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JALマイル・JGC

JAL・JGCの家族会員が使える特典と使えない特典を解説【JALグローバルクラブ】

JALのステイタス会員であるJALグローバルクラブは、対象のクレジットカードを保有している限り、ステイタスを半永久的に継続することができます。

このJALグローバルクラブのメリットの一つに、家族カードを作成し、その家族もJALのステイタスを受けられるようになるという点があります。飛行機に1回も乗ったことがない家族でもステイタス会員になることができます。

今回は、JGCの本会員と家族会員が受けられる特典の違いについて解説していきます。

JALグローバルクラブ(JGC)とは?

JALグローバルクラブ(JGC)は、日本航空(JAL)が提供する上級会員向けプログラムです。特定の条件を満たした会員が、対象となるクレジットカードを保有し続けることで、半永久的にJAL上級会員としての特典を利用できるのが大きな特徴です。

JGCに入会すると、国内線・国際線での優先サービスサクララウンジの利用優先搭乗受託手荷物無料許容量の優待など、多くのメリットを享受できます。さらに、JGC家族カードを発行すれば、家族も同様の特典を受けられる点も大きな魅力です。

JGCの概要と特徴

JGCは、JALの上級会員資格を「維持」するための制度として非常に人気があります。本来、JALの上級会員資格(JMBサファイア以上)は、毎年一定のフライト実績(FOPや搭乗回数)を達成しなければ継続できません。しかし、JGCに入会すると、クレジットカードを保有し続けるだけで上級会員資格を維持できるため、「JGC修行」と呼ばれる入会を目指す活動が広く行われています。

主な特徴は以下の通りです。

  • JALの上級会員特典を半永久的に維持できる
  • 国内外のラウンジ利用・優先搭乗・手荷物サービスなどが利用可能
  • 家族カードを発行することで、家族も上級会員特典を利用できる
  • JALカード特典(マイルボーナス)との併用でさらにお得

JGCのステイタスを維持できる仕組み

JGC会員資格は、対象のクレジットカード(CLUB-Aカード以上)を保有している限り、自動的に継続されます。そのため、一度入会条件を満たしてJGC会員になれば、翌年以降に飛行機に乗らなくてもステイタスを維持可能です。

これは、ANAの「スーパーフライヤーズカード(SFC)」と似た制度であり、両社の上級会員制度の中でも特に人気の理由のひとつとなっています。

ANAのSFCとの違い

JGCとANAのSFCは仕組みが非常に似ていますが、以下のような違いがあります。

比較項目JALグローバルクラブ(JGC)ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)
家族カード特典本会員とほぼ同じ特典一部特典は対象外
家族会員年会費本会員とほぼ同額本会員より安めに設定
入会条件ライフステイタスポイント1,500以上+対象カード保有50,000PP以上+対象カード保有

特に家族カードの特典面では、JGCの方が本会員と同等のサービスを受けられる点が大きな強みとなっています。

JGCへの入会基準と条件

JALグローバルクラブ(JGC)に入会するには、まずJALの上級会員資格を一度取得する必要があります。以前は「JMBサファイア以上」の達成が条件でしたが、現在は新ステイタスプログラム導入に伴い、ライフステイタスポイント(Life Status Point)を基準とした条件に変更されています。

旧制度での入会基準(JMBサファイア達成)

JGCへの入会条件は、長らく以下の2つを満たすことでした。

  • JMBサファイア以上のステイタス取得(年間5万FOPまたは50回搭乗+15,000FOP)
  • 対象クレジットカード(CLUB-Aカード以上)の保有

この条件を達成すると、JGC入会案内が送付され、申し込み後にJGCカードを発行できました。達成のためには、一般的に「JGC修行」と呼ばれる、計画的なフライト搭乗が行われていました。

新ステイタスプログラム導入後の入会条件

2024年以降、JALは新しいステイタス制度としてライフステイタスポイント(LSP)を導入しました。これにより、JGCの入会条件も以下のように変更されています。

条件基準
ライフステイタスポイント1,500ポイント以上
対象クレジットカードCLUB-Aカード以上

条件の達成後、JALからの案内をもとにJGCへの申し込みが可能となります。

必要なクレジットカードの種類と条件

JGC入会に必須となるクレジットカードは以下のいずれかです。

  • JAL CLUB-Aカード
  • JAL CLUB-Aゴールドカード
  • JALダイナースカード
  • JALプラチナカード

特にゴールドカード以上を選ぶことで、ボーナスマイルや特典が増えるため、効率的にマイルを貯めたい方にはおすすめです。

JGC家族会員とは?

