1. MileagePlusセゾンカードとは?基本概要
まずは要点(3行で)
- ユナイテッド航空(MileagePlus)直結のマイルが貯まるセゾン発行カード。スターアライアンス各社の特典航空券にも使える。
- 年会費3,300円・家族カードなし・Visa/Mastercard/アメックスの3ブランド。タッチ決済対応。
- 通常1,000円=5マイル、マイルアップメンバーズ加入で最大1.5%(15マイル)まで強化(加算上限あり)。
カードの位置づけと特徴
「MileagePlusセゾンカード」は、クレディセゾンが発行するユナイテッド航空のマイレージプログラム「MileagePlus(マイレージプラス)」に直結したクレジットカードです。貯まるのはセゾン独自ポイントではなくユナイテッド航空のマイルで、ANAを含むスターアライアンス各社の特典航空券や座席アップグレードにそのまま使えます。特典は片道から交換可能、かつ燃料サーチャージ無料という使いやすさも大きな魅力です。
さらにユナイテッドのマイルは原則有効期限なし。アカウントが有効である限り失効しないため、コツコツ貯めて大型特典に狙いを定める戦略とも相性抜群です。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 年会費 | 3,300円(税込) | 家族カードなし。 |
| 国際ブランド | American Express/Visa/Mastercard® | 3ブランドともタッチ決済対応。 |
| 申込条件 | 18歳以上(高校生可)・電話連絡可能 | 申込時にMileagePlus会員番号が必要。 |
| マイル付与(通常) | 1,000円=5マイル(0.5%相当) | ショッピング利用が対象。 |
| マイルアップメンバーズ | 年会費5,500円(税込) | 登録で最大1.5%(1,000円=15マイル)に強化。加算上限や条件あり。 |
| ユナイテッド航空券購入 | 1,000円=+5ボーナスマイル | 日本語サイト・電話・国内空港窓口での日本円決済が対象(2024/8/11売上データ到着分~)。 |
| 旅行保険 | 海外旅行傷害保険最高3,000万円 | 利用付帯。詳細条件は公式案内参照。 |
| その他の特典 | (アメックス限定)継続サンクス500マイル/年 | 2年目以降、年会費請求の2ヵ月後に付与。 |
ラインアップとMileagePlusの関係
本カードは「一般/ゴールド/プラチナ」の3階層で展開。上位カードほど基本付与率が高く年間上限マイルも拡大します(例:ゴールドは1.5%・年7.5万マイル上限、プラチナは1.5%・年90万マイル上限、上限超過分は1,000円=5マイル換算)。すべてMileagePlus口座に直接付与されるため、貯めたマイルはユナイテッド/スターアライアンスの特典航空券にダイレクトに使えます。
重要:付与条件の改定(2024年10月4日お引き落とし分~)
- 税金・公共料金はプラチナ/ゴールドで1,000円=5マイル、マイルアップメンバーズは対象外に。
- 電子マネー/プリペイドチャージは付与対象外へ拡大(交通系IC、WAON、PayPay等)。
どんな風に使える?(活用イメージ)
- 日常の決済でMileagePlusマイルを直接貯める → ANA含むスターアライアンスの片道特典へ。燃油サーチャージ不要で必要マイルが読みやすい。
- ユナイテッド航空券は+5ボーナスマイルで加速。海外旅行派との相性が◎。
- 家族・友人と最大5名でマイル共有し、ユナイテッド便の航空券に交換する使い方も可能。
3. マイル還元率とポイントプログラム
ざっくりまとめ(30秒)
- 通常は1,000円=5マイル(還元率0.5%)。
- マイルアップメンバーズ加入で1,000円=15マイル(還元率1.5%)まで強化(一般は年45,000マイル上限)。
- ユナイテッド航空券購入時は+5マイル/1,000円のボーナスも加算。
基本の還元率
MileagePlusセゾンカードは、1,000円利用ごとに5マイルがMileagePlus口座へ直接加算されます。還元率にすると0.5%相当で、日常決済や公共料金でも安定的にマイルが貯まる仕組みです。
マイルアップメンバーズで最大1.5%に
年会費11,000円(税込)で加入できる「マイルアップメンバーズ」を利用すると、通常の1,000円=5マイルに+10マイルが上乗せされ、合計15マイル(1.5%還元)に強化されます。
