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ANAマイル・SFC

ANAいっしょにマイル割とは?特典航空券との違いと活用法を徹底解説

旅行好きの方や陸マイラーの方にとって、「ANAマイルの使い道」は永遠のテーマです。貯めたマイルをどう活かすかで、旅のコスパも楽しみも大きく変わってきます。

多くの方は「特典航空券」としての利用をイメージするでしょう。しかし、実は特典航空券以外にもマイルを賢く活用する方法があります。それが、ANAいっしょにマイル割です。

この記事では、いっしょにマイル割の仕組みや特典航空券との違い、メリット・デメリット、活用のコツまで徹底解説します。

特に「マイルは貯まってきたけど、まだ特典航空券に必要な分には届かない…」という方や、「家族や友人と旅行したいけどお金がかかる…」という方にはぜひ読んでいただきたい内容です。


はじめに|ANAマイルの賢い使い道は「特典航空券」だけじゃない

陸マイラー注目のいっしょにマイル割とは

陸マイラー活動(飛行機に乗らずにクレジットカード決済やポイントサイトなどでマイルを貯める活動)をしていると、どうしても「特典航空券に必要なマイル数」に届かず、使い道に悩むことがありますよね。

例えば、東京〜沖縄の往復特典航空券はローシーズンで12,000マイル、ハイシーズンなら18,000マイルほど必要です。これに対して、いっしょにマイル割なら、国内のどの路線でも往復わずか10,000マイルでOK

さらに、同行者1〜3人までを大幅に割引価格で同じ便に乗せることができるのが大きな魅力です。

私自身も、まだマイルが少ししか貯まっていなかった時にこの制度を知り、「これなら今すぐ家族旅行に使える!」と大いに助けられました。

こうした背景から、いっしょにマイル割は「少ないマイルでも今すぐ得したい」という陸マイラーにとって心強い選択肢となっています。


サービス終了したJALおともdeマイルとの比較

かつて、ANAのライバルであるJALにも「おともdeマイル割引」という非常によく似たサービスがありました。

こちらも、会員本人が少ないマイルを使って、同行者とともに割安に旅行できる制度で、多くのJALファンから支持されていました。

しかし、残念ながらJALは2023年3月をもっておともdeマイルの提供を終了してしまいました。

つまり現在、日本国内のメガキャリアでマイル+現金でグループ旅行に活用できるサービスはANAの「いっしょにマイル割」だけとなっています。

この点も、ANAマイラーにとってはいっしょにマイル割の価値を高めていますね。

今後、ANAがこの制度をずっと継続してくれるかは分かりませんが、少なくとも現時点では継続されており、使えるうちに活用しない手はありません。

ANAいっしょにマイル割の基本情報

ANAいっしょにマイル割は、特典航空券とも一般航空券とも異なる、ANA独自の特別な運賃制度です。

「10,000マイル+現金」で利用できるこの仕組みは、少ないマイルしか貯まっていない人でも、家族や友人と一緒にお得に旅行できるのが特徴です。

ここでは、いっしょにマイル割の基本的な仕組みと、利用できる条件について詳しく見ていきましょう。


いっしょにマイル割とは?ANA公式のグループ向け割引制度

いっしょにマイル割は、ANAマイレージクラブ会員が、同行者と一緒に国内線を利用するためのグループ割引運賃です。

具体的には、次のような仕組みになっています。

  • ANAマイレージクラブ会員本人は、区間にかかわらず往復10,000マイルを使用

  • 同行者は現金払いだが、通常の運賃よりも割安

  • 対象はANA国内線のみ(国際線は対象外)

  • 会員本人を含め、2名〜最大4名までのグループ旅行が可能

  • 全員が同じ便・同じ区間・往復で利用する必要がある

マイルを使うのは会員本人だけで、同行者の分はマイルを使わずに割安運賃で購入できます。

しかも、同行者は通常の特典航空券と違って**マイルが積算される(積算率75%)**のも嬉しいポイントです。

さらに、通常の運賃だと予約が遅くなるにつれ価格が上がるケースが多いですが、いっしょにマイル割は直前予約でも料金が一定

繁忙期や急な旅行でも、運賃が高騰せずお得に利用できるのが大きな魅力です。


どんな人が利用できる?