JGC家族会員とは、本会員が保有するJALグローバルクラブカードの家族カードを発行することで、家族も本会員とほぼ同等の特典を利用できる制度です。これにより、飛行機に搭乗した実績がない家族でも、ラウンジ利用や優先搭乗などの上級会員サービスを享受することができます。

家族会員の入会資格と対象者

JGC家族会員になれるのは、本会員と生計を同一にする家族で、対象者は以下の通りです。

  • 配偶者
  • 両親
  • 18歳以上の子ども

年齢や居住条件を満たしていれば、年間の搭乗実績に関わらず入会が可能です。JGCやJALカードの多くの特典(一部対象外あり)を本会員と同じように利用できます。

年会費

JGCのクレジットカード年会費は次の通りです。

カードの種類年会費(税込円)
本会員家族会員
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード34,10027,500
JALグローバルクラブ CLUB-Aゴールドカード20,90020,900
JALグローバルクラブ JALダイナースカード30,80024,200
JALグローバルクラブ JCBプラチナ34,10027,500
JALグローバルクラブ CLUB-Aゴールドカード17,60017,600
JALグローバルクラブ CLUB-Aゴールドカード Suica20,90020,900
JALグローバルクラブ CLUB-Aカード11,00011,000

プラチナ、アメックス、ダイナースを除き、本会員と家族会員の年会費は同額となっています。ANAのSFCと比較すると家族会員の年会費は高額な印象を持ってしまいます。

JGCを1から目指すとなると最低でも20万円~50万円程度の費用がかかります。それが、上記のような年会費で済むと考えるとお得ですらあります。

本会員と家族会員の違い

一覧表

特典の一覧を表にしてまとめてみました。

特典内容本会員家族会員
初回搭乗ボーナスマイル
搭乗ごとのボーナスマイル
会員専用予約デスク
予約時の優先キャンセル待ち
前方座席指定サービス
チェックインサービス(専用カウンター)
空港での優先空席待ち
JALグローバルクラブ エントランス
優先搭乗
受託手荷物無料許容量の優待
プライオリティバッゲージサービス
ラウンジを利用可能(サクララウンジ)
バッゲージタグ
JALオリジナルカレンダー

家族会員と本会員はほとんど同じ特典

家族会員と本会員の特典の違いを見ていただいてお分かりいただけたかと思いますが、JGC特典の差はほとんどありません。実際に飛行機に搭乗してカードを発行した本会員とは、JALの見えないところで差がつけられているのかもしれませんが、表向きには違いは全くと言っていいほどありません。

ANAのSFCはネームタグがもらえなかったり、アップグレードポイントがもらえなかったりと、本会員との違いがあります。ただし、家族会員は本会員よりも年会費が安く設定されています。

JGCの場合は、本会員と家族会員の年会費の差がほとんどないため、特典に差がないことに納得できます。

飛行機に乗ることなく、家族会員カードを発行することのメリットが絶大だということがわかります。

JGC家族会員のメリット

JGC家族会員は、本会員とほぼ同等の特典を利用できる点が最大の魅力です。特に家族旅行や三世代旅行などでは、その恩恵を存分に受けることができます。

サクララウンジの利用と同行者特典

JGC会員は、国内線・国際線ともにサクララウンジを利用可能です。家族会員も同様に利用できるため、本会員+同行者1名、家族会員+同行者1名で、最大4名までラウンジに入室できます。

家族旅行では、搭乗前にラウンジで軽食やドリンクを楽しみながら、快適に過ごすことができます。特に国際線では、出発前のひとときを落ち着いて過ごせるのは大きなメリットです。