ただし、一般カードは年間45,000マイルまでが上限で、それを超える部分は通常の1,000円=5マイルに戻るため注意が必要です。
ユナイテッド航空券購入で+α
2024年8月以降の決済から、ユナイテッド航空の公式サイト・電話・国内空港窓口で日本円決済した航空券は、通常マイルに加えて1,000円=+5マイルのボーナスが付きます。海外旅行を頻繁にする方にとって、大きな加速ポイントとなります。
マイル有効期限と管理
貯めたマイルはMileagePlus口座に直接加算されます。ユナイテッド航空のマイルは有効期限なしのため、失効を心配せずコツコツ貯められる点が大きなメリットです。
永久不滅ポイントとは別枠
セゾンカードといえば永久不滅ポイントですが、本カードはマイル直接付与型のため、ポイントを経由せずMileagePlusマイルが貯まります。ポイント交換の手間や移行手数料が不要で、ダイレクトにマイルを貯めたい人に最適です。
4. MileagePlusマイルの貯め方
ここがポイント(要点)
- 日常の買い物・固定費の支払いをカード払いにするだけでマイルが積み上がる。
- マイルアップメンバーズ加入で1.5%還元を実現(一般カードは年45,000マイル上限)。
- ユナイテッド航空券購入は通常マイル+ボーナスでダブル獲得。
- セゾンポイントモール経由のネットショッピングでさらに加速。
ショッピング利用でコツコツ貯める
基本の1,000円=5マイル(0.5%)で、日々のスーパー・コンビニ・ドラッグストア・ネット通販などの支払いをすべてカードに集約すれば、毎月数百〜数千マイルを自然に積み上げることができます。固定費(携帯・光熱費・保険料など)もカード払いに切り替えるのが鉄則です。
マイルアップメンバーズで強化
年会費11,000円(税込)で加入可能な「マイルアップメンバーズ」を利用すれば、1,000円=15マイル(1.5%還元)へ大幅強化。旅行や外食が多い方におすすめのオプションです。ただし、一般カードは年間45,000マイルが上限なので、生活決済に集中させると効率よく到達できます。
ユナイテッド航空・スターアライアンス利用で貯める
MileagePlusセゾンカード最大の魅力は、ユナイテッド航空券購入で追加ボーナスが付く点です。公式サイトや国内空港カウンターで日本円決済をすると、1,000円=+5マイルが加算されます。
また、ユナイテッド航空が属するスターアライアンス加盟航空会社(ANAを含む)の搭乗でもMileagePlusマイルが貯まり、特典航空券の利用に直結できます。ANAマイルと比べて燃油サーチャージが不要なため、特に国際線特典航空券で強さを発揮します。
オンラインショッピング経由でさらに加速
セゾンカード会員専用の「セゾンポイントモール」を経由して楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどで買い物をすると、通常マイル+ショップボーナスが二重取りできます。特定ショップでは1,000円あたり数十マイル相当の加算になる場合もあり、ネット通販の頻度が高い人には必須テクニックです。
公共料金・携帯代・サブスク支払いも対象
電気・ガス・水道・携帯・インターネット・サブスク(NetflixやSpotifyなど)もカード払いに設定可能。毎月自動的にマイルが積み上がるため、固定費をまとめる=実質的に無料で旅行資金を確保する感覚になります。
5. 貯めたマイルの使い道
まずはここを押さえよう
- ユナイテッド航空の特典航空券として世界中の路線で利用可能。
- スターアライアンス加盟航空会社(ANA含む)の特典航空券に交換できる。
- 燃油サーチャージ不要で国際線利用が特に有利。
- 座席アップグレードや提携サービス利用にもマイルを活用できる。
ユナイテッド航空の特典航空券に交換
MileagePlusで貯めたマイルは、まずユナイテッド航空の特典航空券に利用できます。北米・南米・アジア・ヨーロッパなど、ユナイテッドが運航する幅広い路線をマイルでカバー可能。さらに、片道発券が可能なため、往復を別航空会社で組み合わせる柔軟な旅程も実現できます。
スターアライアンス加盟会社(ANA含む)の特典航空券
