージ機能を設定すれば負担は軽減されますが、多少の手間は覚悟しておきましょう。
一部商品はマイル対象外
ローソンで購入する商品によっては、ポイントやマイル付与の対象外となるものがあります。
例えば以下のような商品は対象外の場合があります。
切手・はがき・印紙
公共料金の支払い
金券類(クオカード・テレカ等)
代行収納(通販代金の支払いなど)
通常の商品では問題ありませんが、対象外商品を買うときは注意が必要です。
「思ったよりマイルが付いていない!」と後悔しないよう、対象商品を意識しましょう。
まとめ:デメリットも理解しておこう
ローソンの3重取りは非常に強力ですが、年会費・手間・対象外商品といった点はデメリットです。
年間コストと見合うか、自分の買い物スタイルに合うかを確認してから取り入れましょう。
ローソン以外でJALマイルを貯めたい人向けのアドバイス
ローソンでの3重取りは非常に効率が良いですが、普段の買い物が必ずしもローソンとは限りません。
ここでは、ローソン以外のシーンでもJALマイルを効率よく貯めるための方法を3つご紹介します。
ファミリーマートでの特約店活用法
ローソン以外のコンビニで最もJALマイラー向きなのはファミリーマートです。
ファミリーマートはJALの特約店に加盟しているため、JALカードで支払うだけで通常の2倍マイルが貯まります。
✅ ショッピングマイル・プレミアム加入者なら、還元率1%(200円=2マイル)
✅ 特約店なので、面倒な準備なしに高還元が得られる
特約店はWAONやPontaのような併用ができませんが、「とにかく簡単に貯めたい」という人には最適です。
ローソンのような手間をかけたくない方は、ファミマをメインにするのもアリです。
スーパー・ドラッグストアのおすすめ
日々の食料品や日用品の買い物でも、マイルを貯めるチャンスはたくさんあります。
特におすすめなのが、JAL特約店やWAON対応の店舗です。
✅ イオン・マックスバリュ(JMB WAONが使える/特約店)
✅ ダイエー・グルメシティ(JMB WAONが使える)
✅ ウエルシア薬局(JMB WAON対応)
スーパーやドラッグストアなら、1回あたりの支払い金額が大きいので効率よくマイルが貯まります。
WAONチャージ+支払いで還元率1.5〜2%程度を目指せるのは、ローソンと同じ仕組みです。
ネット通販との併用でさらに効率UP
日常の買い物は店舗中心でも、ネット通販も活用することでさらにマイルを積み上げられます。
JALマイレージモールを経由するだけで、JALマイルが上乗せで貯まるのです。
✅ 楽天市場・Yahoo!ショッピングなども対象
✅ 1%以上のマイルが加算されるショップも多数
✅ JALカード払いとの併用で還元率アップ
ネット通販は支払い金額が大きくなりがちなので、月に数回でも利用すればマイルがどんどん貯まります。
「JALマイレージモール経由+JALカード」で、陸マイラーの鉄板テクニックです。
まとめ:シーンに応じて店舗を使い分けよう
ローソンの3重取りが最強なのは確かですが、シーンごとに店舗や方法を変えるのが上級者の戦略です。
「コンビニはローソンまたはファミマ」「スーパーはイオン系」「ネット通販はJALマイレージモール経由」といったように、無理のない範囲で使い分けてみましょう。
マイルを貯めるための心構え
ローソンやファミリーマート、ネット通販などで日常的にJALマイルを貯める習慣ができると、年間で1万マイル以上を無理なく貯めることも夢ではありません。
しかし、単に“貯めるだけ”ではなく、いくつか意識しておくべきコツがあります。
ここでは、効率よく、そして無駄なくマイルを活用するための心構えをお伝えします。
ポイントサイトとの併用
ポイントサイトは、JALマイラーの大きな味方です。
例えば、モッピーやハピタスなどのポイントサイトを経由してネット通販やクレジットカード発行案件を利用すれば、直接マイルを貯める以上の効率でポイントが貯まります。
ポイントサイトで貯めたポイントはJALマイルに交換可能(交換レートは70%前後が目安)。
ローソンなどの買い物で貯めるマイルに加えて、ポイントサイトで一気に残高を増やすのが「陸マイラー」の王道です。
✅ ネット通販は必ずポイントサイトを経由
✅ 高還元案件(クレジットカードや証券口座開設)も活用
無理のない範囲で併用するだけで、マイルの貯まり方が大きく変わります。
家計簿管理にマイル欄を設ける
せっかくマイルを貯めても、今どれくらい貯まっているのか、どれくらい消費しているのか分からないとモチベーションが下がります。