いっしょにマイル割を利用できるのは、ANAマイレージクラブの会員本人と、その同行者です。

ポイントは「同行者は誰でもOK」という点。血縁関係がなくても問題ありません。家族、友人、同僚、恋人、誰とでも一緒に使えます。

利用条件は以下の通りです。

  • ANAマイレージクラブ会員本人が必ず同行する

  • 会員本人+同行者1〜3名(合計2〜4名)で利用

  • グループ全員が往復で同じ便・同じ区間に搭乗する

  • 会員本人が必ず10,000マイルを持っている

特典航空券の場合は2親等以内の家族しか発券できませんが、いっしょにマイル割なら友達や知人も対象になるので、利用の幅が広がります。

実際、私が初めてこの制度を利用したのは、同僚との週末旅行でした。マイルが余っていたので「これ使えるかも?」と思いANA公式サイトで予約してみたのですが、同僚2人の運賃も思った以上に安く、全員が大満足の旅行になりました。

このように、柔軟に誰とでも使えるのが、いっしょにマイル割の大きな魅力です。

運賃目安

時期やタイミングによっても異なりますが、目安としてご紹介します。

🧑‍🤝‍🧑 東京発|いっしょにマイル割 同行者運賃(往復目安)

出発地 → 到着地通常運賃(往復)同行者運賃(往復目安)
東京 → 札幌約35,000〜50,000円約28,000〜36,000円
東京 → 福岡約40,000〜60,000円約34,000〜44,000円
東京 → 沖縄約45,000〜65,000円約36,000〜48,000円
東京 → 大阪約25,000〜35,000円約20,000〜26,000円
東京 → 広島約30,000〜45,000円約24,000〜32,000円
東京 → 熊本約35,000〜50,000円約28,000〜36,000円
東京 → 鹿児島約40,000〜55,000円約30,000〜38,000円
東京 → 石垣島約55,000〜75,000円約44,000〜52,000円
東京 → 宮崎約30,000〜45,000円約24,000〜32,000円
東京 → 高松約25,000〜35,000円約20,000〜26,000円

 

🧑‍🤝‍🧑 大阪発|いっしょにマイル割 同行者運賃(往復目安)

到着地通常運賃(往復)同行者運賃(目安)
札幌約40,000〜60,000円約30,000〜38,000円
東京約25,000〜35,000円約20,000〜26,000円
福岡約30,000〜45,000円約24,000〜32,000円
沖縄約45,000〜65,000円約36,000〜48,000円
石垣島約55,000〜75,000円約44,000〜52,000円

 

予約手順

step
1
ANA公式サイトにアクセス

step
2
特典航空券→いっしょにマイル割の順にクリック

 

step
3
区間と日程を選択し検索

step
4
往路と復路の便を選択

step
5
選択した便を確認して次へ進む

step
6
同行者を入力、内容を確認して、予約完了

以上が、予約の流れです。予約の基本的な流れは、通常の航空券や特典航空券などと同じです。支払いは当日中にする必要がありますので、予約ができたら、すぐに支払いをします。

利用可能な支払い方法は、クレジットカード、コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマート)、指定金融機関でのPay-easy(ペイジー)、ATM収納のみとなっています。

予約が完了すると登録したメールアドレス宛に、予約完了メールが届きます。

特典航空券との違い

いっしょにマイル割はマイルを使う点で特典航空券と似たように感じますが、異なる点が多くあります。特典航空券との大きな違いは以下の通りとなります。

いっしょにマイル割の場合

  • 予約後の変更ができない
  • ANAカードファミリーマイル利用不可
  • 払い戻し時に1万マイルすべてが返ってこない
  • 片道購入不可(往復のみ)
  • オンラインチェックイン・スキップサービス不可

特典航空券であれば、予約後であっても、搭乗便の変更が可能ですが、いっしょにマイル割の場合は、変更が一切できません。変更の際は、一度キャンセル・払い戻しをする必要があります。

ANAカードファミリーマイルは特典航空券の利用時には利用できますが、いっしょにマイル割の場合は、本会員のみで10000マイル保有していることが条件となります。

特典航空券であれば、1名1区間につき3,000マイルの手数料で払い戻しをすることができます。いっしょにマイル割の払い戻しの際は、1万マイルすべてが返ってきません。さらに同行者の手数料として運賃の50%相当が請求されます。