MileagePlus最大の魅力は、スターアライアンス加盟航空会社の便にもマイルを使えることです。ANAをはじめ、シンガポール航空・タイ国際航空・ルフトハンザドイツ航空など26社以上に対応。ANA国内線特典航空券をユナイテッドマイルで予約することもでき、ANAマイルより少ないマイル数で予約できるケースもあります。
燃油サーチャージ不要で国際線がお得
ユナイテッド航空の特典航空券は燃油サーチャージが不要です。そのため、ANAマイルやJALマイルを利用した場合と比べて数万円単位で安く旅行できるケースがあり、国際線利用において大きなアドバンテージがあります。
座席アップグレードに利用
貯めたマイルは、ユナイテッド航空や一部スターアライアンス航空会社のビジネスクラスやファーストクラスへのアップグレードにも使用可能です。エコノミークラスで購入したチケットを格上げして、少ない現金+マイルで贅沢な空の旅を体験できます。
その他の交換先・利用方法
- ホテル宿泊やレンタカー特典に交換(提携プログラム経由)。
- ユナイテッド航空公式サイト経由で商品購入やギフトカード交換も可能。
- マイルを共有して、家族や友人と一緒に特典旅行を楽しむことも可能。
6. 特典・メリット
ここが魅力(3行まとめ)
- マイル無期限で安心してコツコツ貯められる。
- マイルアップメンバーズ加入で最大1.5%還元(一般カードは年45,000マイル上限)。
- 海外旅行保険・ユナイテッド航空券ボーナス・セゾン優待など付帯特典も充実。
マイルが無期限で失効しない
MileagePlusのマイルは有効期限がないため、口座を維持している限り失効しません。少額決済や毎月の固定費払いを続けるだけで、「いつか使おう」と思ったタイミングで国際線やビジネスクラスに交換可能です。
マイルアップメンバーズで高還元率
通常0.5%(1,000円=5マイル)の還元率は、年会費11,000円(税込)の「マイルアップメンバーズ」に加入することで1.5%(1,000円=15マイル)まで強化されます。特に海外旅行や外食が多い人にとって、効率的に大量マイルを貯められる点は大きな魅力です。
旅行傷害保険が自動付帯
海外旅行傷害保険が最高3,000万円付帯(利用付帯)。旅行代金をカードで支払うと、病気やケガの補償を受けられるため、安心感が高まります。
空港ラウンジ利用(上位カード特典)
一般カードには空港ラウンジ特典はありませんが、ゴールド以上にアップグレードすれば国内主要空港ラウンジ無料が付帯します。MileagePlusをメインで貯める方は、将来的にランクアップを検討するのも一案です。
セゾンカード共通の優待も利用可能
- 西友・リヴィン・サニーで毎月5%オフ(一部ブランドは対象外)
- セゾンポイントモール経由のネット通販でマイル+ボーナス
- 各種セゾン会員限定イベント・優待(ホテル・レジャー・レストラン)
アメックス限定「継続サンクス」
国際ブランドをアメリカン・エキスプレスにした場合、継続特典として毎年500マイルが自動付与されます(年会費請求の2ヵ月後に反映)。
7. デメリット・注意点
ここは気をつけたい(3行まとめ)
- 通常還元率は0.5%と低め。マイルアップメンバーズ加入で改善できるが、追加年会費が発生。
- 年会費3,300円に対して、特典はシンプルで国内利用メインの人には物足りない。
- 電子マネー・プリペイドチャージはマイル付与対象外で、決済の自由度に制限あり。
年会費と実際のコスト負担
一般カードの年会費は3,300円(税込)。家族カードの発行がなく、追加カードを発行して家族でマイルを集約する使い方ができない点は不便です。日常使いで年会費を上回る価値を得るには、旅行や航空券購入で活用する意識が必要です。
マイル還元率が低め
基本還元率は0.5%(1,000円=5マイル)と、ANAカードやJALカードの一般的な水準(0.5~1.0%)と比べても低めです。マイルアップメンバーズに加入すれば1.5%まで強化可能ですが、年会費11,000円(税込)がかかるため、コストとバランスを見極める必要があります。
電子マネー・公共料金などの制限
2024年10月以降、電子マネーやプリペイドカードへのチャージはマイル付与対象外となりました(例:交通系IC、PayPay、WAONなど)。また、公共料金や税金の支払いは1,000円=5マイルに制限され、マイルアップメンバーズの加算対象外となっている点にも注意が必要です。
国内利用メインの人には不向き?
