羽田空港から発着する飛行機に搭乗するチケットを持っていれば、プライオリティパスの利用でランチビュッフェを無料でいただくことができます。
有料の通常料金で大人1人3850円のビュッフェですので、そこそこのクオリティが期待できます。今回はこちらのビュッフェに訪問してきましたので、ご紹介していきます。
そして何より気になるのは混雑ではないでしょうか?今回はかなりの混雑が予想される3連休の初日に訪問してきましたので、その混雑状況も併せてご紹介します。
プライオリティパスのレストラン特典とは
プライオリティパスは世界148カ国、600以上の都市のラウンジや空港サービスを利用することのできる会員制サービス。パスを持っていれば、会員種別にもよりますが、空港ラウンジの上質な空間で、料理やアルコールを楽しむことができます。
プライオリティパスは国際線搭乗時に威力を発揮します。ファーストクラスやビジネスクラス搭乗時や航空会社の上級会員でなくてもラウンジが使えるのがメリットです。
国際線においてメリットが大きいプライオリティパスですが、成田空港、セントレア(中部国際空港)や関西国際空港では、国内線利用時でもプライオリティパスが利用できるお店があります。
今回ご紹介する羽田空港のランチビュッフェは制限エリアの外の一般エリアにありますので、国際線・国内線、出発・到着ターミナル問わず利用することができます。
国内のプライオリティパスが利用可能な空港は以下をご覧ください。
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国内のプライオリティパスが利用可能な空港一覧
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ランチビュッフェ「All Day Dining Grande Aile(オールデイダイニンググランドエール)」の概要
オールデイダイニンググランドエールは、羽田空港第3ターミナルに直結している、羽田エアポートガーデンの1階にあるレストランです。ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港というホテルも同じ建物の中にあります。
店舗概要 | |
店名 | オールデイダイニンググランドエール |
住所 | 第3ターミナル直結の「羽田エアポートガーデン」ビル内の1階 |
定休日 | 無し |
TEL | 0569-38-7338 |
営業時間 | 午前11時~午後3時(L.O.午後2時半) |
行き方としてはたとしては、羽田空港第3ターミナルについたら、羽田エアポートガーデン方向に進みます。羽田エアポートガーデンについたらエスカレーターで1フロア下に下がります。エスカレーターをUターンして突き当りにレストランはあります。
「オールデイダイニンググランドエール」の利用方法・条件
来店時に確認されるもの
来店時には以下の2点を提示する必要があります。
①カード
②搭乗券
まずは、プライオリティパスのカードを提示します。専用の読み取り機械でスキャンされます。プライオリティパスの他にも、ラウンジキー機能付きクレジットカードや当サービスの会員カード、ダイナースクラブカードも対応しています。
搭乗券は当日のチェックイン済みの搭乗券を提示します。QR画面で提示するとこちらもスキャンされます。
ココに注意
アメリカンエキスプレス付帯のプライオリティパスは利用できません。(レストラン特典が利用できないため)
特典内容の詳細
利用する場合は、ラウンジ特典として利用するのと同様に扱われます。内容・条件は以下の通りです。
- 1回の利用でラウンジを1回利用したものとして扱われる
- 同伴者の登録不可
- 最大2時間の滞在が可能
- テイクアウトは不可
カードの種類によっては、無料とはならず、ラウンジ1回利用相当分の所定の金額が請求されます。ただし、店舗では、契約内容や請求条件がわかりませんので、事前にクレジットカード会社等の利用条件を確認しておく必要があります。
なお、割引額を越えた飲食の場合は、実費負担が必要となります。基本、ビュッフェ代金は無料ですが、アルコール等を追加した場合は支払いが必要です。
同伴者がプライオリティパスを持っていない場合の対応
同伴者がプライオリティパスを持っていない場合は、次の3つのうちいずれかの対応となります。同伴者として登録することはできませんので、ランチビュッフェを有料で利用する人と同様に、定価3,850円を支払う必要があります。
Q&A
同じ名義のプライオリティパスを2枚持っていれば2人利用可能なの?
利用できません。プライオリティパスの名義人と搭乗券の氏名が一致している必要があります。そのため複数枚のプライオリティパスを持っていても、利用できるのは1回1人分のみです。
同伴者無料のカードの場合は?