いっしょにマイル割は、片道のみの購入ができません。必ず、往復で購入する必要があります。

ANAいっしょにマイル割のメリットを詳しく解説

ANAいっしょにマイル割の魅力は、一言でいえば「少ないマイルでも、柔軟にグループ旅行ができる」点です。

ここからは、具体的にどのようなメリットがあるのか、4つのポイントに絞って解説していきます。


往復1万マイル+現金で利用可能

いっしょにマイル割の最大の特徴は、ANAマイレージクラブ会員本人がたった1万マイルで国内線の往復チケットを手に入れられるという点です。

通常、特典航空券で同じ区間を往復する場合は、距離やシーズンによって12,000マイル〜18,000マイルが必要になります。

たとえば、東京〜沖縄の往復特典航空券は通常、レギュラーシーズンで18,000マイル必要です。

それが、いっしょにマイル割なら全国どこでも一律1万マイルで済むのです。

この点だけでも、マイルを貯めるハードルがぐっと下がりますし、「あと少しマイルが足りない」という人にとって大きなメリットです。

同行者の分は現金払いとなりますが、通常よりも割引された運賃が適用されるため、全体的な旅費も抑えられます。


同行者は誰でもOK

特典航空券と異なり、いっしょにマイル割は同行者が誰であっても問題ありません。

家族はもちろん、友人や職場の同僚、恋人など、血縁や戸籍上の関係がなくても一緒に利用できるのが強みです。

特典航空券では、ANAに登録されている2親等以内の家族しか発券できません。

これに対して、いっしょにマイル割は「一緒に旅行したい相手」であれば誰でもOKなので、旅行の計画が立てやすくなります。

実際に私は、趣味仲間とスキー旅行を企画した際にこの制度を利用しました。

「マイルって家族じゃないと使えないんでしょ?」とよく聞かれますが、この制度ならその心配は不要です。


旅行直前の予約でも料金が変わらない

通常の航空券は、搭乗日が近づくにつれて運賃が高くなります。特に繁忙期や直前の予約では、正規運賃になり驚くほど高額になることもあります。

しかし、いっしょにマイル割は予約時期に関係なく料金が一定です。

例えば、出発前日に予約した場合でも、同行者の運賃はあらかじめ決められた割引価格のままです。

急に休みが取れたときや、思い立って週末旅行をしたいときなど、柔軟に予定を立てられるのが魅力です。

もちろん、便ごとの座席数には限りがあるため、空席があればという条件付きですが、価格が高騰しない安心感は大きなメリットです。


同行者のマイル積算率が75%

特典航空券では、マイルを使って乗る本人も同行者もマイル積算はありません。

しかし、いっしょにマイル割の場合、同行者は75%の積算率でマイルが付与されます

これは、同行者が現金払いの割引運賃で搭乗するからです。

旅行をしながら少しでもマイルが貯まるのは嬉しいポイントですね。

私が友人と旅行したときも、友人は「え、これでマイルまで付くの!?」と驚いていました。同行者が今後ANAを利用するきっかけ作りにもなりますし、お互いに得した気分になれるのも魅力のひとつです。


このように、少ないマイルで利用できる手軽さと、同行者が誰でもOKな柔軟性、さらに直前予約の安心感と同行者のマイル積算という4つのメリットが揃っているのが、いっしょにマイル割の強みです。