ユナイテッド航空やスターアライアンスを利用しない人にとっては、マイルの使い道が限られる可能性があります。ANA国内線特典航空券に使えるとはいえ、ANAカードを持っていた方が利便性が高いケースも多いです。
8. 他カードとの比較
比較ポイント(3行まとめ)
- ANAカード:国内線・ANA便に強く、マイル還元効率も安定。
- JALカード:国内線派に人気。イオン・ファミマなど生活圏での特典が多い。
- デルタスカイマイルカード:有効期限なしのマイル。上級会員資格を狙える特徴。
- セゾンゴールド・アメックス:西友割引や旅行特典など生活優待重視型。
ANAカードとの比較
ANAカードは国内線の利便性が高く、特典航空券の必要マイル数もANA独自のルールで設定されています。MileagePlusセゾンカードと違い、マイル移行手数料が必要なケースがある点は注意。一方で、ANA便に乗る頻度が高い人にはキャンペーンや上級会員制度(SFC)との相性がよく、使いやすさで優位に立ちます。
JALカードとの比較
JALカードはJALマイルを直接貯められる点でANAカードと同様の利便性があります。特にイオンやファミマなど日常生活での特典が多く、国内利用派に支持されています。一方、MileagePlusセゾンカードは国際線やスターアライアンス利用を前提とした設計のため、旅行のスタイルによって使い分けが重要です。
デルタ スカイマイルカードとの比較
デルタ航空のマイルも有効期限がなく、さらにカード利用で上級会員資格(シルバーメダリオン)が付与されるのが大きな特徴です。MileagePlusセゾンカードと同様に国際線に強いですが、提携ネットワークの範囲や利用可能な路線が異なるため、どの航空会社を多く利用するかで選ぶとよいでしょう。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードとの比較
同じセゾン発行でもセゾンゴールド・アメックスは旅行・生活優待に強みがあります。西友での5%オフ特典や、海外旅行保険・プライオリティ・パス対応などライフスタイル全般を支えるカード。MileagePlusセゾンカードはマイル直結型に特化しており、純粋に航空マイルを貯めたい人向けと言えます。
| カード名 | 強み | 弱み | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| ANAカード | 国内線特典・ANA便利用時の効率 | マイル移行手数料がかかる場合あり | 国内線+ANA利用が多い人 |
| JALカード | 生活圏優待(イオン・ファミマなど) | 国際線の燃油サーチャージ負担あり | 国内旅行・JAL利用が中心の人 |
| デルタスカイマイルカード | マイル有効期限なし・上級会員資格付与 | スターアライアンス非対応 | デルタ・スカイチームを利用する人 |
| セゾンゴールド・アメックス | 旅行・生活優待が充実 | マイル特化ではない | 生活全般+旅行を楽しみたい人 |
| MileagePlusセゾンカード | マイルが無期限・スターアライアンス対応 | 基本還元率0.5%と低め | 海外旅行派・ユナイテッド便利用者 |
9. MileagePlusセゾンゴールドカードとの違い
要点3行まとめ
- 年会費:一般3,300円/ゴールド22,000円。ゴールドは保険・ラウンジ特典が充実。
- マイル還元率:一般0.5%~1.5%/ゴールド1.0%~1.5%で、ゴールドの方がベース還元が高い。
- 年間加算上限:一般45,000マイル/ゴールド75,000マイル。多く使う人はゴールドが有利。
年会費・基本スペックの違い