クレジットカードに付帯するプライオリティパスの中には、同伴者が所定の人数無料になるものがあります。詳細はクレジットカードのサービスを確認しましょう。
1日に何度も利用できる?
仮にチケットを往路、復路で2枚持っていた場合でも、2回利用することはできません。厳密には6時間以内に再度利用することはできないという規約になっています。そもそも、営業時間が11時から15時までですので、実質的に1日1回までとなります。
予約できる?
プライオリティパスの利用の場合は、予約をすることはできません。
お店の詳細(写真付きで紹介)
店舗外観
店舗の外観はこんな感じです。建物の突き当りのかなり大きなレストランです。現地に行くと非常にわかりやすい場所にあります。
混雑状況(11時開店時点)
この日は、3連休の初日。かなりの混雑を予想していましたが案の定です。10時55分ごろに到着しましたがすでに50mくらいは並んでいました。人数にして100名くらいです。↓↓
完全に出遅れた感がありました。11時の開店前には、店員さんがプライオリティパスの読み取り受付を開始していました。
そして自分が入れた時間は11時10分ごろ。かなり早いです。
受付はかなりスムーズで、レストランもかなり大規模です。それもあり、思ったよりもスムーズに入店することができました。
3連休初日の混雑が予想される日にこれだけスムーズなら、入店できない、かなりの時間を待たされるということは考えずらいと思いました。
また、開店時間に並んでいた人がさばき終わった後も、ちょくちょくと入店してきた人がいましたが、ほとんど待つことなく席へ案内されていました。
結論、一杯で入れなくなる心配はほとんどいらないと思います。
メニュー
店舗の外には、メニューが置かれています。
訪問時は、スパイスな夏という、異国メニューが展開されているフェアの最中でした。
当然ですが、プライオリティパス利用客以外の通常のお客さんもいます。どちらかというと、通常の予約客を優先させているようでした。
座席
座席は広々しています。清潔感もあります。1人利用でも全く苦にはなりません。というか、ビュッフェでは珍しく、1人客が大半です。
料理(うなぎ丼)
目玉の一つでもあるのがこちらの、うなぎ丼。うなぎ自体は小さいですが足りない場合はお代わりしましょう(笑)
料理(海鮮丼)
海鮮丼はこんな感じです。具の量が多いので満足度は高いです。酢飯ともよく合います。
料理(ハンバーガー)
こちらはオープンキッチンスタイルでパティが焼かれていて、ハンバーガーをいただくことができます。
いろんな種類のソースが用意されています。サルサソース、チーズソース、ステーキソースなど。トッピングとして、アボカドやピクルスも。
トマトものせて、自分好みのスタイルでいただくことができます。
料理(カサレッチェ・リゾット)
料理(ホットミール)
スパイスのかかった焼き鳥串スタイル。▼
こちらもスパイシーな肉料理。▼
ピザ風ポテト▼
料理(サラダ等)
サラダの種類は豊富。野菜もいろんな種類ありますし、冷製の料理も豊富にあります。
料理(デザート)
ビュッフェコーナーの中央付近にはこのようなデザートコーナーがあります。▼
ロールケーキやショコラケーキ、抹茶ケーキ、フルーツポンチ、パイナップル、オレンジなどがありました。わらび餅もあります。
料理(パン、ご飯)
料理(ソフトクリーム)
ソフトクリームは自分で作って、イチゴやチョコレートなどのシロップをかけていただけます。
ソフトドリンク
実食
とりあえずいろんなものを食べてみようと思い、とってきました。
焼き鳥串スタイルのスパイスチキンがおいしかったのでおかわり。鴨肉もおいしかったです。
おわりに
以上、羽田空港のプライオリティパスレストラン、オールデイダイニンググランドエールをご紹介していきました。プライオリティパスが利用できるようになって1年もたっていませんが、人の量を見るからにかなりの反響があったものと思われます。
無料でビュッフェを頂けるという、その半端ないお得さから、羽田空港を利用の際は、ついつい利用したくなります。
混雑も、そこそこですが、苦になるほどではないかと思います。その点でも利用したくなるポイントです。
お料理の方も、種類豊富でしっかりとした味の料理が多いので、満足できます。
羽田空港国内線を利用する際は、すこし距離があるので、時間的に余裕がないといけませんが、機会があれば、利用してみてはいかがでしょうか。