ANAいっしょにマイル割のデメリットと注意点

いっしょにマイル割は、少ないマイルで同行者と一緒に旅行できる、とても魅力的な制度です。

しかし、その反面、ルールや制約が厳しく、注意しておかないと損をすることもあります。

ここでは、いっしょにマイル割を使う前に知っておきたいデメリットや注意点を詳しく解説します。


予約変更不可

いっしょにマイル割は、予約後の変更が一切できません

搭乗日や便を変えたくても、当日空席があっても、他の便に振り替えることはできない仕組みになっています。

また、同行者の名義変更も不可能なので、同行者が急に都合が悪くなった場合も、別の人を代わりに連れて行くことはできません。

特典航空券であれば、出発前なら便の変更やキャンセルが可能ですが、いっしょにマイル割はその柔軟性がありません。

旅行の日程や同行者が確定してから予約するようにしましょう。


払い戻し時のマイルは戻らない

もし旅行をキャンセルした場合、同行者の運賃は一部返金されますが、会員本人が支払った1万マイルは戻ってきません

さらに同行者の運賃も、出発前であっても約50%がキャンセル料として差し引かれます。

出発時刻を過ぎると、一切払い戻しができませんので注意が必要です。

私も一度、同行者の都合で旅行が流れたとき、1万マイルが戻らず泣く泣くキャンセルした経験があります…。

スケジュールに変更が入りやすい人や、体調を崩しやすい小さなお子さんがいる場合は特に慎重に。


同行者は全員同じ便で往復する必要がある

いっしょにマイル割は、グループ全員が往復ともに同じ便・同じ区間を利用することが必須です。

同行者のうち1人だけが別便に乗る、といったことはできません。

また、もし会員本人が搭乗しない場合は、同行者全員の運賃が無効となり、通常運賃との差額が請求されます。

「会員がどうしても行けなくなったので、同行者だけで旅行」というのは不可能なので注意しましょう。


小児運賃の設定がない

いっしょにマイル割には、小児運賃の設定がありません。

同行者は大人も子供も同一の割引運賃が適用されるため、小さなお子さんがいる場合は、普通に小児運賃で購入したほうが安いケースもあります。

子連れ旅行を検討している場合は、ANA公式サイトで小児運賃と比較してから予約するのがおすすめです。


ANAカードファミリーマイルが使えない

いっしょにマイル割は、ANAカードファミリーマイルの合算ができません

会員本人が1万マイルを単独で持っている必要があります。

特典航空券の場合は、家族でマイルを合算して利用することもできますが、この制度はそれができないため、マイル残高が足りないと利用できません。

マイル残高を事前に必ず確認しておきましょう。

特典航空券との違いを徹底比較

「いっしょにマイル割」は、特典航空券と似ているようで全く違うルールが多数あります。

ここでは、特典航空券との具体的な違いを4つのポイントに絞って解説します。


予約変更やキャンセル対応の違い

特典航空券は、出発前であれば便や日程の変更が可能です。

また、キャンセルも可能で、キャンセル手数料(1名1区間あたり3,000マイル)を支払えばマイルが戻ってきます。

これに対していっしょにマイル割は、一度予約したら変更は不可、キャンセルしてもマイルは一切戻らず、同行者の現金運賃も半額しか返金されません。

スケジュールが不安定な人には、特典航空券の方が安心です。


片道発券の可否

特典航空券は、片道での発券が可能です。

一方でいっしょにマイル割は、必ず往復セットでの予約が必須。片道のみの利用はできません。

往復旅行が前提の制度であることを覚えておきましょう。


ファミリーマイル利用の可否

特典航空券はANAカードファミリーマイル制度を利用できるので、家族のマイルを合算して予約できます。

これに対し、いっしょにマイル割は会員本人のマイルのみが対象で、ファミリーマイルを使うことはできません。

例えば「家族のマイルを集めれば1万マイルになる」という場合でも、この制度は使えないので注意です。


オンラインチェックインやスキップサービスの可否

特典航空券の場合は、予約後にスマホやPCでオンラインチェックインができ、スキップサービスを使ってそのまま保安検査場へ進むことができます。

しかし、いっしょにマイル割はオンラインチェックインやスキップサービスに非対応。

空港のカウンターや自動チェックイン機で、グループ全員分の搭乗手続きを行う必要があります。

当日は時間に余裕をもって空港に到着しましょう。


いっしょにマイル割の予約方法

では実際にいっしょにマイル割を利用したい場合、どのように予約すればよいのでしょうか?