一般カードの年会費は3,300円(税込)ですが、ゴールドは22,000円(税込)と約7倍。家族カードはゴールドなら発行可能で、夫婦や家族でマイルを貯めたい人に適しています。
マイル付与率の違い
MileagePlusセゾン一般カードは1,000円=5マイル(0.5%)からスタートですが、ゴールドは1,000円=10マイル(1.0%)と倍の還元率。さらに、マイルアップメンバーズに加入すると両者とも1,000円=15マイル(1.5%)まで上がります。
年間加算上限の違い
一般カードはマイルアップメンバーズの年間上限が45,000マイルですが、ゴールドは75,000マイルまで対象。年間の利用額が大きい人や出張・旅行が多い人は、ゴールドの方がマイルの取りこぼしが少なく効率的です。
付帯特典の違い
- 旅行保険:一般は海外最高3,000万円/ゴールドは最高5,000万円と補償が強化。
- 空港ラウンジ:ゴールドは国内主要空港ラウンジが無料利用可能。
- ボーナスマイル:ゴールドは継続時に1,500マイル(一般はアメックス限定500マイル)。
どちらを選ぶべきか?
一般カードは「低コストでユナイテッド航空マイルを貯めたい人」向け。年会費を抑えつつ、海外旅行が年1~2回程度なら十分活用できます。
一方ゴールドカードは「年100万円以上の利用がある人」「出張や海外旅行が多い人」向け。ラウンジ・保険・ボーナスマイルを総合すると、利用頻度が高い人にはゴールドの方が年会費以上のリターンを得やすいです。
| 項目 | 一般カード | ゴールドカード |
|---|---|---|
| 年会費 | 3,300円 | 22,000円 |
| 家族カード | なし | あり |
| 還元率 | 0.5%(~1.5%) | 1.0%(~1.5%) |
| マイル上限 | 45,000マイル/年 | 75,000マイル/年 |
| 海外旅行保険 | 最高3,000万円 | 最高5,000万円 |
| 空港ラウンジ | なし | 国内主要空港で無料 |
| 継続ボーナス | アメックス限定500マイル | 1,500マイル |
10. どんな人におすすめ?
要点(3行で)
- ユナイテッド航空・スターアライアンス便をよく利用する人に最適。
- マイルを無期限でコツコツ貯めたい人におすすめ。
- 海外旅行派・国際線利用が多い人は燃油サーチャージ不要の特典航空券で大きなメリット。
ユナイテッド航空やスターアライアンスをよく利用する人
MileagePlusセゾンカードはユナイテッド航空のマイルを直接貯められる点が最大の特徴です。スターアライアンス加盟航空会社(ANA・シンガポール航空・ルフトハンザなど)を頻繁に利用する人は、ANAカードよりも必要マイル数が少なく済むケースがあり、効率的に旅行できます。
海外旅行好き・国際線利用が多い人
特典航空券に燃油サーチャージが不要なため、特に長距離国際線ではJALやANAマイルよりもコストを抑えて旅が可能です。ハワイ・アメリカ本土・ヨーロッパ方面などに定期的に行く人には、大きな節約効果を発揮します。
マイルを無期限でコツコツ貯めたい人
MileagePlusマイルは有効期限がないため、旅行の頻度が少ない人でも安心して貯められます。「数年後にビジネスクラスで海外旅行をしたい」と考えている人にとって、失効リスクを気にせず計画できるのは大きな利点です。
セゾンカードの特典も活用したい人
西友やリヴィン・サニーでの5%オフや、セゾンポイントモール経由のショッピングなど、セゾン会員限定の優待も利用可能です。日常生活での割引や優待も重視したい人には、マイル+生活メリットを両立できる1枚です。
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 海外旅行派 | ★★★★★ | 燃油サーチャージ不要・国際線特典でお得。 |
