ホテルクラビー札幌という北海道にあるホテルに宿泊してきましたので、ご紹介、レビューしていきます。クラビー札幌は日本人による最初の本格的なビール工場の跡地に建つホテルです。札幌の中心地に位置しているので、観光やビジネスにも便利なホテルです。
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クラビー札幌とは
「クラビー」とは愛想のいい、人付き合いという意味。ビール工場の跡地に建つホテルとして、クラビーなホテルをコンセプトとしています。クラビー札幌は1993年4月9日に「サッポロファクトリー」とともに開業しました。ショッピング、グルメ、アミューズメントを楽しむことのできる「サッポロファクトリー」がありますので、ホテル滞在も充実します。
客室は、8タイプ全118室の中規模ホテルです。少人数タイプのワンベッドルームからファンクションルームやトリプルルームなどの4名滞在が可能な客室があります。ワンベッドルームでも29.3㎡と広さは十分にあるホテルです。
クラビー札幌の所在地・アクセス
札幌市中心地に位置する利便性の高いホテル
札幌駅からほど近い距離の場所にあり、観光だけでなくビジネスにも向いているホテルといえます。すすきのなど、繁華街からは距離がありますが、落ち着いたホテルライフを過ごしたいという需要をかなえてくれています。
荷物が多い場合は、札幌駅からタクシーに乗ることをお勧めします。
隣にはサッポロファクトリーという施設があり、食事やエンターテイメントには困りません。
所在地・アクセス
地図はこちら
所在地：〒060-0032 北海道札幌市中央区北2条東3丁目 サッポロファクトリー西館
電話番号：011-242-1111
アクセス：
- タクシーの場合
札幌駅から約5分、約700円
- 電車の場合
JR「札幌」駅下車 徒歩約15分
地下鉄東西線「バスセンター前」下車8番出口 徒歩約5分
地下鉄東豊線「さっぽろ」下車21番出口徒歩7分
- 車の場合（駐車場1泊700円）
新千歳空港より道央自動車道札幌北IC経由で約60分
- バスの場合
中央バスファクトリー線札幌駅前（東急デパート南側）乗り場よりサッポロファクトリー行約5分
「サッポロファクトリー」下車徒歩1分
札幌駅バスターミナルよりJRバス新札幌方面約5分「サッポロファクトリー」下車徒歩3分
今回の宿泊代金
客室タイプ：ワンベッドルーム
宿泊日：9月の土曜から1泊
食事：朝食付き
金額：16,200円（1人当たり8,100円）
値段が一番安かったので、ワンベッドルームを予約しました。ワンベッドルームでも29.3㎡の広さがあります。
チェックイン・チェックアウト時間
チェックイン 15:00から
チェックアウト 11:00まで
一休のダイヤモンド会員特典
一休のダイヤモンド会員特典が充実していました。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトだけでなく、客室のアップグレード（チェックイン時の空き状況により）、サッポロクラシックの特典があります。
今回は、ワンベッドルームの予約でしたが、スーペリアダブルルームに客室アップグレードしてもらえました。
公式サイトより
公式サイトより
金額的に2000円分のお得度合いといえます。
「サッポロクラシック350ｍｌ」と「ミネラルウォーター」は冷蔵庫に冷やされていました。
アーリーチェックインは利用しませんでしたが、レイトチェックアウトの1時間延長は利用させていただき、ゆったりとしたホテル時間を過ごしました。
ホテルの写真とレビュー
今回は、札幌駅のタクシー乗り場からホテルに向かい、正面玄関に到着。時間は5分くらいで、料金は700円ほどでした。タクシーが到着すると、ホテルが外に出てきて、出迎え・荷物運びをしてくれました。
外観
外観はこのような感じになっています。かわいらしい感じの雰囲気です。タクシーで到着した際は、こちらの正面玄関の目の前に到着します。
正面玄関はこんな感じです。こじんまりとしていますが、おしゃれさはあります。
裏から見るとこんな感じです。横に長いホテルです。
フロント・ロビーフロア
入ってすぐに、検温と消毒があります。
クラシックな落ち着きのある雰囲気です。木の温かみを感じます。
ソファでゆったりくつろぐことができそうです。
通路
案内されたのは5階の客室でした。