ここでは予約の流れと支払い方法について解説します。


インターネット限定の予約

いっしょにマイル割は、ANAマイレージクラブの公式サイトからのみ予約可能です。

電話やANAカウンターでは受け付けていません。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. ANA公式サイトにアクセス

  2. メニューから「特典航空券」を選択

  3. 「いっしょにマイル割」を選択

  4. 希望の区間・日程を入力して検索

  5. 往路・復路の便を選択

  6. 同行者情報を入力

  7. 内容を確認して予約完了

予約完了後は、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。

支払いは予約当日中に完了する必要があるため、必ず忘れずに決済しましょう。


支払い方法の種類

いっしょにマイル割の現金部分(同行者運賃)の支払い方法は、以下が利用可能です。

  • クレジットカード

  • コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ)

  • ペイジー(Pay-easy)対応ATM

支払い期限までに入金しないと自動的にキャンセルされてしまうため、必ず当日中に決済を済ませてください。

いっしょにマイル割の搭乗方法

予約が完了したら、いよいよ当日の搭乗です。

いっしょにマイル割は特典航空券や通常航空券とは異なる運賃区分なので、搭乗方法にも少し注意が必要です。

ここでは、空港での手続きの流れとオンラインチェックインができない理由を解説します。


空港での手続きの流れ

いっしょにマイル割は、当日空港での手続きを会員本人がグループ全員分まとめて行う必要があります。

そのため、出発時刻のギリギリではなく、余裕をもって空港に到着しましょう。

具体的な流れは次の通りです。

  1. 空港に着いたら、自動チェックイン機または有人カウンターへ向かう

  2. 会員本人が予約番号と本人確認書類を提示

  3. グループ全員分の搭乗券を発券

  4. 手荷物を預ける場合は預け入れ

  5. 保安検査場へ進む

同行者が先に空港に到着していても、会員本人が来るまで手続きを進めることはできません。

必ず全員が揃ってチェックインするのがルールです。


オンラインチェックイン不可の理由

通常の航空券や特典航空券では、スマホやパソコンで「オンラインチェックイン」ができる場合が多いです。

さらに、スキップサービス(保安検査場からそのまま搭乗口に進むサービス)も利用可能です。

しかし、いっしょにマイル割は運賃種別が特殊なため、オンラインチェックインやスキップサービスに非対応となっています。

そのため、当日は必ず空港のチェックインカウンターや自動チェックイン機で手続きをする必要があります。

時間に余裕をもって行動することが大切です。


いっしょにマイル割は本当にお得か?

ここまでの説明で、いっしょにマイル割の仕組みやルールは理解できたと思います。

では実際のところ、この制度は本当にお得なのでしょうか?

利用シーンによって評価が分かれるポイントを解説します。


繁忙期や直前予約では強い

いっしょにマイル割が特に威力を発揮するのは、繁忙期や直前予約のケースです。

年末年始やゴールデンウィーク、夏休みといった時期は、通常運賃が非常に高騰します。

さらに、出発直前に予約しようとすると、通常は正規運賃で数万円〜10万円以上になることもあります。

いっしょにマイル割は、予約のタイミングにかかわらず同行者運賃が一定なので、こうした時期に使うとお得感が強いです。

実際、私は年末に急きょ家族旅行を計画した際、いっしょにマイル割で予約したところ、通常運賃の半額近い金額で済みました。


安くないケースもある

逆に、早期予約が可能な場合は、いっしょにマイル割が安くないケースもあります

ANAでは「スーパーバリュー75」「スーパーバリュー55」といった超早割運賃があり、これらを早めに購入すれば同行者運賃よりも安くなることがあります。

例えば、オフシーズンの東京〜札幌路線なら、スーパーバリュー75で片道8,000円以下になることもあり、いっしょにマイル割の往復19,400円より安くなる場合があります。

事前に他の運賃種別も調べて比較するのが賢い選択です。


こんな場合におすすめ

いっしょにマイル割は、以下のような人やシーンにおすすめです。

  • マイルは1万マイルしかないけど旅行したい

  • 旅行の計画が急で、直前予約になってしまった

  • 繁忙期の旅行で通常運賃が高すぎる

  • 家族や友人と気軽にグループ旅行をしたい

特に「特典航空券は必要マイルが多くて断念していた人」や「急に決まった旅行で安く抑えたい人」にとっては、強力な選択肢になります。

実際に使った人の声|レビューと体験談

いっしょにマイル割は仕組み上メリット・デメリットがあり、利用した人の感じ方もそれぞれです。

ここでは、実際に利用した人の体験談を3つご紹介します。利用シーンや感想を知ることで、自分に合った使い方が見つかるはずです。


家族旅行で使ってみた感想

東京都在住・30代男性の方の体験談です。

「家族4人(夫婦+子供2人)で沖縄旅行に行きたくて調べていたところ、特典航空券ではマイルが足りず困っていました。そんな時にいっしょにマイル割を知って予約しました。本人のマイルが1万マイルあればいいというのが本当に助かりましたし、同行者の運賃も正規料金よりだいぶ安かったです。特に年末の繁忙期だったので、通常価格は目が飛び出るほど高かったですが、いっしょにマイル割で半額近くに抑えられて大満足です。」