| スターアライアンス利用者 | ★★★★★ | ANA含む提携26社以上の便で使える。 |
| 国内旅行派 | ★★★☆☆ | ANA国内線でも使えるが、ANAカードの方が利便性は高い。 |
| マイルを少しずつ貯めたい人 | ★★★★☆ | 有効期限なしで数年計画の特典旅行が可能。 |
| セゾン特典を重視する人 | ★★★☆☆ | 西友割引など生活優待も併用できる。 |
11. 口コミ・評判
実際の利用者の声(3行まとめ)
- 「マイルが貯まりやすい」と国際線利用者から高評価。
- 「国内利用だとやや使いにくい」との声もあり、国内派には物足りない。
- 「無期限で安心して貯められる」ことが長期派ユーザーに支持されている。
高評価ポイント
- マイルが無期限 → 「少額利用でも焦らずコツコツ貯められるのがいい」。
- 国際線でのお得感 → 「燃油サーチャージ不要でヨーロッパ旅行が格安になった」。
- スターアライアンス全体で使える → 「ANAマイルより使い勝手が広い」との声。
不満点・改善希望
- 還元率0.5%の低さ → 「日常使いだとANAカードやJALカードの方が効率的」。
- 国内線利用の弱さ → 「国内旅行メインだとANAカードの方が便利」。
- 電子マネー・税金支払いが対象外 → 「PayPayやSuicaでポイントが付かないのは残念」。
中立的な意見
「ユナイテッド航空や海外旅行に強いが、国内派には合わない」という意見が多く見られます。つまり、利用スタイルによって評価が大きく分かれるカードです。
| 評価カテゴリ | 口コミ傾向 | 具体的な声 |
|---|---|---|
| マイルの貯まりやすさ | 高評価 | 「還元率は低いけど、無期限なのが最高」 |
| 国際線での使いやすさ | 高評価 | 「サーチャージ不要でコストを抑えられる」 |
| 国内旅行での利便性 | 低評価 | 「ANAカードの方が取りやすい」 |
| 付帯特典 | 中評価 | 「一般カードだと物足りない。ゴールド以上で真価を発揮」 |
12. 申し込み方法・審査基準
申込・審査の要点(3行)
- 申込条件:18歳以上(高校生可)、電話連絡可能であること。
- MileagePlus会員番号が必須。未登録ならカード申込前に会員登録を。
- オンライン申込後、最短数日でカード発行。セゾンの審査は比較的柔軟と評判。
申込条件
MileagePlusセゾンカードは、18歳以上(高校生可)で電話連絡が可能な方なら申し込み可能です。学生や専業主婦でも、安定した収入が家族にあれば審査通過の可能性は十分あります。
なお、申込にはMileagePlus会員番号が必須です。まだ持っていない場合は、ユナイテッド航空公式サイトから無料登録してからカード申込に進みましょう。
審査の目安
発行会社はクレディセゾンで、同社の他カード(セゾンパール・セゾンブルーなど)と同様に審査は比較的柔軟とされています。過去に延滞がなく、安定収入または扶養環境があれば、クレジットカード初心者でも発行されやすいといえます。
発行までの期間
オンラインで申込後、通常最短3営業日程度で審査結果が出て、1週間前後でカードが自宅に届きます。旅行や出張に間に合わせたい場合は、早めの申込がおすすめです。
申込手順
- ユナイテッド航空 MileagePlus会員番号を取得(公式サイトで無料登録)。
- セゾンカード公式サイトの申込フォームにアクセス。
- 氏名・住所・勤務先などを入力。
- 本人確認書類・口座情報を登録。
- 審査完了後、カード発送 → 受取。
13. よくある質問(FAQ)
読者の疑問TOP3
- マイルの有効期限は本当に無期限?
