はじめに
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード表面に番号や有効期限が印字されないナンバーレス仕様と、年間100万円利用で年会費が永年無料になる特典が魅力のゴールドカードです。
手頃な年会費でありながら、最大7%のポイント還元や旅行保険・空港ラウンジ特典などのサービスが充実し、2021年の登場以来、多くのメディアで高評価を受けています。
本記事では、公式サイトや評価記事の情報を網羅し、特徴・メリット・デメリット・おすすめの活用法までわかりやすく解説していきます。
基本情報と申し込み条件
年会費と発行条件
年会費は税込5,500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年度以降は永年無料になります。条件を達成すると、さらにVポイント10,000ポイントがボーナス付与され、実質的に大きなメリットがあります。
申し込み資格は満18歳以上(高校生を除く)で安定した収入がある方。学生でも申し込み可能です。家族カードは無料で発行でき、ブランドはVisa・Mastercardから選べます。カード番号が印字されないため、安全性の高いデザインとなっています。
利用限度額と支払い方法
利用限度額は審査により異なりますが、最大200万円まで設定可能。支払い方法は1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い(マイ・ペイすリボ)などから選択できます。デジタルカードなら最短10秒で即時発行され、スマホでカード情報を確認してすぐ利用開始できるのも魅力です。
カード番号表示とセキュリティ
ナンバーレス仕様により、盗み見やスキミング防止に有効です。カード番号やセキュリティコードはアプリや会員サイトで確認でき、オンライン決済時も安心。さらに、Visa/Mastercardのタッチ決済に対応しており、スピーディーな支払いが可能です。
年間100万円利用特典とポイントシステム
「100万円修行」とは?
このカード最大の特徴は、年間100万円の利用で翌年度以降の年会費が永年無料になり、さらに10,000ポイントが付与されることです。
利用対象は申込月を含む12カ月間で合計100万円以上。以下の支払いは対象外なので注意が必要です。
- カード年会費や各種手数料
- 分割払いやリボ払いの手数料
- キャッシング・海外キャッシング
- SBI証券クレカ積立、国民年金保険料
- 電子マネーやプリペイドカードへのチャージ、税金・公金など
多くの支払いをこのカードに集約し、家賃や公共料金、保険料、食費などをまとめることで、月9万円程度の利用で達成可能とされています。
ポイント還元率と対象店舗
通常のポイント還元率は200円につき1ポイント(0.5%)ですが、特定店舗でのスマホタッチ決済で最大7%還元となります。
対象店舗はセブン‑イレブン、ローソン、マクドナルド、ガスト、サイゼリヤ、ドトールなど多数。家族ポイントやVポイントアッププログラムを組み合わせると、最大20%近い高還元率も狙えます。
ボーナスポイントや抽選特典
年間100万円利用での特典に加え、「ご利用感謝キャンペーン」で2,000円以上の利用ごとに抽選参加が可能。毎月最大1,000ポイントが当たるチャンスもあります。
Vポイントの使い道と積立投資
貯めたVポイントは、カード利用代金への充当(1ポイント=1円)のほか、dポイント・Pontaポイント・楽天ポイント・ANAマイルなどへの移行、Amazonギフト券などへの交換にも利用できます。
さらに、SBI証券の「クレカ積立」を利用することで、投資信託の購入でもVポイントが貯まります。三井住友カード ゴールド(NL)の場合、最大1.0%のポイント還元が適用され、通常カード(NL)の0.5%より高還元です。
初年度は1.0%還元ですが、前年度の利用額が50万円未満の場合は0.75%に下がる点には注意。ただし、年間100万円利用を達成した年は翌年度も1.0%還元を維持でき、資産形成にも有利です。
なお、クレカ積立の利用額は年間100万円達成のカウント対象外なので、この点だけは覚えておきましょう。
付帯保険と各種サービス
旅行傷害保険
三井住友カード ゴールド(NL)には、海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)が付帯しています。
- 死亡・後遺障害:最高2,000万円
- 治療費用:100万円
- 賠償責任:2,500万円
- 携行品損害:20万円(1事故あたり免責3,000円)
- 救援者費用:150万円