特にファミリー旅行の場合、複数人の航空券代が家計を圧迫します。いっしょにマイル割は、その負担を大幅に軽減してくれる制度だと実感したそうです。


友人とのスキー旅行で活用

長野県在住・20代女性の方の体験談です。

「社会人になって初めて友達とスキー旅行を計画した時に利用しました。特典航空券だと友人の分が取れないし、普通に買うと高いし…と悩んでいた時にANAのサイトで知りました。私は以前から貯めていた1万マイルを使い、友人2人は割引運賃で発券できて、みんな満足。特典航空券は家族しか使えないイメージだったので、友人とも使えるいっしょにマイル割は便利だと思いました。」

同行者が血縁である必要がない点が、友人との旅行計画で大きなメリットになったという感想です。


デメリットを感じたケース

大阪府在住・40代男性の方の体験談です。

「出発2日前に急遽同行者が1人行けなくなり、キャンセルの電話をしましたが、本人の1万マイルは戻ってこないし、同行者の運賃も半額しか返金されませんでした。結果的に損した気分です。最初から日程や人数を完全に確定してから予約しないと、リスクが高いと感じました。」

この方のように、人数や日程が不安定なまま予約すると、変更できない・マイルが戻らないというデメリットが大きく感じられます。柔軟性がない制度であることはしっかり理解しておきましょう。

いっしょにマイル割をさらにお得に使うコツ

いっしょにマイル割は、条件がハマればとてもお得な制度ですが、なんとなく使うだけでは本当の魅力を活かしきれません。

ここでは、より賢く、よりお得に使うための3つのポイントを紹介します。


他の運賃種別と必ず比較する

いっしょにマイル割が強いのは、繁忙期や直前予約のケースが多いです。

しかし、逆にオフシーズンや早期予約のタイミングでは、ANAが提供する「スーパーバリュー」などの早割運賃のほうが安いこともあります。

例えば、東京〜札幌であればスーパーバリュー75だと片道7,000円台ということもあり、いっしょにマイル割の同行者運賃(往復19,400円〜)よりもトータルで安くなるケースがあります。

予約前にANA公式サイトで他の運賃種別も調べ、比較してから決めるのが賢い方法です。

特に平日やローシーズンの旅行なら早割運賃、繁忙期や直前ならいっしょにマイル割と覚えておくと良いでしょう。


予約開始日にすぐ動く

いっしょにマイル割は便ごとに利用可能な座席数が限られています。

設定数に達すると、その便ではいっしょにマイル割の予約はできなくなります。

そのため、旅行の予定が決まっている場合は、予約開始日にすぐに予約するのがポイントです。

特に人気路線・人気時間帯は、開始から数日で埋まることもあります。

予約開始は基本的に搭乗日の2カ月前(ANA国内線の通常予約開始日)です。

カレンダーに記録しておき、開始日にPCやスマホから予約できるよう準備しておきましょう。


マイルの効率的な貯め方を知る

「いっしょにマイル割を使いたいけど、まだ1万マイル貯まっていない…」という方もいるでしょう。

ANAマイルは飛行機に乗らなくても貯めることができます。

たとえば以下の方法があります。

  • ANAカードのクレジット決済で貯める

  • ポイントサイトでポイントを貯めてマイルに交換する(陸マイラーの定番)

  • ANA提携のネットショッピングモールや外食モニターを活用する

特に陸マイラーの多くが活用しているのがポイントサイト経由で、毎月数千〜1万マイル近くを貯める人も珍しくありません。

「マイルが足りなくて制度を使えなかった…」ということにならないよう、普段から意識的にマイルを貯める習慣をつけておきましょう。


いっしょにマイル割は、「比較」「タイミング」「マイル残高の準備」の3つを意識することで、さらにお得に活用できるようになります。

せっかくの制度を無駄にしないためにも、この3つのコツをぜひ実践してみてください。

よくある質問(FAQ)

いっしょにマイル割を予約・利用する際、ルールが特殊なため疑問に思う点が多いかもしれません。

ここでは、よく寄せられる4つの質問にお答えします。


予約は電話でも可能?

