セゾンカードやUCカードの共通ポイントである、永久不滅ポイントはANAマイルに交換することができます。
通常の交換レートは60%ですが、ある特定の交換方法を利用することによって交換レート70%でANAマイルに移行することできます。
この記事では、永久不滅ポイントを交換レート70%でANAマイルに移行する方法をご紹介します。
永久不滅ポイントとは
永久不滅ポイントは、UCカードやセゾンカードなどで貯まるポイントで、その名の通り「有効期限が無期限」です 。通常はクレジットカード利用1000円につき1ポイント(5円相当)貯まり、貯めたポイントは買い物の充当やギフト券交換、他社ポイントへの移行などに使えます 。ポイントサイトや普段の支払いでじっくり貯めておき、必要なタイミングでANAマイルに交換できるのが特徴です。
【17†embed】みずほマイレージクラブカード/ANAを使うと、永久不滅ポイントの交換レートが70%になります 。通常は永久不滅ポイント100ポイント=300マイル(60%)ですが、このカードでは100ポイントが350マイルになります 。つまり本来より30%アップの3.5マイル/ポイントで交換できるわけです。100ポイントは金額にすると500円相当なので、100ポイントで350マイル(1ポイント=3.5マイル)もらえるのは大きな優遇と言えます 。
また、ANAマイルの有効期限は3年ですので、マイルとして利用する直前まで、永久不滅ポイントとして保持しておくことで、半永久的にマイルをためておくことができます。
永久不滅ポイントは通常、セゾンカードやUCカードでANAマイルに交換すると交換レート60%で交換することができます。
永久不滅ポイント200ポイントを、600マイルに交換可能です。(交換レート60%)
永久不滅ポイントは1ポイントで5円相当です。
しかし、ご紹介する方法では、永久不滅ポイント100ポイントを350マイルに交換可能です。(交換レート70%)
交換レート70%にする方法「みずほルート」
TOKYUルートが2022年3月31日に閉鎖されることになり、以前は交換レート75%でANAマイルに移行ができていました。
TOKYUルート閉鎖以降は交換レート70%のみずほルートが最有力候補になってきます。
「みずほルート」とは、みずほマイレージクラブカード/ANAとJR九州の「JQ CARDセゾン」を活用し、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換率を70%に高めるルートです 。具体的には、以下のようにポイントを移行します(※『ポイントサイト』はモッピー、ハピタス、ちょびリッチなどの会員制サイトを指します):
ポイントサイトで貯めたポイント → Tポイント(※旧Vポイント)(等価移行)
Tポイント → JRキューポ(等価移行)
JRキューポ → 永久不滅ポイント(等価移行/JQカードセゾンが必須)
永久不滅ポイント → ANAマイル(70%で交換)(みずほマイレージクラブカード/ANA限定)
この経路ではポイントサイトの1万ポイントが最終的に7千マイルになり、交換率70%でANAマイルを貯められます 。現状、このネット上だけで完結する「みずほルート(JQみずほルート)」がANAマイル交換レート最高峰で、陸マイラー(飛行機に乗らずにマイルを貯める人)にとって王道ルートとなっています 。