旅行代金をこのカードで支払った場合のみ補償が適用されます。さらに、個人賠償責任保険・交通事故入院保険・携行品損害保険の中から1つを選べる「選べる無料保険」も自動付帯します。
ショッピング補償(お買物安心保険)
国内外問わずカードで購入した商品の盗難・破損を、購入日から200日間、年間最高300万円まで補償。自己負担額は1事故3,000円です。
空港ラウンジとその他特典
国内主要空港およびホノルル空港のラウンジを無料で利用可能。ドリンクやWi‑Fiが利用でき、旅行や出張の待ち時間を快適に過ごせます。
また、スマホのタッチ決済対応や、ナンバーレス仕様によるセキュリティ強化、電子明細の無料利用など、日常的に便利な機能も充実しています。
他カードとの比較
三井住友カード ゴールド(NL)と従来のゴールドカード
従来のゴールドカード(年会費11,000円)との違いは、年会費と旅行保険の補償内容です。
- ゴールド(NL)は年会費5,500円で、年間100万円利用で永年無料+10,000ポイント付与
- 従来のゴールドは年会費11,000円で年会費無料制度はなし
- 旅行保険は従来ゴールドの方が手厚く、最高5,000万円+家族特約あり
家族カードはゴールド(NL)が何枚でも無料ですが、従来のゴールドは2枚目以降年1,100円が必要です。
三井住友カード ゴールド(NL)と三井住友カード(NL)
一般カードの三井住友カード(NL)は年会費永年無料ですが、旅行保険や空港ラウンジ、年間100万円利用特典はありません。
SBI証券のクレカ積立も、ゴールド(NL)は最大1.0%還元、一般カードは0.5%に留まります。
年間利用額が多く、旅行や投資も活用したい人はゴールド(NL)が有利。年会費無料で決済機能だけ使いたい人は一般カードで十分です。
メリットとデメリット
メリット
- 年間100万円利用で年会費永年無料+10,000ポイントと高コスパ。
- 対象店舗で最大7%還元。家族ポイントや各種プログラムで最大20%近い還元も可能。
- ナンバーレス仕様と最短10秒発行で、安全かつ便利に利用開始できる。
- 海外・国内旅行保険やお買物安心保険(最大300万円補償)が付帯。
- 空港ラウンジが無料で利用でき、旅行や出張に便利。
- SBI証券のクレカ積立で最大1.0%還元、資産形成にも活用可能。
- 家族カードが無料で発行でき、ポイントも共有可能。
デメリット
- 基本ポイント還元率は0.5%と低め。
- 旅行保険は利用付帯で、支払わないと補償が適用されない。
- 年間100万円未満の利用では年会費が発生。
- 高還元はスマホタッチ決済限定で、カード挿入やiD決済では対象外。
- 旅行保険の補償額や家族特約は従来ゴールドより少ない。
年間100万円を達成するコツと注意点
年間100万円利用特典を得るには、固定費や日常の支払いをできるだけこのカードに集約することがポイントです。
家賃、光熱費、スマホ料金、サブスク、保険料、ふるさと納税などをカード払いにすることで、月9万円程度の利用で達成可能とされています。
ただし、以下の支払いはカウント対象外です。
- クレカ積立や国民年金保険料
- カード年会費や手数料
- 電子マネーやプリペイドカードへのチャージ
- 一部の税金や公共料金
大きな買い物や旅行費用など、臨時支出を計画的にカードで支払うことも達成の近道です。
このカードがおすすめの人
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円以上利用する人に特におすすめです。
- 家賃・光熱費・通信費・食費などをまとめて支払う人
- 対象店舗でのスマホタッチ決済を活用し、ポイントを効率よく貯めたい人
- SBI証券のクレカ積立で1.0%還元を受け、資産形成も行いたい人
- 出張や旅行が多く、空港ラウンジサービスを利用したい人
一方で、年間利用額が少ない人やタッチ決済をほとんど使わない人にはメリットが薄く、通常還元率0.5%のみとなるため注意が必要です。
まとめ
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円利用で年会費永年無料&10,000ポイント付与という特典が魅力の高コスパゴールドカードです。
スマホタッチ決済による最大7%還元、SBI証券のクレカ積立での1.0%還元、旅行保険や空港ラウンジサービスなど、日常から旅行まで幅広く活用できます。
ただし、通常還元率0.5%や旅行保険が利用付帯である点、年間100万円未満では年会費が発生する点には注意が必要です。
一定以上の利用額があり、ポイント還元や投資特典、ラウンジ利用などを重視する人には特におすすめの1枚です。自身のライフスタイルと支出額を考慮し、最適なクレジットカード選びをしましょう。


