ANAのバーコード決済サービスとしてANA Payがあります。ANAマイルをためているマイラー必見のサービスですので、この記事でANA Payについて詳しく解説していきます。
ANA Payの概要
支払い時のマイルの還元率は0.5%ですが、ANAカードでチャージをすることで、最大1.6%まで上げることができます。
ANA Payとは
ANA Payとは、ANAマイレージクラブアプリで使うことのできるQRコード決済サービスです。ANA Payで決済をすることによって、マイルをためることができます。
- 貯まるマイル数は200円=1マイルです。
- 入会費や年会費は無料です。利用料はかからずに利用することができます。
- JCBブランドのクレジットカードで事前にチャージを行います。
- コードを店舗で提示するだけで支払いをすることができます。
- マイルの積算は1~2か月後(1か月分まとめて付与)
カード種別ごとの貯まるマイル数
ANAカードでチャージの際は、カード種別ごとのマイルも貯めることができます。ANA Payでの支払い時もマイルをためることができますので、2重でマイルをためることがで切ることになります。
貯まるマイル数を表でまとめてみました。
カード種別 | チャージ1000円 | ANA Pay1000円 | 合計マイル数 | マイル還元率 |
一般カード | 1マイル | 5マイル | 6マイル | 0.6% |
ゴールドカード | 6マイル | 11マイル | 1.1% | |
プレミアムカード | 11マイル | 16マイル | 1.6% |
ANA JCBカード以外のJCBカードではマイルは積算されませんまた、JCBのOki Dokiポイントは付与されません。
ただし、マイル還元の計算は会計ごと
還元率に大きな影響があるので、ここはよく知っておく必要があります。
ANA Payのマイルの積算方法は、利用1件ごとに計算されます。
利用ごとの支払い金額200円(税込み)につき、1マイルたまります。
ただし、200円未満の端数は切り捨てです。なので、399円の支払いであれば支払い時は1マイルしか付与されませんので、マイル還元率は0.25%になってしまいます。ANA Payは少額の決済が多くなりがちだと思われますので、これは痛いところ。
199円以下の買い物ではマイルがたまりません、、、
ANA Payマイルプラス加盟店の利用でさらにマイルが追加
加盟店舗数は多くはありませんが、ANA Pay決済で貯まるマイルと、ANAカードで貯まるマイルとは別に、さらに追加でマイル数をもらうことのできるのが、ANA Payマイルプラス加盟店です。
たとえば、空港内売店であるANA FESTAでは追加で200円につき1マイル貯めることができます。チャージ時のマイル、決済時のマイルを合わせると、マイル還元率を最大で1.1%~2.1%まで引き上げることができます。
●1000円チャージ・支払い時のマイル数
カード種別 | 合計マイル数 | マイル還元率 |
一般カード | 11マイル | 1.1% |
ゴールドカード | 16マイル | 1.6% |
プレミアムカード | 21マイル | 2.1% |
使い方・登録方法・支払い方法
ANAマイレージクラブ会員であることが前提です。
ANAマイレージクラブのアプリをダウンロード
まずはANAマイレージクラブのアプリをダウンロードします。ANA Pay単独のアプリはなく、ANAマイルのアプリの一つの機能という形式です。
アプリのログインしてANA Payを開く
アプリトップ画面の下部に「Information」をタップします。
メニュー画面が出てきますので「ANA Pay」を選択します。
登録をする
ANA Pay利用する前に、初回の登録が必要になります。
「電話番号の登録」→「メールアドレスの登録」→「パスワードの設定」→「通知設定」
の順に設定をすると、登録完了です。
チャージ
支払いをする前にはチャージが必要になります。チャージの方法は次の通りです。
ANA Payの画面を開いて、「+ チャージ」のボタンを押します。
チャージ金額を入力します。
最後に、支払い情報を入力します。JCBのカード番号を入力します。
以上で、チャージは完了となります。
チャージの注意事項は次の通りです。
- チャージ残高の上限金額は10万円
- 1回あたりのチャージ上限金額は2万円
- 1ヶ月あたりのチャージ累計上限金額は10万円
- セキュリティの観点で、一定時間内のチャージ回数を制限している
支払い方法
支払い方法は簡単です。ANA Payで支払いをすることをレジで伝えて、QRコードを提示します。QRコードをレジでかざすだけの支払いできます。一般的なQRコード決済と支払い方法は同じです。
注意事項とデメリット
チャージできるのはJCBカードのみ
ANA Payを利用するためには事前にチャージをしておく必要があります。チャージをするためには、JCBのクレジットカードまたはデビットカードを使う必要があります。JCBブランドのカードであればよく、ANAカードでなくても構いません。
ANAカード以外はメリット少
ANA Payのクレジットカードチャージの際に支払った金額に対しては、クレジットカード独自のポイントは付与されません。JCBのOki Dokiポイントは付与されませんので注意しましょう。
ただし、ANAカードのJCBであれば、カード種別ごとのマイルが付与されます。逆を言うとANAカード以外のクレジットでのチャージでは、ポイントがたまりませんのでメリットを十分に享受することはできないです。
ANA Payでの支払い時のみのマイル付与となります。
事前チャージした金額の有効期限あり
ANA Payの使用上、支払い前までにはチャージをしておく必要があります。仕様上なので仕方がありませんが、チャージした金額を使わないでいると、入金したお金が失効してしまいます。
有効期限は入会日、最終チャージ日、最終支払日のうちいずれか遅い日から4年間経過したときです。チャージ残高は失効し、ANA Pay自体が自動退会となります。
有効期限はアプリで確認することができます。
使えるお店(一覧)
ANA Payを使うことのできるお店は、全国のANA FESTA(空港の売店)やANA PayまたはSmart Code™のロゴマークがあるお店で利用することができます。
以下見出し内、公式サイトより引用。記事作成時点の加入店舗です。
コンビニ
ドラッグストア
スーパー・ホームセンター
家電・本・服飾
百貨店・モール
グルメ
レジャー
空港施設
宿泊施設
その他ショッピング
その他サービス
まとめ
ANA PayはANAの展開する新たなサービスの一つです。2重でポイントを貯められる点はメリットといえます。ただし、支払いとチャージの合計還元率は、一般カードで0.6%、ゴールドで1.1%、プレミアムで1.6%とあまり高還元とは言えない状況です。通常のクレジット支払いよりも、0.1%還元率がアップするといった具合です。
支払い可能な店舗はJCBの展開する「Smart Code」対象店舗で支払いをすることができ、店舗数も随時増加しておりますので、使える場面は多くなりそうです。
現状、日常使いするには使い勝手が悪い点もありますが、新しいサービスなのでこれからの発展に期待しております。
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