このみずほルートは、「みずほマイレージクラブカード/ANA」というクレジットカードを発行・保有することで簡単に利用することができます。
永久不滅ポイントはどの方法、カード利用で貯めたポイントであっても、みずほルートを利用することができます。
それではまず、「みずほマイレージクラブカード/ANA」についてご紹介します。
必要なカード・アカウント
みずほルートを利用するには**3つのカード(またはアカウント)**が必要です :
みずほマイレージクラブカード/ANA(UCカード)
JQ CARD セゾン(JRキューポが貯まるクレディセゾン発行カード)
Tポイントカード(スマホアプリの「Tポイントアプリ」でも可)
みずほマイレージクラブカード/ANA
みずほマイレージクラブカード/ANAは、みずほ銀行のキャッシュカード機能とANAマイレージカード機能が一体となったカードです。年会費は永年無料で、カード利用1,000円につき1永久不滅ポイント(=5円相当)が貯まります 。いわゆるANAカードではなくANA提携カードで、フライトボーナス等の特典はありませんが、最大の特徴は「永久不滅ポイントからANAマイルへの交換率優遇」です 。カード会員限定で、永久不滅ポイント100P=350マイル(交換率70%)に交換できます 。通常は100P=300マイル(60%)ですから 、このカードを持っているだけで交換率が大きく上がる魔法のようなカードです 。
【20†embed】上の画像は、みずほマイレージクラブカード/ANAでの交換画面例です。ここでは100永久不滅ポイントが350マイルになることが示されており、実際に70%の交換レートが適用されているのが分かります 。逆にみずほカード以外で同じ100ポイントを交換すると300マイル(60%)なので、同じポイント量でも30%多くマイルが得られる違いがあります 。なお、このカードを作るにはみずほ銀行の普通口座が必要です。口座開設はスマホアプリでも手続き可能で、作成後に公式サイトからカードを申し込む形になります(入会キャンペーン等のポイントサイト案件は現在ありません)。
JQ CARD セゾン
JQ CARD セゾンは、JR九州が提供する「JRキューポ」というポイントが貯まるクレジットカードで、発行はセゾンカードです 。特徴は、JRキューポと永久不滅ポイントが等価交換できる点です 。ポイントサイト経由でVポイント(旧Tポイント)やGポイントに集めたポイントをJRキューポに移行した後、このJQ CARD セゾンがあればJRキューポ→永久不滅ポイントへ移せるようになります 。年会費は初年度無料、2年目以降は年間1,375円(税抜)ですが、年1回でもカード利用があれば無料になります 。還元率は0.5%(200円で1JRキューポ)と高くありませんが、このカードを持つことで「JRキューポ→永久不滅」ルートが解放されるので、ポイントサイトのポイントを最終的にANAマイルに高還元で交換するためには必須の存在です 。注意点として、JQカードは18種類以上ありますが、永久不滅ポイントへの交換ができるのはセゾン発行のJQ CARD セゾンのみなので、申し込む際は間違えないようにしましょう 。モッピーなどポイントサイトで発行案件が出ることもあります。
Tポイントカード
Tポイントカードは、みずほルートの最初にポイントサイトのポイントを集めるために使います。ポイントサイトからの交換先としてTポイント(Vポイント)を選び、次にJRキューポに移す経路を使うためです 。Tポイントカードは多くの人が既に持っているか、スマホの「Tポイントアプリ」で簡単に作れるので、まだ用意していない場合はアプリからモバイルTカードを発行しておきましょう 。
交換ルートの具体例
みずほルートの全体像は以下の通りです :
ポイントサイト → Tポイント(Vポイント)
ポイントサイトで貯めたポイントをTポイントへ等価交換します。例えばハピタスやちょびリッチなら直接Tポイントに移行できます。モッピーなど一部サイトはドットマネー経由でTポイントに交換します(直接交換は6~8%の手数料がかかるため、ドットマネー経由が手数料無料のおすすめルートです) 。
Tポイント → JRキューポ
Tポイント(Vポイント)をJR九州が運営するJRキューポに移行します。移行率は100%(1対1)です 。JRキューポのアカウント登録は無料で誰でも作成できます 。
JRキューポ → 永久不滅ポイント(UCポイント)
ここでJQ CARD セゾンの出番です。JQ CARD セゾン会員限定で、JRキューポを永久不滅ポイントに1対1で交換できます 。このルートを使うと、VポイントやGポイントからも永久不滅ポイントを経由してANAマイルへ70%で交換できるようになります 。
永久不滅ポイント → ANAマイル
最後に、みずほマイレージクラブカード/ANA会員専用の優遇レートで永久不滅ポイントをANAマイルに移行します。交換率は70%で、100永久不滅ポイントが350マイルになります 。この手続きを行う際は、UCカード系の会員サイト「アットユーネット」から申請します (セゾン系の「NETアンサー」ではなく、アットユーネットで必ず申請してください)。
これにより、最終的にポイントサイト→ANAマイルで70%還元のルートが完成します 。仕組み上、交換回数が多く手続きはやや煩雑ですが、ネット手続きだけで完結し、現状では最も効率的にANAマイルを貯める方法です 。なお、Tポイント(Vポイント)が使えない場合は、一部ポイントサイトから直接JRキューポに交換できるGポイント経由を使うことも可能です 。
交換にかかる所要日数
みずほルートでポイントサイトからANAマイルへ移行するには約1ヶ月程度かかります 。各ステップの所要時間は目安として次の通りです :
ポイントサイト → ドットマネー(経由): 即時~4日程度(※サイトによる)
ドットマネー → Vポイント: 約4営業日以内
Vポイント(Tポイント)→ JRキューポ: 約2~3日
JRキューポ → 永久不滅ポイント: 約2日
永久不滅ポイント → ANAマイル: 月末締め翌月20日ごろに反映(締め日による)
例えば月末までに申請すると、翌月20日頃にANAマイルが積算されます 。手続きを急がなくてもよいよう、月初~中旬にまとめて申請するなど計画的に行いましょう。
ポイントの合算と有効活用
永久不滅ポイントは、UC・セゾン各カードで貯めたポイントが自動的に合算されます 。したがって、過去に他のセゾン系カードで貯めたポイントがある場合でも、みずほマイレージクラブカード/ANAを発行してアカウント統合すれば、そのポイントも全て70%レートで移行可能になります 。年会費無料ですから、カードを作っておくだけで交換効率が高まる「おいしい裏ワザ」と言えます 。
また、ANAマイルの有効期限は3年ですが、永久不滅ポイントは無期限に貯めておけるため、マイル利用直前までポイントのままにしておくことで「マイルの実質延命」が可能です。例えばポイントサイトで大量にポイントを貯めた後、必要なタイミングでまとめてANAマイルに移せば、半永久的にマイルをストックできます。
Vポイント(旧Tポイント)・Gポイントの活用
もしVポイント(旧Tポイント)やGポイントを貯めている場合も、みずほルートが使えます 。Vポイント・Gポイントは直接永久不滅ポイントに交換できないため、まずJRキューポに交換し、そこから永久不滅ポイントへ移行します 。通常Vポイント→ANAは50%、Gポイント→ANAは約33%ですが、みずほルート経由(V→JR→永久不滅→ANA)で70%にアップできます 。
具体的には、まずVポイントをJRキューポに移行し(ポイントサイト経由かドットマネー経由)、次にJQカードセゾン会員専用メニューからJRキューポを永久不滅ポイントに交換します 。JQカードセゾンを持っていれば、VポイントもGポイントも同じ手順でANAマイル70%ルートに乗せることができます 。たとえば三井住友カードの「Vポイント」や楽天系で貯まるポイント等もこの経路で70%にできるので、持っている人はぜひ活用しましょう 。
みずほマイレージクラブカード/ANAを作成しよう