JGC専用カウンター・保安検査場の利用

JGC会員と家族会員は、JGC専用チェックインカウンターや専用保安検査場を利用できます。繁忙期や混雑時でもスムーズに手続きを進められるため、子連れ旅行や高齢の家族との旅行にも非常に便利です。

初回搭乗ボーナスマイル・特典マイル加算

JGC家族会員も、本会員と同様に初回搭乗ボーナスマイル(3,000マイル)を獲得できます。さらに、JALカード特典として初回搭乗ボーナスマイル2,000マイルが加算されるため、合計で年間5,000マイルを獲得できます。

また、通常の搭乗でもJALカード特典のボーナスマイルが付与されるため、家族で効率的にマイルを貯めることができます。

旅行を快適にする優先サービス一覧

JGC家族会員は、以下の優先サービスを利用できます。

  • 優先搭乗:混雑を避けてスムーズに搭乗可能
  • 受託手荷物無料許容量の優待:通常より多くの荷物を預けられる
  • プライオリティバッゲージサービス:荷物が優先的に返却される
  • 専用カウンターでのチェックイン:長い列に並ばずに手続き可能
  • 空港での優先空席待ち:予約が満席でも優先的に空席が出れば案内

これらの特典は、家族旅行や長期休暇でのフライトにおいて、快適さと安心感を大幅に向上させるものです。

家族旅行におけるメリットの具体例

例えば、夫婦でそれぞれJGCカードを持っている場合、本会員+同行者1名、家族会員+同行者1名の組み合わせで、最大4名までラウンジに入れます。

小さな子ども連れの場合、搭乗前にラウンジで食事や休憩ができるため、子どもの機嫌を保ったまま搭乗できるのも大きな利点です。また、混雑する一般カウンターを避けて手続きを済ませられるため、家族全員にとって快適な旅行が実現します。

JGC家族カードを持つメリット活用例

JGC家族カードは、夫婦や家族で旅行する人にとって非常に便利な制度です。本会員と家族会員の両方がカードを持っていることで、特典を最大限に活用できます。

夫婦でJGCを持つとどうなる?

夫婦でそれぞれJGCカードを持っている場合、本会員+同行者1名、家族会員+同行者1名として、最大4名までラウンジ利用や優先搭乗が可能になります。

例えば、夫婦と子ども2人の家族旅行では、全員がラウンジを利用でき、混雑する一般カウンターを避けて快適に搭乗できます。

家族旅行でラウンジを使うシミュレーション

家族4人で旅行するケースを想定した場合の流れです。

  1. JGC専用カウンターでスムーズにチェックイン
  2. JGC専用保安検査場で待ち時間を短縮
  3. 搭乗までサクララウンジで軽食・ドリンクを楽しむ
  4. 優先搭乗で混雑を避けて搭乗
  5. 荷物はプライオリティタグ付きで最優先返却