日々の支出の記録に加えて、毎月のマイル残高や獲得数を家計簿やアプリに記録するのがおすすめです。
✅ 「今月の獲得マイル」「累計マイル」「目標マイル」を見える化
✅ 旅行までに必要なマイル数と達成率を記録
✅ 家族のマイル合算も記録して管理
これだけで、貯めるモチベーションがぐっと高まりますし、無駄遣いを減らしてマイル重視の消費行動が身につきます。
マイルを使うタイミングの見極め
貯めたマイルは、ただ使えばいいというものではありません。
実は、使うタイミングや用途によっては価値が大きく変わります。
✅ 繁忙期よりも閑散期の特典航空券の方が少ないマイル数で取れる
✅ 普通席よりもビジネスクラス・ファーストクラスの方が「1マイルの価値」が高い
✅ マイルには有効期限があるので、計画的に使う
特に「必要な時に必要なだけ貯める」のではなく、「期限を見据えて計画的に使う」という意識が重要です。
場合によっては、提携ポイントに交換したり、eJALポイントに替えて現金のように使う選択肢もあります。
まとめ:貯め方だけでなく“使い方”まで意識する
JALマイルを効率よく貯めるコツは、日常の行動に無理なく組み込むことです。
そして、貯めるだけでなく、いかに価値高く使うかまでを考えられるのが、真の上級者です。
ローソンの支払いでJALマイル2%の高還元を実現
以上のような手順で、ローソンの支払いをすると、JALマイルの還元率を2%にまで引き上げることができてしまいます。
- Pontaポイントを提示=0.5%還元
- JALカードでJMB WAONにチャージ=1.0%還元
- WAONで支払い=0.5%還元
ポイントを3重どりするよう感じです。複雑なように見えますが、やっていることは非常に単純で、慣れてしまえば簡単です。デメリットといえば、JALカードで還元率1%にするためには、年会費が掛かってしまうという点です。ショッピングマイルプレミアムに加入しない場合でも、JALカードの還元率は0.5%ですので、3重どりで合計1.5%の還元になりますので、お得といえる範囲だと思います。
JALマイルを貯めるコツは、WAONの攻略がカギといえます。ぜひ使いこなせるようになって、マイルをどんどんためましょう。
まとめ|ローソンでJALマイルを効率よく貯めるなら
ここまで、ローソンでJALマイルを高還元で貯めるための方法や考え方を解説してきました。
日常の買い物という身近な場面で、少し工夫するだけで年間数千マイルが貯まるのはとても魅力的です。
最後に、今日から始められる具体的な行動と、マイルを活用したお得な旅行の楽しみ方をご紹介します。
今日から始められる具体的な行動
✅ JALカードを発行する
まずはJALカード(普通カード+ショッピングマイル・プレミアム加入)を申し込みましょう。
このカードがないと高還元戦略はスタートできません。
✅ JMB WAONを手に入れる
JALカードを発行すると一緒に申し込めるので、同時に入手しておくと便利です。
✅ Pontaカード(またはアプリ)を用意する
既に持っている人も多いですが、アプリでの提示もOKなので用意しておきましょう。
✅ WAONオートチャージ設定をしておく
イオン系列の店舗やATMでオートチャージを設定しておくと手間が減ります。
✅ 家計簿アプリなどにマイル管理欄を設ける
モチベーション維持と計画的な利用のために、記録を残しておくのがおすすめです。
ここまで準備が整えば、明日からのローソンでの買い物がマイル貯蓄の第一歩になります。
JALマイルで旅行をもっとお得に楽しもう!
貯めたマイルは、国内線・国際線の特典航空券やアップグレード、eJALポイントなどさまざまな形で利用できます。
例えば、年間1万マイル程度なら、**東京-大阪の往復航空券(特典航空券)**にも交換可能です。
さらにマイルの価値を高めるなら、ビジネスクラス特典航空券に交換するのもおすすめです。
せっかくの日常の支出を、単なる消費で終わらせるのではなく、旅という形で自分に還元する。
それが、JALマイラーならではのライフスタイルです。
番外(ポイ活でポイント・マイルを大量にためる方法)
モッピーやハピタスなどのポイントサイトや、ファンくるなどのモニターサイトにより、マイルを貯めることができます。ポイ活の中でもモッピーは初心者でも簡単ですのでおすすめしています。
モッピーは紹介リンクまたはコードを利用することで、初回登録特典の2000ポイントを獲得できます。最大1400ANAマイル、1600JALマイルに移行可能。
マイルが簡単に貯まる
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