みずほマイレージクラブカード/ANAはみずほ銀行のキャッシュカードとクレジットカードの機能を併せ持ったカードです。
年会費は無料、ポイント還元率は0.5%です。
| カード | みずほマイレージクラブカード/ANA |
|---|---|
| 発行会社 | UCカード |
| 国際ブランド | Master |
| 年会費 | 無料 |
| ポイント制度 | 永久不滅ポイント |
| ポイント還元率 | 0.5%(1000円につき1ポイント、1ポイント=5円相当) |
| 特色 | みずほ銀行キャッシュカード、ANAマイレージカード一体型 |

クレジットカードとしてのポイント還元率はあまり高くありませんが、永久不滅ポイント100ポイントを350マイルの交換レートで移行できるのはこのカードだけです。
永久不滅ポイントは他のカードと合算可能
このみずほルートは、どの方法で貯めた、永久不滅ポイントも70%の交換レートで移行することができます。
セゾンカードや、UCカードの利用で貯めた永久不滅ポイントを、すべて合算することができるので、「みずほマイレージクラブカード/ANA」のクレジットカード作成をしておいて損はありません。
作成せずに、ANAマイルに交換をすると交換レートは60%となってしまいます。
カードを作成しておくだけで、10%アップの70%の比率で、移行することができるのは大変お得です。
みずほ銀行のカード作成公式サイト
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/mmc/card/apply/internet_order.html
Vポイントを永久不滅ポイントに替える
Vポイントを永久不滅ポイントに交換して、70%の還元率でANAマイルに交換することもできます。そのためには、JQ CARDセゾンというクレジットカードがもう1枚必要になります。その名も、JQみずほルートです。
ルートは次の通り。

JQみずほルートの詳細については、以下の記事で詳細を解説しています。
-

【ポイ活】JRキューポ・みずほルートでANAマイルに交換する方法
続きを見る
まとめ
みずほルート(JQみずほルート)を使えば、永久不滅ポイントを70%の高効率でANAマイルに交換できます。必要なカードは無料で作れるものばかりなので、ANAマイルをたくさん貯めたい陸マイラーは必須ルートとして利用する価値があります。手続きは複数回にわたりますが、ネットで完結し、現行では最もお得な交換方法です。既に貯めている永久不滅ポイントやTポイント・Gポイントもこのルートに乗せれば最大効率でマイル化できるので、ぜひ活用してみてください 。