このように、JGC家族カードがあれば、旅行のすべての工程で快適性と効率性が大幅に向上します。

国内線・国際線それぞれでの利便性

国内線では、特に混雑しやすい空港での手続きがスムーズになり、短時間で搭乗まで進められるのが魅力です。

国際線では、長時間の待ち時間をラウンジで過ごせるほか、手荷物受取が早くなるプライオリティバッゲージサービスが便利です。

家族会員も本会員と同等の特典を受けられるため、「旅行の質」を大きく変える力を持ったカードといえます。

JGC家族カードの注意事項

JGC家族カードはメリットが多い一方で、発行や利用にあたって注意すべき点もあります。事前に理解しておくことで、トラブルを避けて快適に利用できます。

クレジットカード請求は本会員と合算される

家族会員カードで決済した金額は、すべて本会員にまとめて請求されます。支払い口座も本会員のものとなるため、家族会員が自由に決済管理することはできません。

また、カード利用によって貯まるマイルも本会員のマイル口座に自動的に加算されます。家族ごとにマイルを分けたい場合は、別の方法で貯める工夫が必要です。

本会員の解約=家族会員資格も失効

JGCの会員資格は、対象クレジットカードの会員資格と紐づいています。そのため、本会員がクレジットカードを解約すると、家族会員も同時にJGC資格を失います。

また、本会員が家族会員だけを解約する場合も、家族会員のJGC資格は失効します。家族会員の意思でカードを維持することはできない点に注意しましょう。

ライフステイタスポイントは加算されない

家族会員は、ラウンジ利用や優先搭乗といった特典を受けられますが、搭乗実績としてのライフステイタスポイントは加算されません。

将来的に家族会員自身が本会員になりたい場合は、別途JGC修行などで条件を満たす必要があります。

JGC家族カードの発行手順

家族会員の申し込み方法

JGC家族カードを発行するためには、まず本会員が対象となるJALグローバルクラブカードを保有している必要があります。家族会員の申し込みは、JALカードの公式ウェブサイトまたは郵送で手続きを行います。

申し込み時には、家族であることを証明する書類の提出が求められることがあります。具体的な必要書類は、配偶者であれば戸籍謄本や住民票、子どもや両親の場合もそれぞれの証明書類が必要です。

発行までの流れと必要書類

  1. 本会員のJALカードにログインし、家族カードの申し込みページにアクセス
  2. 家族会員の氏名、住所、生年月日など必要事項を入力
  3. 家族であることを証明する書類を提出(オンラインアップロードまたは郵送)
  4. 申し込み内容の審査を経て、家族カードが発行される
  5. カード到着後、利用開始

審査期間は通常2週間程度ですが、混雑状況や書類の不備により延長される場合もあります。

発行時の注意点と審査基準

家族カードの発行には、JALカードの申し込み資格を満たしていることが必須です。申し込み資格に関しては、以下の条件が一般的です。

  • 家族会員は20歳以上で安定した収入があること(カード会社によって異なる)
  • 過去に重大な信用事故がないこと
  • 提出書類に不備がないこと

また、本会員の信用情報も審査の対象となるため、本会員の支払い状況などに問題があると家族カードの発行が難しくなる場合があります。

JGC家族カードを発行する際によくある質問

Q1. 家族会員だけでラウンジに入れる?

家族会員カード単体でも、サクララウンジや国内外のJALラウンジを利用可能です。ただし、同行者の利用については、「JGC会員+同行者1名」または「家族会員+同行者1名」の組み合わせで最大4名まで入室できます。同行者だけでの入室は原則できません。

Q2. 家族会員もマイルは貯まる?

家族会員カードで支払った利用分のマイルは、本会員のマイル口座に合算されます。家族会員個別のマイル口座はなく、マイルの管理は本会員が行います。

Q3. 本会員が死亡・退会した場合の取り扱いは?

本会員がJGC会員資格を失うと、家族会員も同時に資格を失います。例えば、本会員が死亡した場合やカードを解約した場合は、家族会員カードも無効となり、特典利用ができなくなります。

まとめ|JGC家族カードはこんな人におすすめ

家族会員を作るべき人の特徴

JGC家族カードは、以下のような方に特におすすめです。

  • 夫婦や家族で頻繁にJAL便を利用する方
  • 家族旅行で空港での快適なサービスを重視する方
  • 子連れや高齢者を含む多人数旅行を計画している方
  • マイルや各種優先サービスを効率よく家族で共有したい方

ANA SFCとの比較から見るJGCの魅力

ANAのSFC家族カードと比較すると、JGC家族カードは特典面で本会員とほぼ同等のサービスが受けられる点が最大の魅力です。年会費はやや高めですが、その分サービスの充実度が高いため、家族での利便性を最優先する方には非常に適しています。

コストを最小化しながら最大限特典を活かす方法

家族でJGCカードを持つ際は、カードの種類や年会費を検討しつつ、夫婦で最低限2枚のカードを持つことをおすすめします。これにより、同行者を含め最大4名までラウンジや専用レーンが使え、旅行の快適さを大幅に向上させられます。

また、JGC修行の費用対効果も踏まえつつ、長期的に年会費のみで上級会員資格を維持するメリットを活かすことで、旅行費用全体の節約にも繋がります。

JGC家族カードは、家族旅行をより快適にし、JALの上級会員特典を最大限活用したい方にとって最適な選択肢です。

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