白を基調としており、清潔感があります。
部屋・内観
早速客室内に入室しました。
電話機と時計がベッド脇に置いてあります。
ドレーサー兼小机です。簡単な作業であればこちらでもできます。
テーブルと椅子が2脚おいてあります。食事を済ませたり、コーヒーを飲んだり、ビールを飲んだり、くつろぐことが可能です。
また、ズボンプレッサーも設置されています。
お茶のティーバッグがおいてあります。
加湿空気清浄機が設置されています。
消臭スプレーがあります。
バスルーム・トイレ・アメニティ（水圧は？）
アメニティは少なめです。環境への配慮から、歯ブラシやカミソリ、ヘアゴムなどはフロントで必要な分のみ受け取る方式となっていて、客室内にはおかれていません。
バスタオルは1人当たり2枚、ハンドタオルとフェイスタオルが用意されています。
ボディーソープ、シャンプー、トリートメントです。ポーラ社製の製品でした。
気になるシャワーの水圧はというと、普通よりは強い程度です。使用上は全く問題ありませんでした。
部屋からの景色
こちらが部屋から見える景色です。
正面はサッポロファクトリーが見えます。日が差し込んで客室内は明るいです。
空調設備
空調の設定は自由度が高く設定可能です。温度設定と風量の強弱も調整できました。
9月の訪問でしたので、クーラーをつけていましたが、快適でした。
また、エアコンは窓際に設置されており、冬場の寒い時期にも配慮されているようでした。
ベッドの硬さと寝心地
ベッドのかたさレベルでいうと、普通の硬さです。寝心地は良かったです。
空調設備がしっかりとしており、室温・湿度なども快適でした。
枕はクッション性のある枕で、沈み込みすぎることなく、私に合っていました。
騒音振動
周りにも宿泊者はいたのだとは思われますが、客室内に音が響いたり振動がしたりすることはほとんどありません。
外も交通量の多い道路ではありますが、車の音などはほとんどしませんでした。
朝食レビュー
朝食についてのレビューをしていきます。入り口はこんな感じです。
雰囲気はこんな感じです。
季節に合わせた「ほっかいどう料理」をいただくことができます。
どさんこ箱Bと3種類の中から選べるオーダーメニューがセットになっています。
選べるオーダーメニューは何度も注文することができます。
どさんこ箱Bとは
- 北海道の貴重な資源エゾシカ肉と相性抜群のトマト煮
- 増毛産タコとだるま芋のマリネ
- じゃがいものシト（団子）
- 北海道産ポテトサラダとお野菜
- 自家製エゾシカのトマト味噌
選べる３種類のオーダーメニュー
- 木こりのトマトカレー
- 秋鮭と中村さんの有機玉ねぎを使ったふんわりつくね
- こだわり卵のオムレツ（自家製ウニソースまたは自家製トマトソース）
こちらはウニソースのオムレツです。
カウンターコーナーから自分で取るもの
- ごはん、お味噌汁、パン、スープ、飲み物、フルーツ、ヨーグルト
北海道プレミアム美瑛牛乳、ソフトカツゲン、ビネガードリンク、ウーロン茶です。
特別栽培米、北海道「おぼろづき」のごはんです。
日替わりのスープはオニオンスープでした。
北海道産小麦の石窯パンです。
持ち帰り用のカップも用意されています。部屋で飲むことができます。
日曜９時前の朝食でしたが、宿泊客はほとんどおらず、私を含めて３グループ程度でした。ビュッフェスタイルのコーナーは若干の物足りなさはありますが、メインは注文するスタイルということで、問題はないでしょう。料理のほうは美味しさというよりは、北海道の地場の名産品を食することのできるメニューと考えたほうがいいです。味は上品に味付けされており、素材の味が引き立ちます。全体のバランスも良く、満足度する内容でした。
総合レビュー
サッポロファクトリーの隣にある交通便利なホテルで、部屋も広々していて快適なホテルライフが過ごせました。
朝食は、ビュッフェ形式とお膳がセットになったスタイルで、北海道の名産品を食することができます。食品の一つ一つにこだわりを感じ、大人の朝食という感じでした。
スタッフさんの対応も素晴らしく、あったかい接客をしてもらいました。荷物を運んでもらい、チェックインまでの流れがスムーズでした。朝食時も、追加オーダーの確認や細かい要望にも応えてもらえました。お客さんの数もそれほど多くなく、一人一人のお客さんと向き合っている感じがよかったです。
落ち着いた雰囲気のあるホテルに泊まりたいというときに、ふさわしいホテルといえます。