- 家族カードやETCカードでもマイルは貯まる?
- ゴールドカードへ切り替えはできる?
Q1. マイルの有効期限は本当に無期限ですか?
はい。MileagePlusセゾンカードで貯まるユナイテッド航空MileagePlusマイルは有効期限がありません。口座がアクティブである限り失効しないため、数年かけてコツコツ貯めたい方にも安心です。
Q2. 家族カードでもマイルは貯まりますか?
一般カードには家族カードの設定がありません。そのため、家族で利用したい場合はそれぞれがMileagePlusセゾンカードを発行し、MileagePlus口座にマイルを貯める必要があります。ゴールド以上なら家族カードが発行可能です。
Q3. ETCカードは発行できますか?
はい。セゾンカードとしてETCカードの追加発行が可能で、年会費・発行手数料とも無料です。高速道路利用分も通常と同様にマイル付与対象となります。
Q4. ゴールドカードに切り替えることはできますか?
可能です。利用実績や審査に応じて、MileagePlusセゾンゴールドカードへ切り替えができます。ゴールドにすることでマイル付与率(1%~1.5%)や特典(空港ラウンジ・保険補償など)が拡充されます。
Q5. 電子マネーや税金の支払いでもマイルは貯まりますか?
2024年以降のルール変更により、電子マネー・プリペイドカードチャージは付与対象外となっています。また公共料金や税金の支払いはマイルアップメンバーズ加算対象外で、通常の1,000円=5マイルのみの付与です。
Q6. 審査は厳しいですか?
発行会社はクレディセゾンで、比較的柔軟な審査基準と言われています。安定収入がある社会人はもちろん、専業主婦や学生でも発行可能な事例があります。ただし、過去の延滞や信用情報に問題があると審査落ちの可能性があります。
14. まとめ|MileagePlusセゾンカードは海外派におすすめ!
記事の結論(3行)
- ユナイテッド航空・スターアライアンスをよく利用する海外旅行派に特におすすめ。
- マイルが無期限&燃油サーチャージ不要で、国際線特典航空券に強みあり。
- 国内旅行中心ならANA/JALカードの方が使いやすい可能性も。
メリット総括
- マイルが無期限 → 長期計画でビジネスクラスやファーストクラスを狙える。
- マイルアップメンバーズで高還元率 → 最大1.5%の効率的な貯め方が可能。
- 燃油サーチャージ不要 → 国際線特典で大きな節約効果。
- スターアライアンス全26社以上に使える → ANA含む世界的ネットワークを活用できる。
デメリット総括
- 基本還元率0.5%は他社カードより低め。
- 電子マネー・税金支払いは対象外で、決済の自由度に制限あり。
- 国内旅行中心ならANA/JALカードの方が利便性が高いケースも。
おすすめの利用シーン
| 利用スタイル | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 海外旅行派 | ★★★★★ | 燃油サーチャージ不要&スターアライアンス特典で大幅節約。 |
| ANA/JAL国内線派 | ★★☆☆☆ | ANAカードやJALカードの方が利便性が高い。 |
| 長期計画でマイル貯蓄 | ★★★★★ | 無期限マイルで5年後・10年後のビジネスクラス狙いが可能。 |
| 家族で利用 | ★★★☆☆ | 一般は家族カードなし。ゴールド以上なら対応可。 |
MileagePlusセゾンカードは、海外旅行をお得に楽しみたい人にとって心強い1枚です。
「マイルが無期限」「燃油サーチャージ不要」「スターアライアンス特典に使える」など、他の航空系カードにはない魅力があります。
一方で、国内線利用がメインならANA/JALカードの方が向いている場合もあるため、自分の旅行スタイルに合わせて選択することが重要です。