いいえ、予約は電話やANAカウンターではできません。

いっしょにマイル割の予約は、ANA公式サイトの「マイレージ会員専用ページ」からのみ受け付けています。

PCまたはスマートフォンから、対象便の空席を検索して予約手続きを行いましょう。

予約後の支払いも含めて、オンラインのみで完結します。


グループの一部が搭乗しないとどうなる?

いっしょにマイル割は、グループ全員が往復とも同じ便に搭乗することが条件です。

そのため、会員本人が搭乗しない場合や、同行者全員が欠席した場合は、いっしょにマイル割は無効になり、全員分がキャンセル扱いになります。

ただし、同行者のうち一部がキャンセルして残りの同行者+会員本人が搭乗する場合は、制度は適用されます。

人数が変わる場合は、必ず事前にANAに問い合わせて対応を確認するのが安心です。


当日の便変更は絶対にできない?

はい、当日の便変更は一切できません。

いっしょにマイル割は、予約便が固定される特殊運賃です。

搭乗当日に空席がある別便に振り替える、といったことも不可なので注意してください。

時間や予定が変更になる可能性がある場合は、柔軟な特典航空券や普通運賃の利用を検討しましょう。


繁忙期の料金はどうなる?

繁忙期でも、いっしょにマイル割の会員本人の必要マイル数は常に1万マイルで固定です。

同行者の運賃も、あらかじめ設定された範囲内の金額(おおむね往復21,400円~36,600円)で変わりません。

通常運賃が高騰する年末年始やゴールデンウィークに使うと、割安感がとても大きいです。

ただし、12/23~1/3など制度自体が使えない適用除外期間が設定されているので、この点だけ注意が必要です。


以上が、いっしょにマイル割に関するよくある質問です。

「ほかにも気になる点がある」「実際の手順をもっと詳しく知りたい」という場合は、ANA公式サイトのQ&Aページもチェックしてみると安心です。

まとめ|賢く使えばANAいっしょにマイル割は強力な武器

いっしょにマイル割は、特典航空券や通常運賃とは異なる特性を持つ、ANAならではの独自制度です。

ルールがやや厳しい反面、条件がハマれば非常にお得にグループ旅行ができる、まさに「使いこなせば強力な武器」といえる仕組みです。


いっしょにマイル割の総括

改めて、いっしょにマイル割のメリットとデメリットをまとめると、次のようになります。

メリット

  • 会員本人の必要マイルは一律1万マイル

  • 同行者は誰でもOK(血縁不要)

  • 繁忙期や直前予約でも料金は一定

  • 同行者の運賃も通常より割安

  • 同行者はマイルが75%積算される

⚠️ デメリット

  • 予約後の変更・キャンセルが不自由

  • マイルは戻らず、同行者の運賃も半額しか返金されない

  • 全員同じ便・往復が条件

  • オンラインチェックイン不可

  • 小児運賃やファミリーマイルの適用外

これらをしっかり理解したうえで利用すれば、「思ったより得じゃなかった…」という後悔を防げます。


こんな人におすすめ

いっしょにマイル割は、次のような方に特におすすめです。

  • まだ特典航空券に必要なマイル数が貯まっていないが、1万マイルはある

  • 家族や友人とグループ旅行したい

  • 繁忙期に旅行したいけど、運賃が高すぎる

  • 直前に旅行を決めることが多い

  • マイルを少しでも有効活用したい

特に「陸マイラー初心者」にとっては、最初にマイルを使って得を実感できるわかりやすい制度です。


最後に

いっしょにマイル割は万能ではありませんが、賢く活用できればANAマイルの価値を最大化できる制度です。

マイルは貯めるだけでなく、「いつ・どう使うか」で旅の楽しさが変わります。

特典航空券や他の割引運賃と比較しながら、場面に応じて使い分けてみてください。

旅行の計画にあわせてマイルの貯め方や使い方も見直し、もっとお得な旅を実現しましょう!

ぜひあなたも、ANAいっしょにマイル割で、マイルの新しい活用体験をしてみてください。

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